- 商
- エキザルベ, ポステリザン
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- 【目 的】 エキザルべは古(いにしえ)の昔から使われていて,今なお現役という長寿の薬剤の一つである。成分は混合死菌浮遊液とハイドロコルチゾンで,混合死菌の成分は大腸菌死菌,ブドウ球菌死菌,レンサ球菌死菌 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
強力ポステリザン(軟膏)
組成
成分・含量(1g中)
- 大腸菌死菌浮遊液:0.163mL
(大腸菌死菌 約2.59億個含有)
日局ヒドロコルチゾン:2.5mg
添加物
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- 局所に結核性、化膿性感染症又はウイルス性疾患のある患者〔本剤に含まれるヒドロコルチゾンは結核性、化膿性感染症又はウイルス性疾患を悪化させるおそれがある〕
- 局所に真菌症(カンジダ症、白癬等)のある患者〔本剤に含まれるヒドロコルチゾンは真菌症(カンジダ症、白癬等)を悪化させるおそれがある〕
- 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- ヒドロコルチゾンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 痔核・裂肛の症状(出血、疼痛、腫脹、痒感)の緩解、肛門部手術創、肛門周囲の湿疹・皮膚炎、軽度な直腸炎の症状の緩解
- 通常1日1〜3回適量を患部に塗布又は注入する。
重大な副作用
緑内障、後嚢白内障
- 連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
薬効薬理
- 本剤の局所感染防御作用、肉芽形成促進作用及び抗炎症作用は、大腸菌死菌浮遊液及びヒドロコルチゾンの協力作用に基づく2)。(ラット、マウス)
- 大腸菌死菌浮遊液は白血球遊走能を高め3)、局所感染防御作用を示す2)。(in vitro、マウス)
- 大腸菌死菌浮遊液は、肉芽形成促進作用により創傷治癒を促進する2)。(ラット)
- ヒドロコルチゾンは血管透過性亢進抑制、熱炎症抑制、浮腫抑制等の抗炎症作用を有する2)。(ラット)
有効成分に関する理化学的知見
大腸菌死菌浮遊液
性状
- 帯黄灰白色〜帯黄灰褐色の懸濁液で、フェノールのにおいがある。
一般名
- ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)(JAN)
化学名
- 11β,17,21-Trihydroxypregn-4-ene-3,20-dione
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末である。結晶多形が認められる。
メタノール、エタノール(95)又は1,4-ジオキサンにやや溶けにくく、水に極めて溶けにくい。
融点
★リンクテーブル★
[★]
ヒドロコルチゾン、死菌浮遊液
- 英
- Eksalb
- 関
- 大腸菌死菌
[★]
- 英
- flotation、suspend、float
- 関
- 懸濁、中止、保留、浮力、吊す、浮く、浮選
[★]
- 英
- suspension
- 関
- 懸垂、懸濁液、懸濁剤