- 英
- vonoprazan
- 商
- タケキャブ
- 関
- キャブピリン配合(アスピリン+ボノプラザン)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2020/01/13 21:47:13」(JST)
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ボノプラザン
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IUPAC命名法による物質名 |
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IUPAC名 1-[5-(2-Fluorophenyl)-1-(pyridin-3-ylsulfonyl)-1H-pyrrol-3-yl]-N-methylmethanamine |
臨床データ |
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投与方法 |
経口 |
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薬物動態データ |
---|
血漿タンパク結合 |
85.2 - 88.0% |
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代謝 |
肝代謝 |
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半減期 |
6.1 - 7.7 時間 |
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排泄 |
尿中排泄 (67.4%); 便中排泄 (31.1%) |
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識別 |
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CAS番号
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881681-00-1 |
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PubChem |
CID: 45375887 |
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KEGG |
D10466 |
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化学的データ |
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化学式 |
C17H16FN3O2S |
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分子量 |
461.46 g/mol |
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SMILES
https://www.dreampass.jp/m344585?utm_campaign=RequestRecovered&utm_medium=email&utm_source=text%2Fplain
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ボノプラザン(Vonoprazan)はカリウムイオン競合型アシッドブロッカーであり、胃・十二指腸潰瘍などの治療や予防、ヘリコバクター・ピロリ除菌時の胃内pH調整に用いられる[1]。他のプロトンポンプインヒビターの様な胃酸による活性化が不要で、有効濃度への到達が速やかで、服用から作用発現までが早い[2]。商品名タケキャブ。酸に対して安定であるので、作用部位(胃腺の分泌細管)に長く留まることができる[3]。
効能・効果
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
- 逆流性食道炎
- アスピリンまたは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)投与時の胃・十二指腸潰瘍再発抑制
- ヘリコバクター・ピロリの除菌時の胃内pH調整[4]
併用
禁忌
アタザナビル、リルピビリンの効果を減弱する。
注意
- CYP3A4阻害剤、ジゴキシン、イトラコナゾール、チロシンキナーゼ阻害剤など
副作用
添付文書に記載されている重大な副作用は、偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎(ピロリ除菌時の抗生物質の使用に伴うもの)である。AST(GOT)、ALT(GPT)、AL-P、LDH、γ-GTPの上昇を生じることがある。また、ピロリ除菌時に10%の患者で下痢が発生する。
長期投与中に良性の胃ポリープを認めたとの報告がある。マウスおよびラットで、臨床用量で胃の神経内分泌腫瘍が、約300倍で胃の腺腫が、約13倍以上(マウス)および約58倍以上(ラット)で肝臓腫瘍がそれぞれ認められている。
重大な副作用
2019年4月の、厚生労働省医療・生活衛生局発行の「医薬品・医療機器等安全性情報 No.362」により、ボノプラザンフマル酸塩、ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン、ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・メトロニダゾールについて、下記の重大な副作用の項目が追加改訂された[5]。
商品名
- タケキャブ錠10mg、同錠20mg(武田薬品工業株式会社)
- ボノサップパック400、同パック800(武田薬品工業株式会社)
- ボノピオンパック(武田薬品工業株式会社)
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑:中毒性表皮壊死融解症,皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 — 厚生労働省医薬・生活衛生局、医薬品・医療機器等安全性情報 No.362 医薬品・医療機器等安全性情報 No.362 3①ボノプラザンフマル酸塩② ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン③ ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・メトロニダゾール
作用機序
胃腺の壁細胞に存在するH+,K+-ATPaseを競合的に阻害して、胃内へのH+ 分泌を抑制する。
臨床試験
ランソプラゾールに対する非劣性が示されている[6]。開発コードTAK-438。
脚注
- ^ “酸関連疾患治療剤「タケキャブ錠」日本における製造販売承認取得について”. 武田薬品工業 (2014年12月26日). 2015年2月4日閲覧。
- ^ “タケキャブ:作用発現が速い新機序のPPI”. 日経メディカル (2015年2月6日). 2015年2月11日閲覧。
- ^ “タケキャブ情報サイト 作用機序”. 武田薬品工業. 2015年5月21日閲覧。
