- 英
- drunkenness
- 関
- アルコール中毒
- 複雑酩酊:通常の酩酊に比較してその程度が量的に異なるもの。飲酒時および飲酒後の興奮が著しく強く、長い。その行為は、状況からある程度了解可能。(医学大辞典)
- 病的酩酊:通常の酩酊に比してその程度が質的に異なるもの。突発的な意識障害、失見当識、被害・関係妄想、精神運動興奮、苦悶、刺激性などを生ずる。(医学大辞典)
WordNet
- a temporary state resulting from excessive consumption of alcohol (同)inebriation, inebriety, intoxication, tipsiness, insobriety
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/09/15 11:18:42」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2012年2月) |
酔っ払い(よっぱらい)とは、エタノール含有飲料(日本酒、ビール、焼酎などのアルコール飲料。以下、酒とする)を飲み、酩酊状態にある人をさす。
酔いそのものの説明は酔いの項目を参照。
以下、特に断り書きがない限り日本での事例について述べる。
目次
- 1 概要
- 2 特徴
- 3 季節性
- 4 迷惑行為
- 5 法律との関係
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
|
概要
酔っ払いは他者への迷惑行為、嘔吐などを起こす可能性が高いため、嫌われることが多い。また、ストレス発散の手段としても酒は広く使われる。
特徴
酔っ払いの特徴として主なものを以下に挙げる。
- 判断力の低下
- 運動能力の低下
- 理性や自制心の低下
- 記憶力の低下
また、酔うと水分を欲するようになる(脱水症状)。これは血液の浸透圧が変化することによる。
季節性
日本には風習としてアルコールを摂取する機会が増える時期があり、それにともないある時期になると酔っ払いが増える傾向にある。主な風習及びその時期は以下の通り。
- 卒業、入学、入社のシーズン(3 - 4月)
- 花見のシーズン(4月)
- 忘年会、新年会のシーズン(12 - 1月)
- 人事異動のシーズン(4月、10月など)
迷惑行為
酔っ払いのさまざまな迷惑行為は、アルコールハラスメントと呼ばれる。酔って暴言を吐く、他者に威圧的行為を働く、絡むなど。介助しようと体に触れた人にいきなり暴力を振るうこともあるし、体に触れたことに対し言いがかりをつけることもある。前記の通り理性が低下していることが原因である。
「目覚めたら警察署にいた」という酔っ払いもいる。一般には「留置場に入れられる」と思われているが、警察官が酔っ払いを保護する場所は留置場ではなく保護室という部屋である(ただし、酔って犯罪を行い逮捕された場合は当然、留置場に入れられる)。留置場の項目を参照。
対応時の注意点
相手が足元がふらついているような酔っ払いの場合、対応する側も油断しがちであるが相手を侮ってはいけない。普通に会話をしていたと思ったらいきなり殴りかかってくる場合もある。対応する場合、間合いを取って相手に近づき過ぎないこと。また、自分の手を体の後ろに回したりといった無防備な体勢は取らないようにする。危険性を考慮し複数で対応するべきである。
法律との関係
|
この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。ご自身が現実に遭遇した事件については法律関連の専門家にご相談ください。免責事項もお読みください。 |
- 一気飲み
- 飲み会で一気飲みを強要して相手が急性アルコール中毒になった場合、また死なせてしまった場合には、強要罪、過失傷害罪などにより、刑事罰を科せられる場合がある。そのため近年では客の一気飲みを禁止している飲食店などもある。詳細は「急性アルコール中毒」項の「法律」節を参照。
- 飲酒運転
- 飲酒運転は道路交通法により禁止されており、違反した場合には自動車運転免許の違反点数の加算や刑事罰等が科せられる。また、車を運転するとわかっている相手に飲酒を勧めた場合、共犯として刑事罰を科せられる場合がある。
- 未成年者の飲酒
- 未成年者飲酒禁止法第1条第1項により禁止されている。これは飲酒が未成年者の身体の発達の妨げになったり、脳の萎縮などの障害が出るのを防ぐ為である。飲酒の年齢制限は様々な国に存在するが、国によってばらつきがあるため、若年者が日本国外で飲酒する際は注意が必要である。
関連項目
- 酔い
- 二日酔い
- 宴会
- アルコールハラスメント
- 中毒
- 急性中毒 - 急性アルコール中毒
- 慢性中毒 - アルコール依存症
- 飲酒運転・交通事故
- 帰って来たヨッパライ
外部リンク
- 酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(よっぱらい防止法)
Japanese Journal
- 最高裁 時の判例 刑事 1.刑法(平成19年法律第54号による改正前のもの)208条の2第1項前段にいう「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態」の意義 2.飲酒酩酊状態にあった被告人が直進道路において高速で自動車を運転中,先行車両に追突し,死傷の結果を生じさせた事案につき,被告人はアルコールの影響により前方を注視してそこにある危険を的確に把握して対処することができない状態にあったとして,危険運転致死傷罪が成立するとされた事例[最高裁平成23.10.31第三小法廷決定]
- 飲酒酩酊状態にあった被告人が直進道路において高速で自動車を運転中、先行車両に追突し、幼児3名を死亡させ、さらにその両親に傷害を追わせた事案につき、被告人はアルコールの影響により前方を注視してそこにある危険を的確に把握して対処することができない状態にあったとして、危険運転致死傷罪が成立するとされた事例[最高裁判所平成23.10.31第三小法廷決定]
- 青年警察官の執行力向上を目指して 交番勤務 立花巡査の一日(第37回)泥酔者・酩酊者の保護
Related Links
- 「酩酊」とは - 一般的に酔っ払いと状態のことを指す。 飲酒により人間精神の変質をも たらされた結果。 それは、快感の存在と、ある低下した意識状態、この二つの結合の ことをいう。 第一の杯は健康、 第二は喜び、 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- alcoholism、alcohol abuse、alcohol intoxication、alcohol addiction、alcoholic intoxication、alcohol poisoning
- 関
- アルコール依存症、アルコール症、酩酊、アルコール嗜癖、アルコール依存、アルコール乱用
[★]
- 英
- pathological drunkenness
- 関
- 酩酊、異常酩酊
[★]
- 関
- alcoholic intoxication
[★]
- 英
- idiosyncratic intoxication
-
-
[★]
- 英
- ordinary drunkenness
- 同
- 尋常酩酊