- 英
 
- alanine transaminase
 
- 関
 
- アラニンアミノトランスフェラーゼ
 
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/03/02 22:24:25」(JST)
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| アラニントランスアミナーゼ | 
| 識別子 | 
| EC番号 | 
2.6.1.2 | 
| CAS登録番号 | 
9000-86-6 | 
| データベース | 
| IntEnz | 
IntEnz view | 
| BRENDA | 
BRENDA entry | 
| ExPASy | 
NiceZyme view | 
| KEGG | 
KEGG entry | 
| MetaCyc | 
metabolic pathway | 
| PRIAM | 
profile | 
| PDB構造 | 
RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum | 
| 遺伝子オントロジー | 
AmiGO / EGO | 
| 検索 | 
 
| PMC | 
articles | 
 
| PubMed | 
articles | 
 
| NCBI | 
proteins | 
 
 
 | 
| アラニントランスアミナーゼ | 
| 識別子 | 
| 略号 | 
GPT | 
| Entrez | 
2875 | 
| HUGO | 
4552 | 
| OMIM | 
138200 | 
| RefSeq | 
NM_005309 | 
| UniProt | 
P24298 | 
| 他のデータ | 
| EC番号 | 
2.6.1.2 | 
| 遺伝子座 | 
Chr. 8 q24.2-qter | 
アラニンアミノ基転移酵素(アラニンアミノきてんいこうそ、Alanine transaminase, ALT, EC 2.6.1.2)は、GPT(Glutamic Pyruvic Transaminase、グルタミン酸ピルビン酸転移酵素)とも呼ばれ、ピルビン酸とグルタミン酸をアラニンとα-ケトグルタル酸に相互変換する酵素である。
- 
 
人体のほとんどの組織に含まれているが、なかでも肝細胞への分布が圧倒的に多い。そのため、肝細胞の破壊(あるいは細胞膜の透過性亢進)の際には血中濃度が上昇する(逸脱酵素)。
目次
- 1 臨床検査におけるALT
 
- 2 関連項目
 
- 3 外部リンク
 
 
臨床検査におけるALT
逸脱酵素としての性質から、血清中のALT濃度は肝障害の程度の指標として利用される。肝細胞が破壊し尽くされるとむしろ流出量は低下する。肝臓の逸脱酵素としてALTとともに知られるAST(GOT)よりも特異性が高い(肝臓以外の障害では上がりにくい)が、ASTとの比率も臨床的に意義がある。
基準値
単位は IU/l(国際単位/l)で示され、5~40程度が基準値となる。
異常値
正常ではALTの方が高めの数値を示していることが多い。肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝腫瘍などの肝疾患ではAST、ALTの上昇が特徴的であり、100以上、ときに500以上を示す。なかでも、アルコール性肝炎や肝硬変、肝腫瘍ではASTの上昇が目立ち、ウイルス性肝炎や脂肪肝ではALTの上昇が目立つとされている。
関連項目
外部リンク
- Alanine transaminase - the US National Library of Medicine Medical Subject Headings (MeSH)
 
- ALT: MedlinePlus Medical Encyclopedia
 
| 
炭水化物代謝: 解糖系/糖新生の酵素 | 
 
 | 
 
| 解糖系 | 
 グルコキナーゼ/ヘキソキナーゼ/グルコース-6-ホスファターゼ - グルコース-6-リン酸イソメラーゼ - 6-ホスホフルクトキナーゼ/フルクトースビスホスファターゼ - フルクトースビスリン酸アルドラーゼ - トリオースリン酸イソメラーゼ - グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ - ホスホグリセリン酸キナーゼ - ホスホグリセリン酸ムターゼ - ホスホピルビン酸ヒドラターゼ - ピルビン酸キナーゼ 
 | 
 
 | 
 
| 糖新生のみの酵素 | 
 ピルビン酸カルボキシラーゼ - ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ - 乳酸 (コリ回路):L-乳酸デヒドロゲナーゼ - アラニン (グルコース-アラニン回路):アラニントランスアミナーゼ 
 | 
 
 | 
 
| 調節 | 
 6-ホスホフルクト-2-キナーゼ/フルクトース-2,6-ビスホスファターゼ - ビスホスホグリセリン酸ムターゼ 
 | 
 
 
 | 
 
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Japanese Journal
- 還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの酸化電流測定に基づく血清中のアスパラギン酸トランスアミナーゼ及びアラニントランスアミナーゼ活性の測定
 
- 木下 英明 [他],須田 吉久,川窪 隆昌,臼井 敏明,池田 篤治
 
- 分析化学 43(9), 709-714, 1994-09-05
 
- 新炭素素材(plastic formed carbon)を使用したPFC電極に透析膜を被覆した電極を用いて還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)の定常状態での酸化電流値を測定すると, pH5〜9の溶液では500〜300mV(対SCE)で限界値に達した.その電流値はNADH濃度と2.5〜1500μMの間で直線比例した.pH7.8で200μM NADHを5回測定したときの相対標準偏差は …
 
- NAID 110002906823
 
- 234 L-フェニルアラニントランスアミナーゼ遺伝子のE.coliでのクローニング
 
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- アラニントランスアミナーゼ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 BIGLOBE百科事典に関するご利用上の注意 転送 アラニンアミノ基転移酵素 [ アラニントランスアミナーゼ ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia ...
 
★リンクテーブル★
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アラニントランスアミナーゼ
- 関
 
- alanine aminotransferase
 
  [★]
アラニンアミノトランスフェラーゼ
  [★]
- 英
 
- D-alanine transaminase
 
  [★]
- 英
 
- alanine Ala A
 
- 同
 
- 2-アミノプロピオン酸 2-aminopropionic acid
 
- 関
 
- アミノ酸
 
  [★]
- 英
 
- trans、t-、(心理)trance = 催眠状態 = トランス状態