カルプロニウム
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- エキシマライト療法の効果を認めた小児蛇行状脱毛症の1例
- 円形脱毛症に対するセファランチンと他剤の併用療法の有効性に関する検討
- 円形脱毛症に対するt-フラバノン配合ローションの有用性の検討
- 西日本皮膚科 = The Nishinihon journal of dermatology 72(5), 507-513, 2010-10-01
- NAID 10027731982
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- 塩化カルプロニウムについての基本情報 塩化カルプロニウムの効能・作用……効能は『慢性胃炎・弛緩性便秘症などの消化管機能改善,脱毛防止・発毛促進,乾性脂漏,尋常性白斑』です。 胃腸の働きは交感神経によって抑制され ...
- 塩化カルプロニウムは血管を拡張して血行を促進する効能があることから aga対策としても用いてもよいものですがミノキシジルと違い効果が弱いので あまり期待しないほうがいいです。もし使うならアロビックスが良いです。
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フロジン外用液5%
組成
- フロジン外用液5%は1mL中カルプロニウム塩化物水和物54.6mg(カルプロニウム塩化物として50mg)を含有する。
- 添加物として,プロピレングリコール,dl-リンゴ酸,水酸化ナトリウム,エタノール,黄色4号(タートラジン),青色1号,香料を含有する。
効能または効果
- ○下記のごとき疾患における脱毛防止ならびに発毛促進
円形脱毛症(多発性円形脱毛症を含む)
悪性脱毛症,び漫性脱毛症,粃糠性脱毛症,壮年性脱毛症,症候性脱毛症など
○乾性脂漏
- 1日2〜3回適量を患部に塗布,あるいは被髪部全体にふりかけ,軽くマッサージする。
- ○尋常性白斑
- 1日3〜4回適量を患部に塗布する。
慎重投与
- 本剤の成分または他の薬物に対し過敏症の既往歴のある患者
薬効薬理
- 本剤は,カルプロニウム塩化物水和物の局所血管拡張作用を円形脱毛症をはじめ各種脱毛症における脱毛防止,発毛促進および乾性脂漏,尋常性白斑の治療に応用した局所用薬剤である。
局所血管拡張作用
- カルプロニウム塩化物水和物の局所血管拡張作用は,アセチルコリンの約10倍である(ウサギ)4)。
カルプロニウム塩化物水和物は,ヒトの指尖脈波の振幅を増大することが認められ,アセチルコリン塗布よりも強い皮膚血管拡張作用を示す。
発毛促進作用
- 機能低下状態にある毛嚢に作用して,発毛を促進する。
持続作用1)
- カルプロニウム塩化物水和物は,皮膚浸透性がよく,またアセチルコリンと異なりコリンエステラーゼに抵抗性があるため,作用は持続的である。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶または結晶性の粉末で,わずかに特異なにおいがある。水にきわめて溶けやすく,エタノールまたはクロロホルムに溶けやすい。吸湿性である。
★リンクテーブル★
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- 関
- carpronium
[★]
- 英
- carpronium、
- 化
- 塩化カルプロニウム carpronium chloride
- 商
- アクチナミン、アロビックス、カルプラニン、フロジン
[★]
- 英
- chloride、chloro
- 関
- 塩化物、塩素イオン、クロライド、クロリド、クロロ、クロール
[★]
- 英
- pro