水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム
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- 2010年5月27日 ... 株式会社カイゲンのアシドレス配合内服液(消化器官用薬)、一般名水酸化 アルミニウムゲル(Aluminum hydroxide gel) 水酸化マグネシウムペースト( Magnesium hydroxide paste) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
- 株式会社カイゲンのアシドレス配合内服液の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アシドレス配合内服液
禁忌
- 透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれることがある。]
効能または効果
胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常
- 通常、成人1日16〜48mLを数回に分割経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- 腎障害のある患者[高マグネシウム血症、長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれるおそれがあるので、定期的に血中マグネシウム、アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと。]
- 心機能障害のある患者[マグネシウムは、心機能を抑制する作用がある。]
- 下痢のある患者[水酸化マグネシウムの緩下作用により、下痢を促進するおそれがある。]
- 高マグネシウム血症の患者[血中マグネシウム濃度を上昇させるおそれがある。]
- リン酸塩低下のある患者[アルミニウムは無機リンの吸収を阻害する。]
薬効薬理
- 制酸及び胃粘膜保護作用を有する。
- 生物学的同等性試験
化学的同等性試験
- アシドレス配合内服液と標準製剤(液剤)を用いて、in vitroで制酸力試験、持続性試験及び過剰投与によるpHの上昇試験を行った結果、両剤間に有意差は認められず、化学的効力の同等性が確認された。
胃粘膜防御効力試験
- ラットを用いて、アシドレス配合内服液と標準製剤(液剤)を絶食単回経口投与して胃粘膜防御効果の比較検討を行った結果、両剤間に有意差は認められず、胃粘膜防御効力の同等性が確認された。
十二指腸粘膜防御効力試験
- ラットを用いて、アシドレス配合内服液と標準製剤(液剤)を絶食単回経口投与して十二指腸粘膜防御効果の比較検討を行った結果、両剤間に有意差は認められず、十二指腸粘膜防御効力の同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
水酸化アルミニウムゲル
一般名
性状
- 白色粘稠の懸濁液で静置すると上層に少量の水を分離する。
水酸化マグネシウムペースト
一般名
性状
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水酸化アルミニウム(酸化アルミニウム)、水酸化マグネシウム
- 関
- 制酸剤