- 英
- isobutyric acid、isobutyrate
- 関
- イソ酪酸塩
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/05/13 07:35:36」(JST)
[Wiki ja表示]
イソ酪酸 |
|
一般情報 |
IUPAC名 |
2-methylpropanoic acid |
別名 |
ジメチル酢酸 |
分子量 |
88.11 g/mol |
形状 |
無色液体 |
CAS登録番号 |
[79-31-2] |
性質 |
密度と相 |
0.950 g/cm3, 液体 (20 ℃) |
融点 |
−47 °C |
沸点 |
154 °C |
pKa |
4.84 (20 ℃) |
屈折率 |
1.3930 (20 ℃) |
イソ酪酸(イソらくさん、Isobutyric acid)は、分子式 C4H8O2、示性式 (CH3)2CHCOOH のカルボン酸の一種。酪酸の構造異性体で、ジメチル酢酸などの別名がある。分子量は 88.11、CAS登録番号は [79-31-2]。
常温・常圧において無色透明で不快な刺激臭がある油状液体で、融点 −47 ℃・沸点 154 ℃。酪酸と同様に弱酸だが、腐食性があるので取扱いには注意を要する。
消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する[1]。
イソブタノールの酸化によって得られるが、酪酸と異なり発酵では生成しない。工業的にはn-ブタノール製造時の副生成物として得られ、生産量はn-ブタノールの1/10以下。天然には遊離酸あるいはエステルとしてマメ科やセリ科の植物中に存在する。
水には少し溶解するほか、エタノール・各種エーテルとは任意の割合で混じり合う。
脚注
|
この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。 |
Japanese Journal
- 始原天体有機物研究の今とこれから : I.アミノ酸(<特集>始原天体研究のこれまでとこれから:探査を仲介とした異分野交流)
- 薮田 ひかる
- 遊・星・人 : 日本惑星科学会誌 19(1), 28-35, 2010-03-25
- … してきている.種々の炭素質コンドライト中のアミノ酸の総濃度は水質変成の進行に伴い減少することが明らかとなった.またアミノ酸の成分比についても,水質変成をあまり経験していない隕石ではα-アミノイソ酪酸が多いのに対し,水質変成を著しく経験した隕石ではβ-アラニンが多いという特徴が見出されている.従来ではアミノ酸のL-エナンチオマー過剰は分子雲の円偏光紫外線による不斉光分解によると考えられて …
- NAID 110007580877
- 片側子宮角を欠損したホルスタイン種経産牛の子宮および卵巣血流(臨床繁殖学)
- 安藤 貴朗,上村 俊ー,浜名 克己 [他],大塚 浩通,渡辺 大作
- The journal of veterinary medical science 69(4), 429-432, 2007-04-25
- … 染豚もしくは非感染豚における糞便中有機酸の特徴を明らかにした.15の養豚農家で飼育されている育成豚から下痢又は軟便を採取した.合計106の糞便中の有機酸濃度を測定し,B.hyodysenteriaeおよびB.pilosicoliをPCRを用いて検出したところ,B.hyodysenteriaeは1農場の3検体から検出され,B.hyodysenteriaeは別の1農場の5検体から検出された.以上より,病原性スピロヘータの検出と,イソ酪酸およびイソ吉草酸濃度の低下との関連が示唆された. …
- NAID 110006250088
- Brachyspira hyodysenteriae又はB.pilosicoli陽性農場における糞便中有機酸の特徴(細菌学)
- 朴 鐘吉,塚原 隆充,伊藤 貢 [他],志賀 明,足立 吉數,牛田 一成
- The journal of veterinary medical science 69(4), 425-428, 2007-04-25
- … 染豚もしくは非感染豚における糞便中有機酸の特徴を明らかにした.15の養豚農家で飼育されている育成豚から下痢又は軟便を採取した.合計106の糞便中の有機酸濃度を測定し,B.hyodysenteriaeおよびB.pilosicoliをPCRを用いて検出したところ,B.hyodysenteriaeは1農場の3検体から検出され,B.hyodysenteriaeは別の1農場の5検体から検出された.以上より,病原性スピロヘータの検出と,イソ酪酸およびイソ吉草酸濃度の低下との関連が示唆された. …
- NAID 110006250087
Related Links
- イソ酪酸(イソらくさん、Isobutyric acid)は、分子式 C 4 H 8 O 2 、示性式 (CH 3) 2 CHCOOH のカルボン酸の一種。酪酸の構造異性体で、ジメチル酢酸などの別名がある。分子量は 88.11、CAS登録番号は [79-31-2]。 常温・常圧において ...
- ChemicalBook あなたのためにイソ酪酸 クロリド(79-30-1)の化学的性質を提供して、融点、価格、蒸気圧、沸点、毒性、比重、沸点、密度、分子式、分子量、物理的な性質、毒性 税関のコードなどの情報、同時にあなたは更にイソ酪酸 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- isobutyric acid
[★]
- 関
- isobutyrate
[★]
- 英
- [[]]
- 同
- 3-aminoisobutyrate
- 関
- [[]]
- 同
- 3-aminoisobutyrate
[★]
- 英
- isobutyrate
- 関
- イソ酪酸
[★]
- 英
- butyric acid, butanoic acid
- 同
- ブチル酸、ブタン酸
- 関
- カルボン酸
関連物質
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義