麻酔

出典: meddic

anesthesia
麻酔機、術前準備


全身麻酔

1. Semi-rapid induction (成人の場合の基本)

  • (a) モニター装着,静脈確保.
  • (b) propofol( 2 mg/kg )remifentanil( 0.5 μg/kg/min )で入眠.
  • (c) rocuronium( 0.6 mg/kg )で筋弛緩.
  • (d) 100%酸素でBag & Mask
  • (e) 麻酔が深くなったら気管挿管.

目的別の麻酔方法

  • 心臓手術:on-pump CAB, off-pump CAB
  • 肺手術:一側肺換気
  • 産科麻酔:筋弛緩薬以外は胎盤を通過すると考えて良いと思われる。硬膜外麻酔でオピオイドを投与するのは分娩後。
  • 帝王切開術:脊髄くも膜下麻酔 

参考

  • 1. 研修医用のマニュアル - 神戸大学大学院医学系研究科 外科系講座 麻酔科学分野
http://www.med.kobe-u.ac.jp/anes/manual.html
  • 2. 麻酔科レジデントマニュアル 麻酔応用編 筑波大学附属病院麻酔科 2011 年ver.1.4
[display]http://www.md.tsukuba.ac.jp/clinical-med/anesthesiology/tsukuba_new_anesthesiology/pdf/manual3advanced110325.pdf



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/02/07 19:26:11」(JST)

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和文文献

  • 対談 : 山村秀夫東京大学名誉教授に聞く"草創期の日本麻酔科学のあゆみ"(1)
  • 食道挿管を利用した経鼻胃管挿入の一方法
  • 腰部脊柱管狭窄症に伴う有痛性筋痙攣に腰部交感神経節ブロックと血管ステント留置が奏効した1症例
  • 重症心身障害者の歯科治療にデクスメデトミジンを使用した麻酔管理

関連リンク

全身麻酔と局所麻酔の違い、それぞれの麻酔方法、種類、メリット、副作用について、わかりやすく解説します。全身麻酔の合併症の発生率と具体的な症状が理解できれば、麻酔について過剰に心配しすぎなくてもよいとわかるはず ...
日本麻酔科学会は、麻酔科学の研究や麻酔科医の育成、他の医療との融合、国際的活動を通じて、皆様に安全で快適な医療を提供することを目的としています。
麻酔をうける人と麻酔科医のためのページです.麻酔をうける人には麻酔というものの 説明を,麻酔科医のためには麻酔科医という仕事にまつわる様々な話題を提供できれば と考えてこのページを作りました.どうぞご覧下さい.

関連画像

麻酔科画像.gif歯科 麻酔 は 残念 ながら 歯科 歯科麻酔科・麻酔科手術麻酔麻酔の種類最新号の表紙とは限りません麻酔のマスクその他にも電動麻酔器や細い針

添付文書

薬効分類名

  • 全身吸入麻酔剤

販売名

スープレン吸入麻酔液

組成

  • 本品1mL中デスフルランを1mL含有
    (本剤は化学的に安定なため、添加剤は使用していない。)

禁忌

  • 本剤又は他のハロゲン化麻酔剤に対する過敏症の既往歴のある患者
  • 悪性高熱の既往歴又は血族に悪性高熱の既往歴のある患者[悪性高熱があらわれやすいとの報告がある。]

効能または効果

  • 全身麻酔の維持
  • 本剤は気道刺激性が強いため、全身麻酔の維持にのみ使用し、導入には使用しないこと([臨床成績]の項参照)。
  • 通常、成人には、デスフルランとして3.0%の濃度で開始し、適切な麻酔深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら、濃度を調節する。通常、成人では、亜酸化窒素の併用の有無にかかわらず、デスフルランとして7.6%以下の濃度で外科的手術に適切な麻酔深度が得られる。

