- 45歳の男性。前胸部と腹部との皮疹を主訴に来院した。10数年前に皮疹の出現に気付いた。皮膚の外傷後に増加する。躯幹の皮疹の写真を以下に示す。
- a. 掻痒を伴う。
- b. 良性である。
- c. 膠原綿維が増殖する。
- d. 難治性である。
- e. 単純切除術が有効である。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 23歳の女性。全身の皮疹を主訴に来院した。気管支炎のため3日前からペニシリン系抗菌薬を内服したところ、昨日から軽い掻痒を伴う発疹が全身に出現し持続している。数年前に抗菌薬の内服で薬疹が出たことがある。体温37.5℃。圧迫により退色する粟粒大の紅斑を全身性に認める。血液所見:赤血球390万、Hb12.3g/dl、白血球8,600(好酸球12%)。血清生化学所見:AST96単位(基準40以下)、ALT103単位(基準35以下)。CRP3.5mg/dl(基準0.3以下)。
- a. 服用中の抗菌薬を中止する。
- b. 抗ヒスタミン薬を投与する。
- c. 副腎皮質ステロイド薬を経口投与する。
- d. 肝庇護薬を投与する。
- e. 他のペニシリン系抗菌薬に変更する。
[正答]
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- 14歳の女子。無月経を主訴に来院した。8か月前に自分は太っていると思い、食事制限と過剰な運動とを開始した。また時々嘔吐を自己誘発している。初経は12歳で、4か月前から月経はない。身長151cm、体重34kg。体温35.8℃。脈拍44/分、整。血圧84/54mmHg。血液所見:赤血球424万、Hb13.2g/dl、白血球2,600、血小板21万。血清生化学所見:総蛋白5.9g/dl、アルブミン3.7g/dl、AST114単位(基準40以下)、ALT294単位(基準35以下)、総コレステロール239mg/dl、Na142mEq/l、K4.0mEq/l、Cl106mEq/l、T4 4.0μg/dl(基準5~12)。
- この疾患でみられるのはどれか。
[正答]
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