両性混合ホルモン製剤
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- 禁忌. (次の患者には投与しないこと). 1. *アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺 癌)及びその疑いのある患者: [症状を悪化させるおそれがある]. 2. *エストロゲン依存性 悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者: [腫瘍の悪化あるいは ...
- 注射, エナント酸テストステロン, [エナルモンデポー] [テスチノンデポー] [テストロピン・ デポー] [テストロンデポー]. プロピオン酸テストステロン (略称:プロテスホル), [ エナルモン]. 混合ホルモン, 合剤, [ダイホルモン・デポー] [プリモジアン・デポー] [ ボセルモン]
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プリモジアン・デポー筋注
組成
成分・含量
- 1管(1mL)中、日局テストステロンエナント酸エステル90.2mg及びエストラジオール吉草酸エステル4mg含有
添加物
禁忌
アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑いのある患者
エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者
乳癌の既往歴のある患者
血栓性静脈炎や肺塞栓症の患者又はその既往歴のある患者
動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者
重篤な肝障害のある患者
- [代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある]
診断の確定していない異常性器出血のある患者
- [出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある]
脂質代謝障害のある患者
妊娠中に悪化した耳硬化症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性
小児
効能または効果
- 通常、2〜4週毎に1回1mLを筋肉内注射する。
なお、症状により適宜増減する。
- 「骨粗鬆症」に本剤を投与する場合、投与後6ヵ月〜1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には投与を中止し、他の療法を考慮すること。
慎重投与
乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者
術前又は長期臥床状態の患者
- [血液凝固能が亢進され、心血管系の副作用の危険性が高くなることがある]
肝障害のある患者
子宮筋腫のある患者
子宮内膜症のある患者
前立腺肥大のある患者
心疾患・腎疾患のある患者又はその既往歴のある患者、癌の骨転移のある患者
- [ナトリウム又は体液の貯留、高カルシウム血症があらわれることがある]
てんかんの患者
糖尿病の患者
- [糖尿病が増悪することがあるので、十分コントロールを行いながら投与すること]
耳硬化症の患者
多発性硬化症の患者
ポルフィリン症の患者
テタニーのある患者
高血圧症の患者
全身性エリテマトーデスの患者
高齢者
重大な副作用
血栓症
- 卵胞ホルモン剤の長期連用により、血栓症が起こることが報告されているので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- mixed hormone preparation ofandrogenand estrogen
- 商
- ボセルモン、ダイホルモン・デポー、プリモジアン・デポー、ボセルモンデポー、メサルモン-F
[★]
- 英
- depot
- 関
- 徐放性製剤、貯蔵所、貯蔵物、デポー、持効性製剤
[★]
- 英
- depot
- 関
- 徐放性製剤、貯蔵所、貯蔵物、デポ、持効性製剤
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エストラジオール、テストステロン