慎重投与

  • 脳に器質的障害のある患者[脳脊髄液圧を用量依存的に増加させるおそれがある。]
  • 冠状動脈疾患のある患者[心拍数増加や血圧上昇をきたすことがあるため、十分な観察を行い、本剤の急激な増量を避けること。]
  • 心疾患及び心電図異常のある患者[心停止、高度徐脈、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)、心室細動があらわれるおそれがある(「重大な副作用 3.」の項参照)。]
  • 肝・胆道疾患のある患者[肝・胆道疾患が増悪するおそれがある。]
  • 高齢者[「高齢者への投与」の項参照。]
  • 筋ジストロフィーのある患者[悪性高熱、重篤な不整脈に至る高カリウム血症があらわれるおそれがある(「重大な副作用 1.、4.」の項参照)。]
  • スキサメトニウム塩化物水和物の静脈内投与により筋硬直がみられた患者[悪性高熱、重篤な不整脈に至る高カリウム血症があらわれるおそれがある(「重大な副作用 2.」の項参照)。]
  • アドレナリン含有製剤を投与中の患者[併用により心筋のアドレナリンに対する感受性が亢進することが知られており、頻脈、不整脈等を起こすおそれがある(「相互作用」の項参照)。]

重大な副作用

悪性高熱

(頻度不明)

  • 高炭酸ガス血症の初期症状、筋硬直、頻脈、頻呼吸、チアノーゼ、不整脈及び血圧変動等を伴う重篤な悪性高熱があらわれることがある。本剤を使用中、悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は、直ちに投与を中止し、ダントロレンナトリウム水和物の静脈内投与、全身冷却、純酸素での過換気、酸塩基平衡の是正等適切な処置を行うこと。なお、本症については麻酔後にもみられることがあるので、患者の状態に注意すること。また、本症は腎不全を続発することがあるので、尿量の維持を図ること。

高カリウム血症

(頻度不明)

  • 重篤な不整脈に至る高カリウム血症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。特に、筋ジストロフィー(特にデュシェンヌ型筋ジストロフィー)が潜在する患者やスキサメトニウム塩化物水和物が併用されている場合に発生しやすいので注意すること。

重篤な不整脈

(頻度不明)

  • 心停止、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)等があらわれることがあるので、異常が認められた場合には本剤の減量又は中止等適切な処置を行うこと。

横紋筋融解症

(頻度不明)

  • 横紋筋融解症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)増加、血中・尿中ミオグロビン増加等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による重篤な高カリウム血症、急性腎不全の発症に注意すること。

ショック、アナフィラキシー

(頻度不明)

  • ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下等異常があらわれた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。

肝機能障害、黄疸

(頻度不明)

  • 肝壊死、肝細胞融解性肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)等の著しい増加を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。なお、短期間内に反復投与した場合、その頻度が増すとの報告がある。また、本剤と他のハロゲン化麻酔剤との間に交叉過敏性のあることが報告されている。

喉頭痙攣

(頻度不明)

  • 喉頭痙攣により換気困難な状況に陥る可能性がある。異常が認められた場合には、持続的気道陽圧、筋弛緩剤の使用等適切な処置を行うこと。特に、ラリンジアルマスク等の声門上器具使用中に喉頭痙攣が出現し、換気困難となった症例が報告されているため、注意すること。

薬効薬理

麻酔作用

  • デスフルランのヒトでのMAC(Minimum Alveolar Concentration:最小肺胞濃度;標準的な外科的切開が行われたときに50%の患者に体動が認められないときの濃度)は以下のとおりである。

(麻酔作用の表参照)

神経系への影響9)

  • 健康成人に本剤6〜12%を吸入させたときの脳波変化は、6%で徐波化の亢進、9%で群発抑制が認められたが、12%で更なる群発活性の徐波化は認められなかった。また、皮質の電気活動が濃度依存的に低下したが、てんかん様脳波は認められなかった。

呼吸器系、循環器系への影響10)

  • 健康成人に本剤6〜12%を吸入させたとき、心拍数の増大が認められ、血圧の低下、呼吸数の増加及び1回換気量の低下が濃度依存的に認められた。

有効成分に関する理化学的知見

一般名:

  • デスフルラン(Desflurane)

化学名:

