- 24歳の男性。朝から悪心・嘔吐と心窩部痛とがあったが、夕方になり発熱し、右下腹部が痛くなったので来院した。体温37.6℃。脈拍92/分、整。呼吸、血圧に異常はない。白血球13,400(好中球86%)。炎症の壁側腹膜への波及を示唆するのはどれか。
- a. 腸雑音亢進
- b. 心窩部圧痛
- c. 左側腹部圧迫による疼痛増強
- d. 右下腹部触診時の反射的筋緊張
- e. 右背部叩打痛
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 48歳の女性。昨日からの激しい心窩部痛、悪心・嘔吐および発熱のため来院した。身長158cm、体重66kg。体温38.5℃。眼球結膜に黄染はない。右季肋部にBlumberg徴候を認める。尿所見:濃褐色、蛋白(-)、ウロビリノゲン1+、ビリルビン1+、沈液に赤血球0/1視野、白血球2~3/1視野。血液所見:赤血球480万、Hb15.0g/dl、Ht41%、白血球13,500(桿状核好中球11%、分葉核好中球68%、好酸球2%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球13%)。血清生化学所見:総ビリルビン1.5mg/dl、直接ビリルビン1.0mg/dl、AST46単位(基準40以下)、ALT41単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ290単位(基準260以下)、アミラーゼ180単位(基準37~160)。
[正答]
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[★]
- 60歳の男性。生来健康であったが、健康診査で尿の異常を指摘され来院した。高倍率の尿沈渣検鏡写真を以下に示す。矢印が示すのはどれか。
[正答]
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