- 52歳の男性。ロ渇、多飲および多尿を主訴に来院した。父、姉および父方叔父に糖尿病がある,5年前に健康診断で高血糖を指摘されたが放置している,最近運動不足気味で、外食することが多い。身長170 cm、体重82kg。血圧132/78mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖2+。血清生化学所見:空腹時血糖192 mg/dl、HbA1c8.8%(基準4.3~5.8)、総蛋白6.8 g/dl、アルブミン4.6 g/dl、尿素窒素12 mg/dl。この疾患で正しいのはどれか。
- a. 発症には自己免疫機序が関与する。
- b. HLAとの関連が認められる。
- c. ケトアシドーシスを起こしやすい。
- d. インスリン注射療法の絶対適応である。
- e. 生活習慣の是正が有効である。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 46歳の男性。昨夕からの右足母趾の基部の激しい痛み、発赤および腫脹を主訴に来院した。3か月前の健康診断では尿糖(-)、尿蛋白(-)、空腹時血糖118mg/dl、総コレステロール208 mg/dl、尿素窒素17 mg/dl、尿酸9.8 mg/dl であった。この患者にまず行うべき治療はどれか。
- a. 副腎皮質ステロイド薬の経口投与
- b. 非ステロイド性抗炎症薬の経口投与
- c. アロプリノールの経口投与
- d. 経口血糖降下薬の投与
- e. 局所麻酔薬の関節内注射
[正答]
※国試ナビ4※ [096D051]←[国試_096]→[096D053]
[★]
- 40歳の男性。四肢と頚部との筋力低下を主訴に来院した。以前から拡張期高血圧を指摘されていたが、自覚症状がないため放置していた。血圧140/98 mmHg。血清生化学所見:Na142mEq/l、K2.3 mEq/l、Cl 102 mEq/l。血漿レニン活性(PRA)0.1ng/ml/時間以下(基準1.2~2.5)。この患者の診断で否定できるのはどれか。
[正答]
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