筋性動脈
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筋型動脈(きんがたどうみゃく、英:muscular artery)とは中膜において平滑筋細胞が発達している動脈。固有の解剖学名を持つ動脈の大部分とその分枝が筋型動脈に分類される。内膜の最外層には中膜と境界をなす内弾性膜が存在する。中膜の平滑筋細胞は収縮により動脈の内径を変化させ、分布領域の要求に応じた血液供給を行う。
関連項目
参考文献
- 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 東 洋昭,村上 隆之
- 動物の循環器 = Advances in animal cardiology 40(2), 58-66, 2007-12-01
- … 近位部は組織学的に筋型動脈、遠位部は弾性型動脈の構造を示していた。 …
- NAID 10019916023
- イヌ筋型動脈の脂質代謝障害と粥状硬化症 : 臨床病理学的,病理組織学的,免疫組織化学的ならびに超微形態学的研究
- 筋型動脈における中膜石灰化完成への微細構造変化とその臨床的意義
Related Links
- 動脈について述べよ 動脈の機能的、形態的特徴は中膜にあり、弾性型と筋型に分類される。 動脈は径の大きさからは大動脈、中等大動脈、小動脈に分類されるが、 大動脈は弾性型、中等大以下の動脈は筋型と考えられる。
- 全身の血圧や血流を調整する動脈 心臓から押し出された血液は、動脈を通ってからだのすみずみの毛細血管にまで送られます。動脈は心臓に続く太い大動脈としてはじまり、つぎつぎに枝分かれして、毛細血管の直前では髪の毛よりも細い ...
- 中程度の動脈は筋型動脈と呼ばれます。筋型動脈は中膜の平滑筋層の発達がよく、弾性線維は弾性型動脈と比較して非常に少なくなっています。内膜側に内弾性板(int)、外膜よりに外弾性板(ext)が観察されます。中膜の平滑筋の発達 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- muscular artery
- 同
- 筋型動脈
- 関
- 血管、弾性血管(=弾性動脈)、動脈
組織学
- 中膜に平滑筋が発達
- 分布:器官内部に分布する
- 機能:平滑筋の収縮によって血流の分布を調節。全身の血圧を維持。
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