Japanese Journal
- 徐脈性不整脈とともに(<特集>教授定年退職記念講演)
- 中田 八洲郎
- 順天堂医学 51(3), 296-303, 2005-09-30
- … 1990年代末にヒス束電位図が臨床応用されるようになり,頻脈性不整脈の発現機序の解明に飛躍的な進歩が見られ,一方徐脈性不整脈においても,その伝導障害部位の診断がより詳細に行われるようになった.著者はこれまで主として徐脈性不整脈を中心に研究を行ってきたが,その-端を列挙する.房室ブロックはその伝道途絶部位により臨床像に差が見られ,総体的にブロック部位が下位になるほど臨床的に重篤度が増す傾向が …
- NAID 110004616731
- 洞性収縮時の脚ブロックが補充収縮時に消失する機序の検討
- 安田 正之,中田 八洲郎,松本 佳久,戸叶 隆司,住吉 正孝,久岡 英彦,小倉 俊介,中里 祐二,山口 洋
- 心電図 16(2), 119-126, 1996
- … 機序について検討した.対象は上記所見を示す房室ブロック8例.体表面12誘導心電図における (C) のQRS波形は4例で完全右脚ブロック型 (このうち2例は左軸偏位を伴う) , 4例で不完全右脚ブロック型であった.ヒス束電位図上, ブロック部位はA-Hブロック (A-H) 1例, ヒス束内プロック (BH) 7例であった.BHの7例では遠位ヒス束ペーシング (HB-P) によりBBBが消失し, (E) と同様なQRS波形が得られ, 脚に伝導障害が存在しないことが確認さ …
- NAID 130004244796
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- 続いて活動電位は ヒス束 bundle of His を経て心室に伝わります。 房室結節での特異な活動電位およびヒス束での伝導速度が遅いことが原因となって、心房での活動電位発生から心室での活動電位発生までには時間的遅れが生じます 、 ...
- 内容（「MARC」データベースより）仙台市立病院循環器科部長などを歴任したのち開業医となった著者が、23年間にわたるヒス束電位図(心電図)解析の経験を活かし、心電図判読を学ぶためにセレクトした事例にQ&Aを付した参考書。
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