終末細気管支

出典: meddic

terminal bronchiole (Z)
bronchiolus terminalis
呼吸器の上皮の移行気管支の分岐細気管支肺#肺の構造


  • 16分岐(SP.628)
  • 0.05mm以下 (HIS.302)
  • 気道の最後の部分。
  • 上皮はクララ細胞と線毛立方上皮細胞
  • 粘膜固有層:薄い弾性結合組織
  • 平滑筋層:1-2層の平滑筋線維


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/03/25 14:09:05」(JST)

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和文文献

  • マイクロCT画像を用いた薄面化による肺胞壁抽出アルゴリズム(ポスター1, 医用画像一般)
  • 石森 裕之,河田 佳樹,仁木 登,藤井 正司,中屋 良宏,松井 英介,大松 広伸,森山 紀之
  • 電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 105(579), 93-96, 2006-01-20
  • … 空間分解能が最高5μmにまで至る高解像度で肺の微細構造を理解するためのマイクロCTシステムが開発された.このマイクロCTは, 小葉間隔壁, 終末細気管支, 呼吸細気管支, 肺胞などのような微細構造を明らかにすることが可能である.そこで, 細気管支から肺胞に至る肺の末梢構造を明らかにするために, マイクロCT画像を用いて肺の微細構造を三次元的に視覚化し, それらの解析を行うシステムの開発を目指す. …
  • NAID 110004079708
  • マイクロCT画像を用いた肺末梢構造の解析(ポスターセッション)
  • 山本 徹夫,久保 満,河田 佳樹,仁木 登,藤井 正司,中屋 良宏,松井 英介,大松 広伸,森山 紀之
  • 電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 104(580), 83-86, 2005-01-15
  • … 空間分解能が最高5μmにまで至る高解像度で肺の微細構造を理解するためのマイクロCTシステムが開発された.このマイクロCTは, 小葉間隔壁, 終末細気管支, 呼吸細気管支, 肺胞などのような微細構造を明らかにすることが可能である.そこで, 細気管支から肺胞に至る肺の末梢構造を明らかにするために, マイクロCT画像を用いて肺の微細構造を三次元的に視覚化し, それらの解析を行うシステムの開発を目指す. …
  • NAID 110003203546

関連リンク

世界大百科事典 第2版 - 終末細気管支の用語解説 - 肺と外界とを結ぶ空気の通り路を気道というが,その主要部分で,気管分岐部から終末細気管支までをいう。人間では,気管は第4胸椎の高さで左右に枝分れする(気管分岐部)。
SBOs 【組織】 1) 気道壁の基本的構造を説明できる. 2) 鼻腔、喉頭、気管、気管支、細気管支の構成要素の変化と機能を説明できる. 3) 肺胞樹と肺胞の細胞構築および肺胞の血液空気関門の構造を説明できる(※変更).
E 終末細気管支 標本を弱拡大で見ると多数の空胞が集まってスポンジ状を呈し、しかもこれらが集まって結合組織によって不完全な小区画(肺小葉 pulmonary lobules) が形成されているのが判る。切片の1側には肺胸膜 pulmonary pleura ...

関連画像

呼吸器 14 呼吸 細 気管支 1気管支 は リング 状 の 軟骨 と  に末梢の気管支の話です肺胞 嚢 軟骨 平滑筋 気管支 腺 終末気道ラット終末細気管支に


★リンクテーブル★
先読み気管支の分岐」「肺#肺の構造
国試過去問106G029」「104E024」「103G012」「106H001
リンク元呼吸器の上皮の移行」「細葉」「クララ細胞」「肺小葉
関連記事気管」「細気管支」「気管支」「終末

気管支の分岐」

  [★]

呼吸器の上皮の移行肺区域気管支
generation Diameter Length Number Total cross
(cm) (cm) sectional arec
    (cm^2)
C trachea 0 1.8 12 1 2.54
C bronchi 1 1.22 4.8 2 2.33
C bronchi 2 0.83 1.9 4 2.13
C bronchi 3 0.56 0.8 8 2
C bronchioles 4 0.45 1.3 16 2.48
C bronchioles 5 0.35 1.07 32 3.11
C  
R terminal bronchioles 16 0.06 0.17 6x10^4 180
R respiratory bronchioles 17
R respiratory bronchioles 18
R respiratory bronchioles 19 0.05 0.1 5x10^5 10^3
R alveolar duct 20
R alveolar duct 21
R alveolar duct 22
  alveolar sacs 23 0.04 0.05 8x10^6 10^4

