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- tropical Asiatic perennial herbs (同)genus Curcuma
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/09/19 22:31:16」(JST)
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ウコン属 |
クルクマ・シャローム
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
単子葉植物綱 Liliopsida |
目 |
: |
ショウガ目 Zingiberales |
科 |
: |
ショウガ科 Zingiberaceae |
属 |
: |
ウコン属 Curcuma |
|
学名 |
Curcuma L., 1753 |
和名 |
ウコン属 |
英名 |
Curcuma |
ウコン属 (Curcuma) は、ショウガ目ショウガ科の1属。クルクマ属、クルクマとも。「Curcuma」はアラビア語でウコンを意味する كركم (Kurkum) からきて、語源は「黄色」。
熱帯アジア、アフリカ、オーストラリアなどに分布する多年草。40~50種が含まれる。
根茎や塊根が香辛料、健康食品、生薬、食品着色料、染料に使われるほか、花は鑑賞用にされる。
歴史
「アッシリア植物誌」に着色用植物としてあることから、B.C.600年ごろ、すでに中近東で用いられていたといわれる。インドでは、B.C.900年頃から栽培されていたとの説もある。日本では、平安時代中期に、中国からもたらされた。薬用としては、1454年の「撮壌集」に鬱金の名前が出てくるため、室町時代より以前に用いられていたとされる。16世紀頃の琉球王朝では、王府がウコンの専売制をしき、財源にしていた。1609年に薩摩藩が琉球に侵攻した後は、薩摩藩により、専売制がしかれる。江戸時代の享保年間(1716ー1735)に、幕府の麻布御薬園で栽培されていた記録がある。[1]
主な種
ウコンの種は、世界で約50種あるといわれている。日本では、沖縄で特になじみ深く、一般的にウコンといえば、「秋ウコン」をさす場合が多い。[2]
食用・薬用
- C. amada - マンゴージンジャー
- C. angustifolia - 東インドアロールート
- C. aromatica - キョウオウ(姜黄)、ハルウコン(春鬱金)、ハルウッチン、ワイルドターメリック
- C. kwangsinensis - 桂莪術、毛莪術、広西莪術
- C. longa = C. domestica - ウコン(鬱金)、アキウコン(秋鬱金)、キゾメグサ(黄染草)、ウッチン、ターメリック、ハルディ、クニッツ
- C. mangga - トムラワック
- C. phaeocaulis - 川莪術
- C. wenyujin - 温莪術、温鬱金
- C. xanthorrhiza - タムラワ
- C. zedoaria = C. aeruginosa - ガジュツ(我術)、ムラサキウコン(紫鬱金)、ナツウコン(夏鬱金)、シロウコン(白鬱金)、蓬莪術、ウスグロ、ムラサキウッチン、ガゼツ、ゼドアリー、ホワイトターメリック
食品・生薬としての名称は混乱しており、必ずしもこれらの名称で流通しているとは限らない。
中国では、ウコンを薑黄・姜黄、キョウオウを鬱金といい、日本と逆になっている。さらに生薬としては、ウコン・キョウオウ・ガジュツの塊根を鬱金、ウコン・キョウオウの根茎を薑黄・姜黄(ガジュツの根茎は蓬莪術)という。
鑑賞用
- C. alismatifolia - クルクマ・シャローム、タイチューリップ、シャムチューリップ、サマーチューリップ
- C. australasica - クルクマ・オーストララシカ
- C. petiolata - クルクマ・ペティオラタ
- C. roscoeana - クルクマ・ロスコエアナ
- C. thorelii - チェンマイスノー
関連項目
|
ウィキメディア・コモンズには、ウコン属に関連するカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにウコン属に関する情報があります。 |
脚注
- ^ 日本のハーブ事典 村上志緒 東京堂出版P42 P85
- ^ 日本のハーブ事典 村上志緒 東京堂出版
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