- 英
- resistin
- 関
- 脂肪細胞で発現する分泌性タンパク;インスリン抵抗性惹起
Japanese Journal
- 大腸発がんにおけるレジスチンおよびTNF-αの相関解析
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- 英
- insulin-resistant, insulin resistance
- 関
- インスリン
定義
- 組織におけるインスリン作用の発現が十分になされない状態。
病態生理
- インスリン抵抗性はcommon disease発症と関連がある。糖尿病、高脂血症、高血圧、動脈硬化などと関係がある。
- 脂肪細胞によるTNFα過剰分泌やアディポネクチンの分泌低下がインスリン抵抗性と関係があるらしい。
- TNFαはIRS-1のチロシンリン酸化を抑制してsingnal transduction↓
- 高インスリン血症→交感神経の興奮・血管平滑筋の過形成(インスリンの作用、血管平滑筋のPDGFに対する感受性の増大)→血管抵抗性の増大→高血圧 (PHD.317)
- PDGFには血管平滑筋の成長因子としても作用する (PHD.317)
- インスリン抵抗性は骨格筋や肝臓内の脂肪酸過剰と関係がある。チアゾリジン薬は肝臓の脂肪含量を低下させる作用がある。(DMR.112)
妊娠とインスリン抵抗性 (NGY.297)
- hPLの作用。またhPLは遊離脂肪酸を増加させ、プロゲステロン、エストロゲンもこれに関わっているとされる。インスリン抵抗性は妊娠中期より上昇し始め、妊娠末期には初期の4倍となる