- ^ 的場秀亮、吉田寛、鈴木剛 ほか、H. pylori除菌療法におけるボノプラザンとエソメプラゾールの比較検討 日本医科大学医学会雑誌 13巻 (2017) 1号 p.38-41, doi:10.1272/manms.13.38
- ^ “医薬品・医療機器等安全性情報 No.362 (PDF)”. 厚生労働省. 2019年4月17日閲覧。
- ^ “2014年米国消化器病週間における酸関連疾患治療薬ボノプラザンフマル酸塩の最新試験データの発表について”. 武田薬品工業 (2014年5月7日). 2015年2月5日閲覧。
参考文献
- タケキャブ錠10mg/タケキャブ錠20mg
- タケキャブ錠 添付文書
- タケキャブ錠 医薬品インタビューフォーム
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- 1. 抗潰瘍薬:作用機序、薬理作用、副作用antiulcer medications mechanism of action pharmacology and side effects [show details]
…ulcers has been similar to proton pump inhibitor therapy with a comparable safety profile . The PCAB vonoprazan has been approved for the prevention of nonsteroidal anti-inflammatory drug-induced ulcers and …
- 2. ヘリコバクターピロリ菌の治療レジメンtreatment regimens for helicobacter pylori [show details]
…antibiotic treatment regimens to eradicate H. pylori. Vonoprazan – Limited data from retrospective studies suggest that the use of vonoprazan, an oral potassium-competitive acid blocker (PCAB), rather…
Japanese Journal
- 国内でおこなわれている中学生test & treatの現状 (特集 中学生へのtest & treat : Helicobacter pyloriの診断と除菌)
- 垣内 俊彦,中山 愛子,奥田 真珠美
- Helicobacter research : Journal of helicobacter research 23(2), 102-108, 2019-11
- NAID 40022087929
- 症例報告 タクロリムスとボノプラザンの併用により血中タクロリムス濃度が著明に上昇した1症例
- 大坪 達弥,河村 佳奈,岸本 翔,平 大樹,角本 幹夫,村木 優一,岡本 明也,魚嶋 伸彦,友金 幹視
- 日本病院薬剤師会雑誌 = Journal of Japanese Society of Hospital Pharmacists 55(11), 1291-1294, 2019-11
- NAID 40022070975
- ボノプラザン起因性collagenous colitisの1例
- 小沼 宏徳,小沼 一郎
- Progress of Digestive Endoscopy 94(1), 104-106, 2019
- <p>The patient was a 66-year-old woman. Approximately 2 years after she was started on oral administration of vonoprazan fumarate (potassium-competitive acid blocker [P-CAB]) for treatment of in …
- NAID 130007665535
Related Links
- タケキャブ(ボノプラザン)の作用機序:消化性潰瘍治療薬 消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)や逆流性食道炎など、消化管が関わる疾患は身近な病気の1つです。胃がムカムカしたり胸に酸っぱい感覚を覚えたりした場合、消化管の疾患であることがあります。
- 一般名はボノプラザンです。同社から販売されているPPI、タケプロンの後継品となります。 タケキャブの作用を短く説明すると 『胃酸の分泌を抑えることで消化性潰瘍を 改善する』 となります。それではまず胃潰瘍と十二指腸潰瘍についてお
- タケキャブ(ボノプラザン)はP-CABと呼ばれ、カリウムイオンと競合することで、プロトンポンプを阻害する。従来のPPIと比べて、効き目が早く、特徴的な副作用も今のところない。
Japan Pharmaceutical Reference
販売名
ボノピオンパック
組成
1シート(1日分)中
- タケキャブ錠20mg 2錠
アモリンカプセル250 6カプセル
フラジール内服錠250mg 2錠
- 3製剤各々の組成は次のとおりである。
タケキャブ錠20mg
- 1錠中の有効成分 ボノプラザンとして20mg(ボノプラザンフマル酸塩26.72mg)
添加物
D-マンニトール、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、フマル酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、三二酸化鉄
アモリンカプセル250
- 1カプセル中の有効成分 アモキシシリン水和物 250mg(力価)
添加物
ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、トウモロコシデンプン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム
フラジール内服錠250mg
- 1錠中の有効成分 メトロニダゾール 250mg
添加物
コムギデンプン、グリセリン、メチルセルロース、水アメ、タルク、ステアリン酸マグネシウム、白糖、デンプングリコール酸ナトリウム、アラビアゴム末、ゼラチン、沈降炭酸カルシウム、安息香酸ナトリウム、カルナウバロウ
効能または効果
適応菌種
- アモキシシリン、メトロニダゾールに感性のヘリコバクター・ピロリ
適応症
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎
- 進行期胃MALT リンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。
- 特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。
- 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。
- ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には、ヘリコバクター・ピロリが陽性であること及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。
- プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合
通常、成人にはボノプラザンとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
慎重投与
タケキャブ
- 肝障害のある患者[ボノプラザンの代謝、排泄が遅延することにより血中濃度が上昇することがある。](【薬物動態】の項参照)
- 腎障害のある患者[ボノプラザンの排泄が遅延することにより血中濃度が上昇することがある。](【薬物動態】の項参照)
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
アモリン
- セフェム系抗生物質に対する過敏症の既往歴のある患者
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
フラジール
- 血液疾患のある患者[白血球減少、好中球減少があらわれることがある。]
- 脳膿瘍の患者[中枢神経系症状があらわれることがある。]
- 肝機能障害のある患者[血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。]
- コケイン症候群の患者[コケイン症候群の患者で重度の肝毒性又は急性肝不全が発現し死亡に至ることがある。]
重大な副作用
- タケキャブ、アモリン及びフラジールでは、他にもそれぞれに次の副作用が認められている。
タケキャブ
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
アモリン
- ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管浮腫、全身の潮紅・蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも0.1%未満)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、膿疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 急性腎障害等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 顆粒球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
- 項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎(頻度不明)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
フラジール
- 末梢神経障害(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、四肢のしびれ、異常感等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 脳症、痙攣、意識障害、構語障害、錯乱、幻覚、小脳失調等の中枢神経障害(頻度不明)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。(「慎重投与」及び「重要な基本的注意」の項参照)
- 項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎(頻度不明)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 急性膵炎(頻度不明)があらわれることがあるので、腹痛、背部痛、悪心・嘔吐、血清アミラーゼ値の上昇等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 白血球減少、好中球減少(頻度不明)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。(「慎重投与」及び「重要な基本的注意」の項参照)
- 出血性大腸炎(頻度不明)があらわれることがあるので、腹痛、血便、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 肝機能障害(頻度不明)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。コケイン症候群の患者で重度の肝毒性又は急性肝不全が発現し死亡に至ったとの報告がある。(「慎重投与」及び「重要な基本的注意」の項参照)
薬効薬理
抗菌作用
- アモキシシリン水和物はヘリコバクター・ピロリに対し殺菌的な抗菌作用を示す。
作用機序
- アモキシシリン水和物は細菌の細胞壁合成を阻害することにより効果を発揮する。11)
ボノプラザンは酸による活性化を必要とせず、可逆的でカリウムイオンに競合的な様式でH+, K+-ATPaseを阻害する。ボノプラザンは塩基性が強く胃壁細胞の酸生成部位に長時間残存して胃酸生成を抑制する。ボノプラザンは抗ヘリコバクター・ピロリ活性及びヘリコバクター・ピロリウレアーゼ阻害活性は示さない。12)
メトロニダゾールはヘリコバクター・ピロリ菌体内のニトロ還元酵素系の反応によって還元を受け、ニトロソ化合物(R-NO)に変化する。このR-NOがヘリコバクター・ピロリに対する殺菌作用を示す。また、反応の途中で生成したヒドロキシラジカルがDNAを切断し、DNAらせん構造の不安定化を招く。13〜15)
アモキシシリン水和物及びメトロニダゾールとの3剤療法におけるボノプラザンの役割は胃内pHを上昇させることにより、アモキシシリン水和物及びメトロニダゾールの抗菌活性を高めることにあると考えられる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- メトロニダゾール(Metronidazole)〔JAN〕
化学名
- 2-(2-Methyl-5-nitro-1H-imidazol-1-yl)ethanol
分子式
分子量
融点
性状
- メトロニダゾールは、白色〜微黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(99.5)又はアセトンにやや溶けにくく、水に溶けにくい。希塩酸に溶ける。光によって黄褐色になる。
分配係数
★リンクテーブル★
[★]
商品名
会社名
成分
薬効分類
- カリウムイオン競合型アシッドブロッカー、プロトンポンプインヒビター
薬効
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃・ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助を効能・効果とする新有効成分含有医薬品
[★]
商品名
キャブピリン配合
会社名
武田薬品工業
成分
薬効分類
第2
薬効
下記疾患又は術後における血栓・塞栓形成の抑制(胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往がある患者に限る)を効能・効果とする新医療用配合剤
・狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA)、脳梗塞)
・冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後