- 58歳の男性。頑固な不眠と日中の眠気とを主訴に妻に伴われて来院した。2年前から熟睡感がないと訴えるようになり、日中の疲労感が強く、よく居眠りをするようになった。職場でも仕事の能率低下に気付かれている。妻によると、2年前から夜間のいぴきがひどく、時々、呼吸が止まった状態になるとのことであった。身長160cm、体重90kg。咽頭には異常がない。抑うつ気分や不安を認めない。夜間の睡眠ポリグラフを以下に示す。
- a. イミプラミン投与
- b. ベンゾジアゼピン系薬投与
- c. メチルフェニデート投与
- d. 持続的気道陽圧法
- e. 軟口蓋の外科手術
[正答]
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- 8歳の男児。コミュニケーションがうまくとれないことを主訴に母親に伴われて来院した。乳幼児期の運動発達は良好であったが、乳児のときからあやされて喜んだりすることがなく、6歳まで言葉がなかった。最近は日常会話はなんとか可能だが、相手の話しかけに対するおうむ返し(反響言語)が目立ち、会話が成立しがたい。そのため、友達がつくれずに孤立している。興味や関心の対象が限られ、それに頑固に執着する傾向があり、決まった遊びをいつまでも繰り返したりする。生活上に変化が生じると不安がって大騒ぎとなる。児童相談所で行った知能検査でIQは59であった。この患児で考えられるのはどれか。
[正答]
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- 27歳の男性。物事を何度も確認しないと安心できないと訴えて来院した。高校時代に字を書いても計算をしても、間違いの有無を調べ続けるようになった。その後、さらに対象が広がり、鍵やガス栓の点検を何度も繰り返すようになった。このため何事にも時間がかかり、本人も疲れ、職場にも毎日遅刻するようになった。治療を強く希望している。適切でない治療はどれか。
[正答]
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