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- (応急用の)止血用バンド
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/26 07:32:07」(JST)
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CAT。応急処置用として、アメリカ軍で各兵士が携行している止血帯である。
止血帯(しけつたい)とは、血流を止める際に使用するバンドである。本項では、事故などで負傷し多量出血を起こした患者に対して用いる場合について説明する。なお静脈注射や採血の際にも同様の目的で用いられ、この際には駆血帯(くけつたい)と称されることが多い。
概要[編集]
手足の切断等の重傷により動脈性出血が生じ、直接圧迫止血法では止血することが困難な患者に対して、傷口より心臓に近い部分を強く縛り血液を止める。止血まで強く締め付け、血液が止まったらすぐに外す。
止血帯としては、もっとも初期に提唱されたエスマルヒ駆血法(Esmarch bandage)以来、ゴム製のものが多く使われる[1]。代用として三角巾や風呂敷を畳んで使うことがあるが、この際、止血部位の組織損傷を避けるため、針金や紐のように細いものを用いないよう注意が必要である[2]。
また、止血帯使用時には止血時間を記入し、30分に1回は緩めて、血流の再開を図る。さもなければ、血流が止まっていた部位が壊死を起こし、かえって重大な結果を招くことになる[2]。止血帯の使用は危険を伴うことから、日本の救急車に乗務する救急救命士は、止血帯の使用を控えており、直接圧迫止血法による応急救護措置に努めている。日本の自動車教習所においても、近年では止血帯の使用方法を教えるのをやめ、直接圧迫止血法のみを指導している。
参考文献[編集]
- ^ 『医学大辞典 第2版』 医学書院、2009年。ISBN 978-4260005821。
- ^ a b 「創傷処置」『救急マニュアル 第3版』 医学書院、2005年。ISBN 978-4-260-00040-6。
関連項目[編集]
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Japanese Journal
- 圧迫止血法 (特集 内科医に必要な基本的診療手技のノウハウ)
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★リンクテーブル★
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- tourniquet
- 同
- 圧迫帯、止血帯、駆血器
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加圧
- 上肢:上限250mmHg
- 下肢:収縮期血圧 + 100~150mmHg。上限350mmHg
麻酔管理とターニケット
- 参考1,2
- ターニケットの装着:
- ターニケットの開放:血圧低下
参考
- 1. 麻酔マニュアル及び関係書類 - 香川大学医学部麻酔学講座
- ターニケット
- http://www.kms.ac.jp/~qqc/index.htm
- http://www.kms.ac.jp/~qqc/PDF/040619_Manual%20PDF.pdf
- http://or-nurse.seesaa.net/article/26704098.html
[★]
- 英
- Esmarch tourniquet
- 同
- エスマルヒ駆血帯、エスマルヒ帯、Esmarchの止血帯
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- 英
- hemostasis
- 血管が損傷した場所にplatelet plugを作る
- plate plugを強固にするために、凝固カスケードを働かせて血栓を作る
[★]
- 英
- band、zone、
- ラ
- cingulum、zona、zonae
- 関
- ゾーン、帯域、帯状疱疹、バンド、バンド形成、地帯