  • (2RS )-2-(Difluoromethoxy)-1,1,1,2-tetrafluoroethane

分子式:

  • C3H2F6O

分子量:

  • 168.04

沸点:

  • 23℃

比重(20℃):

  • 1.465

蒸気圧:

  • 20℃:684mmHg

22℃:727mmHg
23℃:761mmHg
24℃:791mmHg
26℃:853mmHg

分配係数11),12)(37℃):

  • 血液/ガス 0.424

オリーブオイル/ガス 18.7
脳/ガス 0.54

性状:

  • 本剤は無色澄明の液である。90%エタノール、アセトン又はヘキサンに溶けやすく、水に溶けにくい。


★リンクテーブル★
国試過去問084A077」「082C012
リンク元プロポフォール」「術前準備」「麻酔器」「麻酔薬」「かぜスコア
拡張検索硬膜外麻酔」「表面麻酔」「解離性麻酔薬

084A077」

  [★]

  • (1) 麻酔効果発現が早い。
  • (2) 麻酔効果が確実である
  • (3) 麻酔域の調節が容易である。
  • (4) 呼吸機能の抑制が少ない
  • (5) 局所麻酔中毒が起こりにくい
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

082C012」

  [★]

  • 麻酔中に不整脈が発生しやすいのは?
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

プロポフォール」

  [★]

propofol
ディプリバンDiprivan
麻酔麻酔薬静脈麻酔静脈麻酔薬


特徴

構造

作用機序

薬理作用

  • 鎮痛:× → 麻酔性鎮痛薬などと組み合わせて用いる。
  • 意識消失:○
  • 筋弛緩:△
  • 反射抑制:○

効能又は効果

1%ディプリバン注
  • 全身麻酔の導入及び維持
  • 集中治療における人工呼吸中の鎮静

動態

1%ディプリバン注
  • 1. 半減期は
  • 日本人健康成人男子6例に1.0、2.0及び2.5mg/kgを単回静脈内ボーラス投与したとき、プロポフォールの体内動態は3-コンパートメントモデルに適合し、全血中濃度は3相性に減衰した。各相の半減期は2.6分(t1/2α)、51.0分(t1/2β)及び365分(t1/2γ)であった。中央コンパートメントにおける分布容積及び定常状態時の分布容積はそれぞれ26L及び317Lであった。全身クリアランス(CLTB)値は1.62L/分であった。1~2.5mg/kgの用量範囲で、血漿中薬物濃度-時間曲線下面積(AUC0-∞)が用量に比例して増加することが示された。また、薬物動態パラメータに明らかな性差はみられなかった(外国人の成績)。
  • 2. 代謝及び排泄
  • 成人患者8例に平均2.6mg/kgを単回静脈内ボーラス投与した場合、投与後24時間までにプロポフォール及び1,4キノール体のグルクロン酸抱合体ならびに1,4キノール体の硫酸抱合体として投与量の68.3%が尿中に排泄された。
  • 3. 蛋白結合率6)
  • 外国人患者にプロポフォールを2.5mg/kg用量で単回静脈内ボーラス投与したとき、投与後10及び120分後の蛋白結合率は約97~99%であった。

適応

注意

  • 妊婦、授乳婦 → 母乳に移行する。ただし、その量は微々たるものらしい。しかし、できるだけ回避。

禁忌

1%ディプリバン注
  • 1. 本剤又は本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2. 妊産婦(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
  • 3. 小児(集中治療における人工呼吸中の鎮静)

副作用

  • 注射時の痛み、呼吸抑制、無呼吸、低血圧(麻酔導入時に起こる低血圧はバルビツレートに比べて高頻度に起こる)
  • 徐脈-アシドーシス(プロポフォール注入症候群):稀であるが致命的。

参考

  • 1%ディプリバン注
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1119402A1022_1_15/1119402A1022_1_15?view=body



術前準備」

  [★]

