針刺し事故
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/12 02:08:42」(JST)
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この項目では、手芸用品について説明しています。医療事故については「リキャップ」、「誤治」をご覧ください。 |
針刺し(はりさし)は、手芸で使用する針を置いておくための台。ピンクッション (pincushion)・針立て・針山などとも呼ばれる。 綿をつめた布でできており、縫い針やまち針を刺せるようになっている。 全体が布でできているもの、布でできたものをバンドに縫い付け、手首に装着できるようにしているもの、 針を刺す部分のみを布でつくり、陶器や缶などに貼り付けたインテリア性の高いものなどがある。
綿の代わりに人毛やゴマなどの油分をもつものを入れておくと、針が錆びないといわれている。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 安全器材導入のコツと院内啓発 (ICTレベルアップ特集 針刺しリスクゼロを目指そう!)
- 李 宗子
- Infection control : The Japanese journal of infection control 23(8), 823-827, 2014-08
- NAID 40020177532
- 職業感染一次予防活動のための指標とシステム (ICTレベルアップ特集 針刺しリスクゼロを目指そう!)
- 木戸内 清
- Infection control : The Japanese journal of infection control 23(8), 820-822, 2014-08
- NAID 40020177522
- 血液媒介病原体の対応に関する最新情報 : 曝露後対策ワクチン対策,CDCの改定ガイドライン紹介 (ICTレベルアップ特集 針刺しリスクゼロを目指そう!)
- 貫井 陽子,森屋 恭爾
- Infection control : The Japanese journal of infection control 23(8), 816-819, 2014-08
- NAID 40020177513
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- 針刺し切創、及び血液・体液曝露予防対策研究 ... 全般的事項 血液媒介病原体への感染リスクや病院事業に与えるリスクについて理解し、スタッフに周知します。
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- 関
- needle-stick、needle-stick injury、needlestick injury
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- 関
- needle-stick injury、needlestick、needlestick injury
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- 英
- needle-stick injury, needle stick injury, needle stick accident
針刺し事故の対処
- 針刺しをした場合はすぐに大量の流水で血を絞り出すようにして傷口をよく洗い流し、つぎに消毒薬で消毒する。創傷面はポビドンヨードで消毒する。
- 2. 既往歴・ワクチン歴の問診
- 3. ワクチンの接種、γグロブリン製剤・抗ウイルス薬の投与
針さし・切創対策
病原体
|
感染率(1)
|
感染率(2)
|
感染率(3)
|
HBV
|
20-40%
|
30%
|
約30%
|
HCV
|
1.2-10%
|
<5%
|
3.5~5.0%
|
HIV
|
0.1~0.4%
|
0.3%
|
0.3~0.4%
|
- 1:院内感染予防対策ハンドブック--厚生省保健医療局監修
- 2:不明
- 3:SUB12.304
病原体別
B型肝炎ウイルス
- 事故者の抗原、抗体(HBs抗体(-))が陰性の場合、48時間以内の早い時期に抗HBsヒト免疫グロブリンを接種する。そしてHBワクチンを接種する。
C型肝炎ウイルス
- 肝機能のモニタリングを継続し、発症した段階で治療を行う。
HIV
- 事故後、なるべく早期(2時間以内)に抗HIV薬の予防内服を開始。4週間予防内服する。
参考
- 1. 針刺し事故の予防と対策 飯野四郎 日医雑誌第127巻・第3号/平成14(2002)年2月1日
- http://www.med.or.jp/anzen/innai/harisasi.pdf
- http://www.city.hiroshima.med.or.jp/hma/archive/needle.pdf
国試