赤痢アメーバ

出典: meddic

Entamoeba histolytica
amoeba dysenteriae
根足虫類原虫微生物学amebiasis

分類

感染症

  • 大腸粘膜下組織を破壊して広がり腸アメーバー症を起こす。大腸壁の栄養型が血行性に肝、肺、脳に広がり膿瘍を形成する。最も多いのが肝膿瘍。


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/06/27 07:20:29」(JST)

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和文文献

  • 臨床例 内科治療のみにて軽快した健常成人発症巨大アメーバ性肝膿瘍の1例
  • 吉田 憲司,鈴木 敏郎,木畑 穣 [他]
  • 診断と治療 101(1), 173-175, 2013-01-00
  • NAID 40019559499
  • 人間ドックを契機に発見された赤痢アメーバ症の1例
  • 金沢 佑星[他]
  • 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 87(3), 133-136, 2012-09-25
  • 51歳の男性で,人間ドックで便潜血陽性で精査のため入院した。愁訴は全くなかった。消化管の内視鏡検査で虫垂口近傍に潰瘍や発赤を認め,生検にて粘膜表層に多数の赤血球を貪食した栄養型のアメーバ虫体を認めた.血中抗体価の上昇とも併せて赤痢アメーバ症と診断し,メトロニダゾール1.0gを10日間使用したところ,これらの所見は消失した.
  • NAID 110009504671
  • 症例報告 人間ドックを契機に発見された赤痢アメーバ症の1例
  • 金沢 佑星,崎村 直史,三原 智 [他]
  • 長崎医学会雑誌 87(3), 133-136, 2012-09-00
  • NAID 40019538390

関連リンク

アメーバ赤痢(-せきり)とは、赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)による消化器伝染 病。日本では感染症法において五類感染症に指定されている。赤痢アメーバは大腸に 寄生し、糞便中にシストを排泄する。性行為で広がることもある。
アメーバ赤痢. 原虫である赤痢アメ-バ(Entamoeba histolytica )を病原体とする大腸 炎のうち、粘血便をはじめとし、下痢、テネスムス(しぶり腹)、腹痛などの赤痢症状を 示すものを、本来、アメ-バ赤痢と呼ぶ。しかし、1999年4月から施行された感染症法 ...
赤痢アメーバとは・・・・・
アメーバ赤痢(amebic dysentery)の病原体は、 Entamoeba histolytica というアメーバ です。一般には、赤痢アメーバと呼ばれることが多いです。赤痢アメーバが起こす病気を 赤痢以外のものも含めてアメーバ症(amebiasis)と言います。赤痢アメーバによる感染 ...

関連画像


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未 染色 栄養 型 虫 体520図 8 赤痢アメーバ 嚢 子内に検出された赤痢アメーバ  赤痢アメーバ。腸の中に寄生


★リンクテーブル★
先読み微生物学」「amebiasis
国試過去問112F072
リンク元性感染症」「Entamoeba histolytica」「過ヨウ素酸シッフ染色」「検体」「アメーバ赤痢
拡張検索赤痢アメーバ抗体
関連記事赤痢」「アメーバ

微生物学」

  [★]

microbiology

ウイルス

細菌~寄生虫

ワクチン

  • 米国:小児のワクチンスケジュール
2008 Child & Adolescent Immunization Schedules
  • 日本:小児のワクチンスケジュール
日本の小児における予防接種スケジュール


amebiasis」

  [★] アメーバ症

WordNet   license wordnet

「infection by a disease-causing ameba」
amoebiasis, amebiosis, amoebiosis


112F072」

  [★]

  • 次の文を読み、72~74の問いに答えよ。
  • 76歳の男性。腹痛と下痢とを主訴に来院した。
  • 現病歴:50歳台から軟便傾向であり、ときに水様下痢となっていた。本日、早朝に下痢、腹痛が出現した。自宅近くの診療所を受診し、細胞外液の輸液を受けたが改善しないため、紹介されて受診した。血便や嘔吐はない。
  • 既往歴:55歳ごろに過敏性腸症候群と診断され、6か月間治療を受けたことがある。65歳時から高血圧症と脂質異常症のため、自宅近くの診療所でスタチンとカルシウム拮抗薬とを処方されている。75歳時からAlzheimer型認知症のためドネペジル塩酸塩を処方されている。
  • 家族歴:父親が胃癌。母親が脳卒中。
  • 生活歴:商社に勤務し、48歳から60歳まで東南アジア諸国に赴任していた。
  • 現症:意識は清明。身長 173cm、体重 66kg。体温 37.1℃。脈拍 88/分、整。血圧 120/60mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は下腹部全体に圧痛があるが、反跳痛はない。肝・脾を触知しない。腸雑音は亢進している。
  • 検査所見:尿所見:蛋白1+、糖(-)、ケトン体3+、潜血(-)、沈渣に白血球を認めない。血液所見:赤血球 497万、Hb 14.9g/dL、Ht 44%、白血球 11,700(好中球 77%、好酸球4%、単球6%、リンパ球 13%)、血小板 32万。血液生化学所見:総蛋白 6.0g/dL、アルブミン 3.3g/dL、総ビリルビン 1.1mg/dL、AST 8U/L、ALT 10U/L、LD 156U/L(基準 176~353)、ALP 147U/L(基準 115~359)、γ-GTP 25U/L(基準8~50)、尿素窒素 14mg/dL、クレアチニン 1.0mg/dL、尿酸 5.9mg/dL、血糖 101mg/dL、HbA1c 5.4%(基準 4.6~6.2)、トリグリセリド 85mg/dL、HDLコレステロール 54mg/dL、LDLコレステロール 116mg/dL、Na 139mEq/L、K 3.3mEq/L、Cl 103mEq/L。便鏡検によって認めた微生物の写真(別冊No. 8)を別に示す。▲112F008▲
  • 原因微生物はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 112F071]←[国試_112]→[112F073