麻酔

術前からの投薬

  • β受容体遮断薬:手術直前まで継続 → 突然の中止により、投与中止後24-36時間に交感神経活動が活性化し、高血圧、頻脈、心筋虚血、梗塞を見ることがある。 (SAN.184)
  • 抗不整脈薬:当日の朝に中止、あるいは当日の朝まで服用し以降中止(資料3)。
  • アンジオテンシン転換酵素阻害薬(ACEI)、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB):当日の朝に中止 → 麻酔導入時に重篤な血圧低下をきたすおそれ。 (SAN.184)
  • 経口糖尿病薬、インスリン:手術当日より中止 (資料3)

参考

  • 1. 術前中止薬一覧 - 宝塚市立病院 兵庫県宝塚市
[display]http://www.city-hospital.takarazuka.hyogo.jp/medical/department/img/stopmedicin50.pdf
  • 2. 術前中止薬一覧(HP用) - 宝塚市立病院 兵庫県宝塚市
[display]http://www.city-hospital.takarazuka.hyogo.jp/medical/department/img/stopmedicin.pdf
  • 3. 麻酔科レジデントマニュアル 麻酔応用編 筑波大学附属病院麻酔科 2011 年ver.1.4
[display]http://www.md.tsukuba.ac.jp/clinical-med/anesthesiology/tsukuba_new_anesthesiology/pdf/manual3advanced110325.pdf


麻酔器」

  [★]

anesthesia machine, anesthesia apparatus
麻酔







工業用ボンベと医療用の配管の色

ボンベの色 気体 パイピング野色
      空気 ..
青/灰 .. .. 笑気 ..
.. 酸素 ..
.. 二酸化炭素    
.. 塩素    
.. 水素    
.. アンモニア    
.. アセチレン    
.. その他    

麻酔薬」

  [★]

anesthetic, anesthetic agent, anesthetic drug
narcoticum
麻酔

概念

  • 手術を行うことが許容される程度まで神経を抑制する薬物
  • 無痛、無意識、筋弛緩、反射の抑制

分類

特徴

  • 全身麻酔薬の中で催眠作用と(十分な)鎮痛作用があるのはケタミン亜酸化窒素(催眠作用弱)
  • 全身麻酔薬の中で催眠作用と筋弛緩作用があるのはセボフルランイソフルラン
  • 全身麻酔薬の中でもっぱら催眠作用を得るために使用しているのはケタミン以外の静脈麻酔薬

参考

  • 1. 麻酔薬
[display]http://tkamogashira.users.sourceforge.net/sodan/story/m/anes.html
  • 2.
[display]http://park12.wakwak.com/~pharma1/textbook/Anesthetics/Anesthetics.html


かぜスコア」

  [★]

麻酔
1 鼻閉、鼻水、くしゃみ
2 咽頭発赤、扁桃腫脹
3 咳嗽、喀痰、嗄声
4 呼吸音異常
5 発熱(乳児38.0、幼児37.5℃以上)
6 食思不振、嘔気、嘔吐
7 胸部X線写真異常
8 白血球増多(乳児12,000,幼児10,000/mm3以上)
9 かぜの既往(入院2週以内)
10 年齢因子(6ヶ月未満)

判定

  • 0~2点 :健常群 → 通常通り麻酔可能
  • 3~4点 :境界群 → 十分な対策が必要
  • 5~10点:危険群 → 中止


硬膜外麻酔」

  [★]

epidural anesthesia, peridural anesthesia, extradural anesthesia
硬麻
脊髄くも膜下麻酔局所麻酔


用途

  • 手術のための麻酔
  • 術後疼痛管理:胆嚢摘出術ではT7あたりの硬膜外にカテーテルを留置。

合併症

  • 血圧低下、徐脈
  • 硬膜穿刺、くも膜下腔注入、カテーテルの血管内迷入、カテーテルの抜去困難
  • 局所麻酔中毒
  • 神経損傷、硬膜外血腫
  • 硬膜外感染、硬膜外膿瘍



表面麻酔」

  [★]

surface anesthesia, topical anesthesia
粘膜麻酔
麻酔



解離性麻酔薬」

  [★]

dissociative anesthetic




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