C: Conducting zone~ R: Transitional and respiratory zones


肺#肺の構造」

  [★]

lung
肺区域肺野呼吸器の上皮の移行
  • 図:M.78 N.204(肺のリンパ系),197(肺区域)

解剖

  • 重量:右:500g, 左:400g
  • 葉:右3葉、左2葉
右上葉、右中葉、右下葉、左上葉、左下葉

発生

L.247
  • 肺の上皮、喉頭、気管、および気管支の内面を覆う上皮 → 内胚葉
  • 気管および肺の軟骨性要素と筋要素、結合組織 → 中胚葉(臓側中胚葉)
NGY.283
  • 妊娠16週頃:気管、気管支が分岐し腺状構造をなす(腺状期)
  • 妊娠16-24週頃:管状構造を形成し、毛細血管が上皮に接触する。(管状期)
  • 以降、肺胞上皮が二種類に分化し、肺胞が形成される。  肺表面活性物質
  • 妊娠28週頃:毛細血管が肺胞腔に露出

機能

  • 呼吸

肺の構造

SSUR.323
区分 気管支腺 軟骨 平滑筋 弾力線維
気管 2+ 3+ 2+ 4+
葉気管支 2+ 3+ 3+ 3+
区域-小気管支 2+ 2+ 3+ 3+
肺小葉 細-終末気管支 3+ 3+
肺胞道 呼吸細気管支
肺細葉
肺胞/肺胞嚢 2+

臨床関連

  • 肺の打診 (M.72)

胸部X線解剖

  • 右第1弓:上大静脈
  • 右第2弓:右心房
  • 左第1弓:大動脈弓
  • 左第2弓:肺動脈幹
  • 左第3弓:左心房(左心耳)
  • 左第4弓:左心室




シルエットサイン

  • 右第2弓:(陽性)[上葉]内側中葉区(S5)、[下葉]内側肺底区(S7)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)????  → 陰性だったら背面の区域、つまりS6,S10と考えて良いのではないだろうか?
  • 左第4弓:(陽性)[上葉]上舌区(S4)、下舌区(S5)、[下葉]前内側肺底区(S7+8)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)??? → 同様にS6,S10と考えて良いのでは?

肺のリンパ節

肺区域

  • 左肺は心臓があるために、右とは異なる形状・肺区域を有する。
  • S1とS2はまとめてS1+2と呼ばれる
  • S7とS8はまとめてS7+8あるいはS8と呼ばれる ← 心臓が左胸腔に全内側に突出しているからと考える
  • 背側にある区域は2・6・10と覚えよ

臨床関連

  • 分葉異常:奇静脈の走行異常による右上葉の奇静脈葉が最も多い(QB.I-295)






106G029」

  [★]

  • の構造・機能について正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G028]←[国試_106]→[106G030

104E024」

  [★]

  • 気道の解剖について正しいのはどれかo'
[正答]


※国試ナビ4※ 104E023]←[国試_104]→[104E025

103G012」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103G011]←[国試_103]→[103G013

106H001」

  [★]

  • 吸気時に最強となる喘鳴が聴取された場合に、病変部位と考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G069]←[国試_106]→[106H002

呼吸器の上皮の移行」

  [★]

気管支の分岐
区分 部位   構造を支持する組織 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 呼吸上皮 嗅上皮   表皮 基底細胞 杯細胞 線毛細胞 刷子細胞 漿液細胞 DNES細胞 嗅細胞 支持細胞 クララ細胞 線毛立方細胞 I型肺胞上皮細胞 Ⅱ型肺胞上皮細胞   組織   そのほかの特徴
肺外気道 鼻前庭   硝子軟骨                                         - 脂腺と汗腺   鼻毛
鼻腔:呼吸部   硝子軟骨と骨                               鼻甲介と鼻中隔前部に動脈叢と静脈洞。リンパ小節、肥満細胞、形質細胞 粘漿混合腺    
鼻腔:嗅部   骨(篩骨)                                        ボウマン腺(漿液性)    
肺外気道 咽頭鼻部   骨格筋                               リンパ成分 粘漿混合腺   咽頭扁桃、耳管
咽頭口部   骨格筋         ○← ←○                     リンパ成分 粘漿混合腺   口蓋扁桃
咽頭喉頭部   硝子軟骨
弾性軟骨(喉頭蓋軟骨、楔状軟骨)
       
