- 英
- [[]]
- 同
- active site
- 関
- [[]]
- 同
- active site
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/04/26 22:45:59」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2011年4月) |
分子生物学における活性部位(かっせいぶい、英: active site)は、基質が結合し化学反応が進む酵素の部位のことである。多くの酵素はタンパク質からできているが、リボザイムと呼ばれるリボ核酸でできた酵素も存在する。酵素の活性部位は、基質の認識に関わるアミノ酸(又は核酸)が並んだ溝又はポケットで見られる。触媒反応に直接関わる残基は、活性部位残基と呼ばれる。
目次
- 1 結合機構
- 2 化学
- 3 関連項目
- 4 外部リンク
結合機構
酵素の作用機構には、「鍵と鍵穴モデル」と「誘導適合モデル」の2つのモデルが提案されている。鍵と鍵穴モデルは、活性部位は特定の基質と完全にぴったり合うものであり、一度基質が酵素に結合するとそれ以上の修正は必要ないという最も簡便なモデルである。誘導適合モデルは、鍵と鍵穴モデルを発展させたもので、活性部位はより柔軟であり、活性部位でのある残基の存在によって正しい基質が配置され、基質が結合した後に構造変化が起こると考えるものである。
化学
基質は水素結合、疎水結合、ファンデルワールス力等によって酵素の活性部位と結合する。活性部位の残基はプロトンや基質のその他の官能基のドナーやアクセプターとして働く。言い換えると、活性部位は反応の活性化エネルギーに応じて反応機構を変える。生成物は立体障害により活性部位では不安定となるために放出され、酵素は当初の非結合状態に戻る。
関連項目
外部リンク
- Catalytic Site Atlas (CSA) — hosted by EMBL-EBI
タンパク質:酵素 |
|
トピックス |
- 活性部位
- アロステリック効果
- 結合部位
- 触媒三残基
- 補酵素
- 補因子
- 共同性
- EC番号
- 酵素反応
- 酵素阻害剤
- 酵素反応速度論
- ミカエリス・メンテン式
|
|
タイプ |
- EC1 酸化還元酵素
- EC2 転移酵素
- EC3 加水分解酵素
- EC4 リアーゼ
- EC5 異性化酵素
- EC6 リガーゼ
|
|
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 29pAA-8 DNA光回復酵素の反応機構と活性部位の構造安定化因子(29pAA 生物物理2,領域12(ソフトマター物理・化学物理・生物物理))
- 佐藤 竜馬,鬼頭-西岡 宏任,河津 励,由良 敬,安藤 耕司,倭 剛久
- 日本物理学会講演概要集 69(1-2), 415, 2014-03-05
- NAID 110009835042
- 一瀬 白帝
- 日本血栓止血学会誌 25(4), 465-474, 2014
- … ンビンで活性化され,フィブリンを架橋結合して安定化する.したがって,その先天性欠損症は重篤な出血症状を呈する.FXIII-A サブユニット(FXIII-A)とFXIII-B サブユニット(FXIII-B)からなり,前者が触媒活性部位を持ち,後者によって安定化される.近年,FXIII が血管新生,感染防御,骨形成,神経再生などにも働いている可能性が示されている.遺伝子クローニングにより構造機能関連のみならず先天性欠損症の分 …
- NAID 130004687762
- Bregman Divergence Regularized Machineによる酵素活性部位予測(一般セッション,事象の監視・検出・解析,安全・安心社会の実現,若手からの情報発信)
- レラトー レイサ,加藤 毅,長野 希美
- 電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 113(346), 61-66, 2013-12-05
- … 酵素に分類されるタンパク質は活性部位と呼ばれる局所的な部位のみによって機能を果たすため,同じ機能を持つ酵素を見つけるために類似の形状を持つ活性部位を探索する必要がある.従来は,ある機能の活性部位を見つけるために,その機能を持つ既知の活性部位における原子間の二乗距離の重みなし平均によって形状の類似性を評価していた.これに対して,本 …
- NAID 110009903829
Related Links
- 大辞林 第三版 - 活性部位の用語解説 - ⇒ 活性中心(ちゆうしん) ... 出典|三省堂 (C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三 ...
- 大辞林 第三版 - 活性中心の用語解説 - 固体触媒の表面にあって,反応物質が触媒作用を受ける特定の部位。また,酵素分子中にあって,基質が結合して触媒作用を受ける特定の部位は活性部位ともいう。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- reactive site
- 関
- 活性部位、結合部位
[★]
- 英
- active center
- 同
- 活性部位 active site
[★]
- 英
- active site
- 関
- 活性部位
[★]
- 英
- exosite
- 関
- エキソサイト
[★]
- 英
- site、locus、loci、location
- 関
- 位置、遺伝子座、サイト、座、座位、場所
[★]
- 英
- activity
- 関
- 活性度、活動性、活量、活動