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Japanese Journal
- 固相分散抽出—GC/MS 法によるヒト血清中合成カンナビノイドの分析法の検討
- P14-1 局麻下胸腔鏡により診断し得た胸膜発生の線維形成性小細胞腫瘍(DSRCT)の一例(胸腔鏡診断1,Posterセッション14,第38回日本呼吸器内視鏡学会学術集会)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
局麻用フリードカイン注0.5%
組成
容量:5mL
成分・含量(1管中)
容量:10mL
成分・含量(1管中)
添加物
禁忌
大量出血やショック状態の患者
- 〔過度の血圧低下が起こることがある。〕《硬膜外麻酔に適用》
注射部位又はその周辺に炎症のある患者
- 〔化膿性髄膜炎症状を起こすことがある。〕《硬膜外麻酔に適用》
敗血症の患者
- 〔敗血症性の髄膜炎を生じるおそれがある。〕《硬膜外麻酔に適用》
本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔、表面麻酔に適用》
効能または効果
<局麻用フリードカイン注0.5%>
<局麻用フリードカイン注1%・2%>
- 通常、成人に対してリドカイン塩酸塩として、1回200mg(0.5%液40mL、1%液20mL、2%液10mL)を基準最高用量とする。
ただし、年齢、麻酔領域、部位、組織、症状、体質により適宜増減する。
なお、各種麻酔方法による用量は次表のとおりである。
麻酔方法\種類 |
0.5% |
1% |
2% |
硬膜外麻酔 |
25〜150mg (5〜30mL) |
100〜200mg (10〜20mL) |
200mg (10mL) |
硬膜外麻酔;[交感神経遮断] |
25〜100mg (5〜20mL) |
− |
− |
伝達麻酔 |
15〜200mg (3〜20mL) |
30〜200mg (3〜20mL) |
40〜200mg (2〜10mL) |
伝達麻酔 [指趾神経遮断] |
15〜50mg (3〜10mL) |
30〜100mg (3〜10mL) |
60〜120mg (3〜6mL) |
伝達麻酔 [肋間神経遮断] |
25mgまで (5mLまで) |
50mgまで (5mLまで) |
− |
浸潤麻酔 |
10〜200mg (2〜40mL) |
20〜200mg (2〜20mL) |
40〜200mg (2〜10mL) |
表面麻酔 |
− |
適量を塗布または噴霧する |
適量を塗布または噴霧する |
慎重投与
中枢神経系疾患:髄膜炎、灰白脊髄炎、脊髄ろう等の患者及び脊髄・脊椎に腫瘍又は結核等のある患者
- 〔硬膜外麻酔により病状が悪化するおそれがある。〕《硬膜外麻酔に適用》
血液凝固障害や抗凝血薬投与中の患者
- 〔出血しやすく、血腫形成や脊髄への障害を起こすことがあるので、やむを得ず投与する場合は観察を十分に行うこと。〕《硬膜外麻酔に適用》
脊柱に著明な変形のある患者
- 〔脊髄や神経根の損傷のおそれがあり、また麻酔範囲の予測も困難であるので、やむを得ず投与する場合は患者の全身状態の観察を十分に行うこと。〕《硬膜外麻酔に適用》
妊産婦
- (「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)《硬膜外麻酔に適用》
腹部腫瘤のある患者
- 〔仰臥位性低血圧を起こしやすく、麻酔範囲が広がりやすい。麻酔中はさらに増悪することがあるので、投与量の減量を考慮するとともに、患者の全身状態の観察を十分に行うこと。〕《硬膜外麻酔に適用》
重症の高血圧症、心弁膜症等の心血管系に著しい障害のある患者
- 〔血圧低下や病状の悪化が起こりやすいので、患者の全身状態の観察を十分に行うこと。〕《硬膜外麻酔に適用》
高齢者
- (「高齢者への投与」及び「重要な基本的注意」の項参照)《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔、表面麻酔に適用》
全身状態が不良な患者
- 〔生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下していることがある。〕(「重要な基本的注意」の項参照)《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔、表面麻酔に適用》
心刺激伝導障害のある患者
- 〔症状を悪化させることがある。〕《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔、表面麻酔に適用》
重症の肝機能障害又は腎機能障害のある患者
- 〔中毒症状が発現しやすくなる。〕《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔、表面麻酔に適用》
重大な副作用
ショック(頻度不明):
- 徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害等を生じ、まれに心停止を来すことがある。また、まれにアナフィラキシーショックを起こしたとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。 《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔、表面麻酔に適用》
意識障害、振戦、痙攣(頻度不明):
- 意識障害、振戦、痙攣等の中毒症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。(「過量投与」の項参照)《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔、表面麻酔に適用》
異常感覚、知覚・運動障害(頻度不明):
- 注射針又はカテーテルの留置時に神経(神経幹、神経根)に触れることにより一過性の異常感覚が発現することがある。また、神経が注射針や薬剤あるいは虚血によって障害を受けると、まれに持続的な異常感覚、疼痛、知覚障害、運動障害、硬膜外麻酔では膀胱直腸障害等の神経学的疾患があらわれることがある。《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔に適用》
悪性高熱(頻度不明):
- まれに原因不明の頻脈・不整脈・血圧変動、急激な体温上昇、筋強直、血液の暗赤色化(チアノーゼ)、過呼吸、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿(ポートワイン色尿)等を伴う重篤な悪性高熱があらわれることがある。本剤を投与中、悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は、直ちに投与を中止し、ダントロレンナトリウムの静注、全身冷却、純酸素による過換気、酸塩基平衡の是正等、適切な処置を行うこと。また、本症は腎不全を続発することがあるので、尿量の維持を図ること。《硬膜外麻酔、浸潤・伝達麻酔に適用》
薬効薬理
- 感覚・求心神経線維のNa+チャネルを遮断し、活動電位の伝導を抑制することにより局所麻酔作用を発現する。プロカインより作用が速く現れ、麻酔効果が強く、作用持続が長い。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- 2-Diethylamino-N-(2,6-dimethylphenyl)acetamide
- 本品は白色〜微黄色の結晶又は結晶性の粉末である。
本品はメタノール又はエタノール(95)に極めて溶けやすく、酢酸(100)又はジエチルエーテルに溶けやすく、水にほとんど溶けない。
本品は、希塩酸に溶ける。
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