ニュルンベルク : 約 417,000 件 ニュールンベルク : 約 49,900 件
ニュルンベルク綱領 : 約 1,720 件 ニュールンベルク綱領 : 約 3,080 件
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/03/31 03:33:59」(JST)
ニュルンベルク綱領(ニュルンベルクこうりょう、Nuremberg Code)は、1947年に、ニュルンベルク裁判の結果として提示された、研究目的の医療行為(臨床試験及び臨床研究)を行うにあたって厳守すべき10項目の基本原則である。
ニュルンベルク裁判では、第2次世界大戦のナチス・ドイツによるユダヤ人に対する虐殺、人体実験などが、反倫理的、反社会的な犯罪として裁かれたが、人体実験そのものが禁じられたのではない。
ニュルンベルク綱領は、医学的研究のための被験者の意思と自由を保護するガイドラインである。試験・研究に当たっては被験者の自発的な同意が必要であること、人間で試験しなくても良い試験や実りのなさそうな試験などは行うべきではないこと、試験に当たっては不必要な苦痛を起こすべきではないこと、死亡や後遺症につながるような試験はすべきではないこと、などが定められている。
リンク元 | 「医の倫理」「ニュルンベルク裁判」「ニュールンベルクの倫理綱領」「ニュールンベルク綱領」「ニュールンベルク規範」 |
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年代 | 概要 | |
B.C. 5-4 | ヒポクラテスの誓い | 医師の心構え。パターナリズム。患者を傷つけない、差別しない、秘密を守る。 |
1947年 | ニュルンベルク綱領 | 医学的研究のための被験者の意思と自由を保護するガイドライン |
1948年 | ジュネーブ宣言 | ヒポクラテスの誓いをもとに、現代に即して作られた医の倫理に関する規定。 |
1949年 | 医の倫理に関する国際規定 | ジュネーブ宣言の主旨を踏襲し、医師の一般的な義務、病人に対する医師の義務、医師相互の義務を定めた |
1964年 | ヘルシンキ宣言 | ニュルンベルク綱領をもとに、被験者の人権尊重など医学研究における規定を宣言したもの。インフォームドコンセント |
1968年 | シドニー宣言 | 死亡判定に関する宣言。国際医師総会で採択された宣言。臓器移植におけるドナーの死の判定を規定 |
1981年 | リスボン宣言 | 患者の権利に関する宣言。医師を選ぶ権利、自由に医師の医療を受ける権利、十分な説明後の治療受入または拒否権、守秘期待権、尊厳死の権利、精神的・道徳的慰安受入または拒否権をもつ |
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