UpToDate Contents
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- 1. 住血吸虫症の疫学、病因、および臨床症状 epidemiology pathogenesis and clinical manifestations of schistosomiasis
- 2. 住血吸虫症の診断 diagnosis of schistosomiasis
- 3. 住血吸虫症の治療および予防 treatment and prevention of schistosomiasis
- 4. 非肝硬変性門脈圧亢進症 noncirrhotic portal hypertension
- 5. 便顕微鏡検査に対するアプローチ approach to stool microscopy
Japanese Journal
- いずれにも日本住血吸虫卵を併存したS状結腸多発癌の1例
- 松下 典正,古川 達也,腰野 蔵人,小松 明男,重松 恭祐
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 73(6), 1486-1490, 2012-06-25
- NAID 10030989739
- 切除標本内に陳旧性日本住血吸虫卵が多数みられた大腸憩室穿孔の１例
- 塚越 浩志,堤 裕史,岩崎 茂 [他],倉林 誠,竹吉 泉,Tsukagoshi Hiroshi,Tsutsumi Hirohumi,Iwazaki Shigeru,Kurabayashi Makoto,Takeyoshi Izumi
- 北関東医学 62(2), 153-157, 2012
- … 切除標本の病理組織検査では, 粘膜下層から漿膜下層にかけて, 直径40-70μmの石灰化した卵円形異物を多数認め, 陳旧性日本住血吸虫卵と診断された. …
- NAID 130002096520
- 急性虫垂炎で切除された虫垂より日本住血吸虫卵が発見された1例
- 江間 玲,今井 俊,中川 基人,隈元 雄介,永瀬 剛司,金井 歳雄
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 72(7), 1773-1777, 2011-07-25
- NAID 10029613350
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- 日本住血吸虫卵は80〜100×40〜60 μmで長径がやや短く、楕円形で側面に小棘を有する （図1c） 。 メコン住血吸虫卵は日本住血吸虫卵に、インターカラーツム住血吸虫卵はビルハルツ住血吸虫卵に類似する。 虫卵の中にはミラシジウムが形成されるが、これが 水中で中間宿主としての淡水産貝に侵入する。 それぞれの住血吸虫は異なる淡水産貝に寄生するが、ビルハルツおよびインターカラーツム住血吸虫では Bulinus 属、マンソン住血吸虫では Biomphalaria 属、日本住血吸虫では Oncomelania 属（宮入貝）、メコン住血吸虫では Tricula aperta で ある。 淡水産貝の中ではスポロシストを経て、セルカリアに成長する。
- 症状 日本住血吸虫症では、体内に侵入してから4週間ほど経過してから、急性症状としての発熱や筋肉痛、咳、下痢、じんましんなどを認めます。 時間経過と共に門脈系や肝臓内、腸管内に病原体の卵が産卵されることになり、慢性症状を呈するようになります。
- 日本住血吸虫卵は80〜100×40〜60 μmで長径がやや短く、楕円形で側面に小棘を有する（図1c）。 メコン住血吸虫卵は日本住血吸虫卵に、インターカラーツム住血吸虫卵はビルハルツ住血吸虫卵に類似する。虫卵の中にはミラシジウムが
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