性感染症」

  [★]

sexually transmitted disease, STD, STI
性行為感染症
性病

定義

  • 性行為を介して、ヒトからヒトへ病原微生物が直接伝播する感染症の総称
  • 性行為は性交のみに限らず、また異性間の場合も同性間の場合も含まれ,性器以外の性交に類似した行為も該当する。

疫学

♂:淋菌性尿道炎 > クラミジア性尿道炎 > 性器ヘルペス > 尖圭コンジローマ ♀:クラミジア性尿道炎 > 性器ヘルペス > 尖圭コンジローマ > 淋菌性尿道炎

性感染症

病原体 感染症 原因ウイルス
ウイルス 性器ヘルペス 単純ヘルペスウイルス
尖圭コンジローマ子宮頚癌 ヒト乳頭腫ウイルス
B型肝炎 B型肝炎ウイルス
C型肝炎 C型肝炎ウイルス
エイズ ヒト免疫不全ウイルス
成人T細胞白血病 ヒトTリンパ球向性ウイルス
サイトメガロウイルス感染症 サイトメガロウイルス
伝染性軟属腫 伝染性軟属腫ウイルス
伝染性単核症 EBウイルス
細菌 梅毒 梅毒トレポネーマ
性器クラミジア感染症 クラミジア・トラコマチス
淋病 淋菌
軟性下疳 ヘモフィルス・デュクレイ
鼠径部肉芽腫 肉芽腫カリマトバクテリウム
赤痢 赤痢菌
非淋菌性尿道炎 クラミジア・トラコマチスマイコプラズマウレアプラズマ
真菌 口腔カンジダ症 カンジダ
非淋菌性尿道炎 カンジダ
寄生虫、
原虫
いろいろ トリコモナス
非淋菌性尿道炎 腟トリコモナス
アメーバ赤痢 赤痢アメーバ
毛ジラミ症 Phthirus pubis
疥癬 疥癬虫
白癬 Trichophyton rubrum, Trichophyton mentagrophytes
ランブル鞭毛虫下痢症 ランブル鞭毛虫

治療薬

QB.Q-265
淋疾 淋菌 ペニシリン、セフェム(セフトリアキソン)
非淋菌性尿道炎 クラミジア・トラコマティスなど テトラサイクリンマクロライド
外陰ヘルペス 単純ヘルペス アシクロビル
梅毒 梅毒スピロヘータ ペニシリン
鼡径リンパ肉芽腫症 クラミジア・トラコマティス テトラサイクリンマクロライド
軟性下疳 ヘモフィルス・デュクレイ マクロライドテトラサイクリン
疥癬 疥癬虫 安息香酸ベンジル
伝染性単核球症 EBウイルス  

URL

  • 性感染症
http://sks.oriaca.net/
  • STDの現状と取り扱い
http://www.jsog.or.jp/PDF/51/5109-203.pdf




Entamoeba histolytica」

  [★] 赤痢アメーバ


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過ヨウ素酸シッフ染色」

  [★]

periodic acid Schiff stain
PAS染色 PAS stain
[[]]

意義

  • 血液
  • (生理的には)赤血球・赤芽球陰性、幼弱な顆粒球陰性。それ以外はおよそ陽性
  • 急性白血病の診断:AMLの芽球ではほとんどが陰性、ALLの芽球では陽性を示す。ただし例外は少なくない。(LAB.327)
  • 赤白血病(M6):巨赤芽球が出現する疾患のうち、巨赤芽球性貧血ではPAS陰性であるが、赤白血病 M6の赤芽球はPAS陽性率が高い。(LAB.327)
  • 病理組織
細胞内グリコゲンや粘液、卵巣の濾胞液、軟骨基質、甲状腺コロイド、副腎のクロム親和性物質、下垂体の腺細胞の顆粒、リポフスチン、腎糸球体や尿細管基底膜や硝子滴、小血管のフィブリノイド変性や硝子化、前立腺内容、脾やリンパ節の細網線維や小血管、好中球、肥満細胞、骨髄巨細胞、赤痢アメーバ、真菌類、細菌類(参考1)

参考

  • 1.
[display]http://web.sapmed.ac.jp/bme/view/PAM.ppt
  • 2. 写真
[display]http://farm4.static.flickr.com/3338/3423439397_3c47998b3b.jpg
[display]http://www.pathologyoutlines.com/caseofweek/case200530image3.jpg



検体」

  [★]

samplespecimen
サンプリングサンプル試料試料採取実例標本標本抽出


検体の保存方法

  • 冷蔵:尿、便(赤痢アメーバを見いだしたい場合は冷蔵してはいけない。動かなくなり、顕微鏡下で識別できない)、腹水(see also LAB.239)
  • 37℃:血液(冷蔵するとNa-K ATPase activity↓により血清K↑)、髄液(髄膜炎菌を検出する場合は冷蔵×。低温で死滅する)。検体の種類によらない(淋菌。低温で死滅)

参考

  • 1. 検体の取扱い

[display]http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/hp-lab/rinkenhome/subfile/DCMI/saisyuhou_itiran_pdf.pdf

国試


アメーバ赤痢」

  [★]

amebic dysentery, amebiasis
アメーバ性赤痢アメーバ性大腸炎 amebic colitis
赤痢アメーバ腸アメーバ症




赤痢アメーバ抗体」

  [★]

Entamoeba histolytica antibody


赤痢」

  [★]

dysentery, shigellosis
赤痢アメーバシゲラ属



アメーバ」

  [★]

amebaamebae、(古)amoeba、(古)amoebae
アメーバ目




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