(喉頭蓋の上面,声帯ヒダ)
                    リンパ成分 粘液腺と粘漿混合腺   咽頭扁桃、咽頭蓋、声帯ヒダ、前庭ヒダ
器官と主気管支   硝子軟骨と密性結合組織                                 粘液腺と粘漿混合腺   外膜にC字型の器官軟骨と器官筋(平滑筋)
肺内気道 二次気管支   硝子軟骨と平滑筋                                 粘漿混合腺   硝子軟骨の板とラセン状の2層の平滑筋層
細気管支 bronchiole 平滑筋                                     なし   直径1mm以下。商用に空気を送る。ラセン状の2本の平滑筋束
終末細気管支 terminal bronchiole 平滑筋                                         なし   直径0.5mm以下。呼吸部に空気を送る。平滑筋少々。
呼吸部 呼吸細気管支 respiratory bronchiole 平滑筋と膠原繊維                                   なし   壁に肺胞あり。肺胞の入り口には平滑筋の括約筋あり。
肺胞管 alveolus duct 細網繊維(III型コラーゲン)と肺胞の平滑筋性括約筋                                         なし   それ自体の壁はなく肺胞が並ぶ
肺胞嚢 alveolar sac III型コラーゲンと弾性繊維                                         なし   肺胞の集合
肺胞 alveolus III型コラーゲンと弾性繊維                                         なし   直径200um。肺胞大食細胞あり

細葉」

  [★]

acinus
肺細葉、一次小葉
小葉二次小葉

概念

the part of the lung distal to the terminal bronchiole is called an acinus (BPT.480)
  • 定義が複数ある
Aschoffの細葉は呼吸細気管支で支配される領域
Loeshckeの細葉は終末細気管支に支配される領域
細気管支 → 終末細気管支 → 一次呼吸細気管支 → 二次呼吸細気管支 → 三次呼吸細気管支 → 肺胞管

参考

  • 1.
http://www.okinawa.med.or.jp/activities/kaiho/kaiho_data/2007/200704/034.html
  • 2.
http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/physi1/respi/respi4,5/respi4,5.html


クララ細胞」

  [★]

Clara cell
呼吸器の上皮の移行気管支の分岐

概念

  • 細気管支レベル(細気管支終末細気管支呼吸細気管支)の上皮に存在。
  • ドーム状の頂部を有する。円柱形。微絨毛を持ち、頂部細胞質に糖タンパク質を含んだ分泌顆粒が存在する。線毛細胞より背が高い。 (HIS.302)
  • 分裂能を有する (HIS.302)

機能 (HIS.302)




肺小葉」

  [★]

pulmonary lobule, lobule of lung
lobulus pulmonis
二次肺小葉 secondary pulmonary lobule
肺の小葉、小葉細葉

定義

  • 一本の終末細気管支の支配領域を肺小葉という(SSUR.323改変) → 肺#肺の構造

解剖学・組織学

  • 数個の細葉から構成される
  • 境界:小葉間結合組織
  • 肺の放射線学的最小単位
  • 1-2cm大



気管」

  [★]

trachea (Z), tracheal tube
trachea
気管支気管支の分岐

解剖

  • 長さ12cm、直径2cm (HIS.298)。
  • C6椎体-T5椎体 / C6椎体の下部より始まりT4-T5椎体で左右の気管支に分かれる。)
  • 喉頭の輪状軟骨の直下から始まり主気管支が分岐するところに終わる。 (HIS.298)

粘膜

  • 1呼吸上皮(粘膜上皮):多列線毛上皮
  • 2. 粘膜固有層 疎性結合組織 膠原線維、弾性線維、気管腺(混合腺)
  • 3. 粘膜下組織 密生結合組織 
  • 4. 外膜 気管軟骨 馬蹄形(C字軟骨)後方に開いている。10-12個


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



細気管支」

  [★]

bronchiole n. / -s pl.
bronchiolus
気管支の分岐クララ細胞肺小葉

臨床関連

  • 肺の末梢気道、特に細気管支領域は解剖学的に気道肺胞の接点に位置し、喫煙や大気汚染物質により早期から障害を生じると考えられてきた。特に内径2mm以下の末梢気道の病変は呼吸生理学的にsmall airway diseaseと呼ばれ、進行すれば肺気腫などの慢性閉塞性疾患の発生につながるものとして喫煙などとの関連で論じられてきた。 (講義録呼吸器学 p.79)



気管支」

  [★]

bronchus / bronchi(pl.) (Z)
bronchus principalis
主気管支 main bronchus一次気管支 primary bronchus
気管気管支の分岐肺区域区域気管支





Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



終末」

  [★]

endingterminalterminally
最後終端ターミナル末期末端末端側




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