- 英
- flufenamic acid、flufenamate
- 化
- フルフェナム酸アルミニウム flufenamic acid aluminum flufenamic acid aluminium
- 商
- フレザニム、オパイリン、ヨウフェリン、オパフェルミン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 電気化学検出高速液体クロマトグラフィーによる血清中メフェナム酸及びフルフェナム酸の定量(<特集>バイオアナリティカルケミストリー)
- 嶋田 健次 [他],中島 正晴,若林 広行,大和 進
- 分析化学 38(11), 632-635, 1989-11-05
- … ジフェニルアミンは酸化されてジフェニルベンジジンを経てジフェニルベンジジン紫を生成することは知られている.著者らはジフェニルアミン骨格を有する抗炎症剤であるメフェナム酸,フルフェナム酸について,電気化学検出HPLCによる血清中の微量定量法を検討した.HPLCの条件としては,オクタデシルシリカカラムに,0.05M過塩素酸ナトリウムを含む85%メタノール1000 mlに酢酸5.7mlを加えた移動相を用いた.電気化学検出器(作 …
- NAID 110002909899
- フルフェナム酸に感応するイオン選択性電極の作製とそのタンパク結合測定への応用(発表論文抄録(1983年))
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- フルフェナム酸・サリチル酸共結晶は、フルフェナム酸とサリチル酸を含む溶液から結晶化できますが、単結晶構造解析ができるほどの結晶が合成できず、また、サリチル酸のみが再結晶化した粉末を含みます。 PDXLは、不純物(この ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
オパイリン錠125mg
組成
成分・含量
添加物
- 結晶セルロース
ヒドロキシプロピルスターチ
ポリソルベート80
ヒドロキシプロピルセルロース
ステアリン酸マグネシウム
硬化油
ヒプロメロース
酸化チタン
カルナウバロウ
パラフィン
ポリビニルアルコール(部分けん化物)
ショ糖脂肪酸エステル
軽質無水ケイ酸
禁忌
- 消化性潰瘍のある患者(ただし、「慎重投与」の項参照)[消化性潰瘍を悪化させるおそれがある。]
- 重篤な血液の異常のある患者[副作用として血液障害が報告されているため、血液の異常を悪化させるおそれがある(「副作用」の項参照)。]
- 重篤な肝障害のある患者[副作用として肝障害が報告されているため、肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 重篤な腎障害のある患者[腎血流量を低下させ、腎障害を悪化させるおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の患者
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発させるおそれがある。]
効能または効果
- ○下記疾患の消炎、鎮痛、解熱
関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、肩胛関節周囲炎、関節炎、症候性神経痛
○下記疾患の消炎、鎮痛
抜歯後、歯髄炎、歯根膜炎
○下記炎症性疾患の消炎
膀胱炎、前立腺炎、帯状疱疹、湿疹・皮膚炎、紅斑症、各科領域の手術後ならびに外傷後の炎症性反応
- 通常、成人にはフルフェナム酸アルミニウムとして1回125〜250mgを1日3回経口投与する。また、頓用する場合には、1回フルフェナム酸アルミニウムとして、250mgとする。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- ○下記疾患の解熱・鎮痛
急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
- 通常、成人にはフルフェナム酸アルミニウムとして、1回250mgを頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大750mgを限度とすること。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
慎重投与
- 消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させるおそれがある。]
- 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者[ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。]
- 血液の異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 出血傾向のある患者[血小板機能低下が起こることがあるため、出血傾向を助長させるおそれがある。]
- 肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 腎障害又はその既往歴のある患者[腎血流量を低下させ、腎障害を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 過敏症の既往歴のある患者
- 気管支喘息の患者[喘息発作を誘発させるおそれがある。]
- 潰瘍性大腸炎の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- クローン病の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 高齢者[「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」の項参照]
重大な副作用
出血性大腸炎
頻度不明
- 出血性大腸炎があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止すること。
薬効薬理
抗炎症作用9)〜11)
- モルモット紫外線紅斑抑制作用はフェニルブタゾンより強く、ラットカラゲニン浮腫抑制作用はフェニルブタゾン、アスピリンより強い。
また、ラットクロトン油肉芽嚢への滲出液貯留、綿球肉芽腫増殖及びアジュバント関節炎に対しても抑制作用が認められる。
ラット実験的歯髄炎に対する抗炎症作用はインドメタシンより強く、フェニルブタゾンと同等である。
鎮痛作用12)〜14)
- マウス酢酸Writhing法、ラットRandall-Selitto法においてはメフェナム酸と同等、マウス熱板法においてはアミノピリン、フェニルブタゾンと同等の鎮痛効果を示す。
また、ラットアジュバント関節炎及びイヌ尿酸関節炎による炎症性疼痛に対しても抑制作用が認められている。
解熱効果15)
- ウサギにおいて、正常体温には影響しないが、TTG(発熱物質)による異常体温には解熱作用を示す。
作用機序16)
- 非ステロイド性抗炎症剤に共通するプロスタグランジン生合成阻害作用が考えられる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- フルフェナム酸アルミニウム(flufenamate aluminum)(JAN)
化学名
- aluminium 2-[[3-(trifluoromethyl) phenyl]-amino] benzoate
分子式
分子量
性状
- わずかに緑色を帯びた淡黄色の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。アセトンに極めて溶けやすく、エタノール(99.5)又はクロロホルムに溶けやすく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融点
- 120℃付近より褐変しはじめ250℃まで昇温しても融解しない。
★リンクテーブル★
[★]
フルフェナム酸
- 関
- flufenamic acid、flufenamic acid aluminium、flufenamic acid aluminum
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
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