早発一過性徐脈

出典: meddic

early deceleration
胎児心拍数図
  • 子宮収縮と一致して30秒以上の経過で低下
  • 子宮収縮による児頭圧迫:正常反応:胎児状態良好


  • 分娩第2期に早発一過性徐脈が見られるのは生理的である。



UpToDate Contents

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和文文献

  • 大事なサインを見逃さない! 胎児心拍数モニタリング講座(5)早発一過性徐脈(early deceleration)
  • 藤森 敬也,佐藤 章
  • ペリネイタル・ケア 23(5), 390-393, 2004-05
  • NAID 40006184136
  • CTG波形と新生児仮死との関係 : 正常波形あるいは早発一過性徐脈を示し,新生児仮死となった症例
  • 坂梨 京子 [他]
  • 熊本大学医療技術短期大学部紀要 10, 79-81, 2000-03-01
  • NAID 110000965437

関連リンク

早発一過性徐脈の例. 陣痛の波と同時に一過性の徐脈があらわれ、すぐに終了する。 陣痛による 児頭圧迫によるもので、胎児仮死の徴候ではない。経過を観察する。 「病院 で産むあなたへ ~クスリ漬け出産でなかないために~ 」 陣痛促進剤による被害を 考える ...

関連画像

遅発一過性徐脈早発 一過性 徐 脈 正常 出現 変動一過性徐脈の例遅発一過性徐脈早発一過性徐脈の例一過性 頻脈 の 消失 正常 な


★リンクテーブル★
国試過去問096C002」「098B004」「103B049」「097G088」「094A064
リンク元胎児心拍数陣痛図」「胎児心拍数図
関連記事一過性」「一過性徐脈」「徐脈」「早発

096C002」

  [★]

  • 次の文を読み、1~3の問いに答えよ。
  • 27歳の妊婦。妊娠38週。陣痛を訴えて来院した。
  • 妊娠・分娩歴 : 23歳時に初めて妊娠し、10週で自然流産した。
  • 既往歴 : 特記すべきことはない。
  • 現症 : 身長158cm、体重57.5kg。体温36.4℃。脈拍84/分、整。血圧132/80mmHg。8分周期の規則正しい子宮収縮を認める。
  • 内診所見 : 子宮口2cm開大、展退度50%、先底部は児頭でSP 0、頚部硬度は中、子宮口の位置は中央である。6時間後の内診所見は来院時と変化はない。この時の胎児心拍数陣痛図(別冊No.1)を別に示す。
  • 胎児心拍数陣痛図の所見はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 096C001]←[国試_096]→[096C003

098B004」

  [★]

  • 28歳の初産婦。妊娠経過は順調であった。妊娠39週5日に陣痛発来のため入院した。身長160cm、体重63kg。妊娠中の体重増加は11kgである。子宮底長34cm、腹囲90cm。内診所見:児頭は骨盤入口部固定、子宮口3cm開大、頚管の硬度は軟。入院後、陣痛は増強し、子宮口10cm開大、SP+2cmで自然破水した。矢状縫合は横径に一致し、先進する小泉門は母体の左側に触れた。破水後、陣痛はさらに増強したが、4時間経過しても分娩の進行はみられなかった。再び内診したところ、児頭の所見は不変であった。胎児心拍数陣痛図で、早発一過性徐脈がみられる。
  • 診断はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 098B003]←[国試_098]→[098B005

103B049」

  [★]

  • 33歳の初産婦。妊娠41週1日。子宮収縮の増強を主訴に入院した。胎児心拍数陣痛図を以下に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
  • a. 心拍数基線は正常範囲内である。
  • b. 心拍数基線細変動は消失している。
  • c. 一過性頻脈を認める。
  • d. 早発一過性徐脈を認める。
  • e. 遷延一過性徐脈を認める。


[正答]
※国試ナビ4※ 103B048]←[国試_103]→[103B050

097G088」

  [★]

  • 胎児心拍数陣痛図で胎児健康状態を判定するとき、妊娠週数を考慮しなければならないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G087]←[国試_097]→[097G089

094A064」

  [★]

  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

胎児心拍数陣痛図」

  [★]

cardiotocogram CTG
心拍陣痛図
コントラクションストレステスト胎児心拍自動解析法
[show details]
  • 図:G10M.258(胎児機能不全の判断、対処、処置)
多くの場合、
横軸:一目盛り(細い)20秒、三目盛り(太い)1分
縦軸:一目盛り(細い)2 bpm、五目盛り(太い)10bpm

判読ポイント

  • 1. 基線の高さ。 正常では110-160bpm
  • 2. 基線細変動。 正常では6-25bpm。<5bpmで基線細変動減少
  • 3. 一過性変動の有無
    基線からの変動 頂点/最下点までの時間 持続時間 子宮収縮との関係 原因
一過性頻脈 ≧15bpm上昇 <30s 15s≦ ≦2m   胎動、子宮収縮、内診などの刺激、臍帯圧迫に伴う。胎児状態は悪くない
 
一過性徐脈 早発一過性徐脈   ≧30s   一致 児頭の圧迫のための頭蓋内圧の上昇による迷走神経反射が心拍数の低下を引き起こす
 
遅発一過性徐脈   ≧30s   遅れる 胎盤機能低下、あるいは心筋機能抑制による低酸素血症の顕在化
 
変動一過性徐脈 >15bpm低下 <30s 15s≦ ≦2m 様々 臍帯圧迫による迷走神経反射
 
遷延一過性徐脈 >15bpm低下   2m≦ ≦10m   内診などによる刺激、過強陣痛、臍帯圧迫、臍帯脱出、仰臥位低血圧症候群、
硬膜外麻酔等による母体低血圧、胎盤早期離、子癇発作や癲癇発作、娩出直前のいきみ
  • その他

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 胎児心拍数モニタリング - 日産婦誌59巻7号
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5907-203.pdf


胎児心拍数図」

  [★]

fetal heart rate monitoring
胎児心拍陣痛図

胎児心拍数基線

  • 110-160bpm:正常

基線細変動

胎児心拍数一過性変動

  • 1. 一過性頻脈:15bpm以上増加した状態が15秒以上持続:自律神経系の正常反応:胎児状態良好
  • 2. 一過性徐脈
  • 1) 早発一過性徐脈:子宮収縮と一致して30秒以上の経過で低下:子宮収縮による児頭圧迫:正常反応:胎児状態良好
  • 2) 遅発一過性徐脈:子宮収縮から遅れて30秒以上の経過で低下:胎盤機能不全:胎児状態不良
  • 3) 変動一過性徐脈:子宮収縮から30秒未満で15bpm以上低下 :臍帯圧迫:?
  • 4) 遷延一過性徐脈:15bpm以上低下した状態が2分~10分持続 :胎盤循環不全(架橋陣痛、臍帯圧迫、臍帯下垂・脱出、仰臥位低血圧症候群):胎児状態良好~不良

参考

  • 1. 胎児機能不全の診断基準の作成と妥当性の検証に関する - 日産婦誌60巻6号
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/shusanki_vol60no6.pdf


一過性」

  [★]

transienttransitoryephemeraltransiently
過渡応答過渡的一日限りトランジェント一過的一過性型

一過性徐脈」

  [★]

deceleration
胎児心拍数陣痛図



徐脈」

  [★]

bradycardia
徐拍


  • 脳圧亢進、閉塞性黄疸、甲状腺機能低下症、迷走神経緊張


早発」

  [★]

premature
成熟前早熟性早発性中途未熟



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