慢性胃炎

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chronic gastritis
gastritis chronica
胃炎シドニー分類 Sydney system



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/07 15:31:47」(JST)

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和文文献

  • 皮膚, 口腔病変を認めず, 診断に苦慮した食道天疱瘡の1例
  • 田口 純,石橋 陽子,菅井 望,関 英幸,三浦 淳彦,藤田 淳,鈴木 潤一,鈴木 昭,深澤 雄一郎
  • 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 52(8), 1866-1873, 2010-08-20
  • … 症例は75歳女性.嚥下困難,食欲不振と唾液が常に流れてくる症状で近医を受診.上部消化管内視鏡検査で,逆流性食道炎と慢性胃炎の診断でプロトンポンプ阻害薬(PPI)を処方されていた.しかし,症状の改善を認めず当科を受診.難治性かつ上部消化管内視鏡検査にて食道粘膜に非連続性に地図状のびらんが散在し,易粘膜剥離も認めたため食道天疱瘡を疑った.抗デスモグレイン(Dsg)3抗体価が23 Indexと陽性であ …
  • NAID 10026910868
  • 問診票による症状評価とHelicobacter pylori関連慢性胃炎進展度評価によるGERDの病態解析 (特集 Dyspepsia症状と内視鏡所見)
  • 榎本 祥太郎,岡 政志,大畑 博 [他]
  • 消化器内科 51(5), 471-476, 2010-11
  • NAID 40018275428

関連リンク

慢性胃炎とはどんな病気か. 胃のなかには、0・1規定の塩酸(胃の壁細胞で作られる 純度の高い塩酸)が常時存在していますし、食物自体も物理化学的に胃粘膜を障害する 可能性があります。したがって、年齢が増すごとに胃の粘膜は荒れていくというのが、 ...
慢性胃炎は、はっきりとした原因を突き止められないというのが特徴の1つです。 胃粘膜 に炎症が慢性的に起こる症状を指し、2つのタイプがあります。 一つ目は「特発性慢性 胃炎」という名で知られており、胃に炎症以外の症状がないものです。 この「特発性 ...

関連画像

急性胃炎・慢性胃炎とは慢性胃炎精神 因素 过度 的 精神 刺激 00005.JPG慢性胃炎慢性胃炎


★リンクテーブル★
国試過去問099G060」「103I005
リンク元」「A型胃炎」「萎縮性胃炎」「シドニー分類」「腸上皮化生
関連記事胃炎」「」「慢性

099G060」

  [★]

  • 36歳の女性。1か月前からの全身倦怠感を主訴として来院した。大学卒業後、24歳で結婚し、主婦をしている。15歳時、交通事故で輸血を受けた。喫煙は24歳から1日15本。飲酒は30歳から夕食時ビール小ピン1本/日。身長160cm、体重45kg。体温36.4℃。呼吸数22/分。脈拍68/分、整。血圧128/76mmHg。胸部と腹部とに異常所見はない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球380万、Hb12.1g/dl、Ht35%、白血球8,200、血小板20万。血清生化学所見:空腹時血糖80mg/dl、総蛋白7.6g/dl、アルブミン3.9mg/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、直接ビリルビン0.6mg/dl、AST150単位、ALT180単位。胸部エックス線写真と上部消化管造影写真とに異常を認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099G059]←[国試_099]→[099H001

103I005」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 103I004]←[国試_103]→[103I006

胃」

  [★]

stomach (Z)
gaster, ventriculus
消化器系#上皮の移行
  • 図:KL.346(動脈)

解剖

  • 胃は以下の間膜によって連結されている。
    • 横隔膜の下面との間は胃横隔間膜
    • 脾臓との間は胃脾間膜

胃の位置

  • 噴門口:第7肋軟骨の胸骨付着部より約2cm左(T11の高さ) (KL.342)
  • 胃底:胃底の上端は左第5肋骨の高さ (KL.342)
  • 幽門:L1の高さ (KL.342)

胃の動脈


生理

胃腺の分布

2007年後期生理学授業プリント

粘膜上皮細胞 主細胞 壁細胞 副細胞
(頚粘液細胞)
腸クロム親和様細胞 D細胞 G細胞
噴門腺            
固有胃腺  
幽門腺          

HIS

部位 胃小窩 胃表面上皮細胞 主細胞 頚粘液細胞
(副細胞)
壁細胞 幹細胞 内分泌細胞
噴門部 噴門腺 浅い  
胃体部 固有胃腺 中間
幽門部 幽門腺 深い  

胃腺の移動

  • 胃底腺幽門腺の境界は移動する。
  • 年齢に伴って上昇する?らしく、これにともない胃酸の分泌が低下する。

胃液のホルモンによる分泌調節

消化管ホルモン 分泌細胞 分泌調節(+) 分泌調節(-) 作用
ヒスタミン 腸クロム親和様細胞 アセチルコリン
ガストリン
  胃酸分泌
ソマトスタチン D細胞     胃酸分泌抑制
ガストリン G細胞   胃pH低下 胃酸分泌

生理

神経支配

  • 内在神経系
  • 1.粘膜下神経叢
  • 2.筋層間神経叢
  • 外来神経系
  • 1.交感神経系
T6,7の側柱→大内臓神経(節前線維)→腹腔神経叢(節後線維)→内在神経叢内でシナプス前抑制、一部直接作用
  • 2.副交感神経系
迷走神経(節前線維)→内在神経系(アセチルコリン作動性ニューロン(興奮性)、VIP,NO作動性ニューロン(抑制性))

役割

  • 1. タンパク質の消化
  • 2. 食物の貯蔵
  • 3. 殺菌

機能

  • 1. 食物貯蔵
受け入れ弛緩(胃近位部弛緩)
  • 2. 食物混和
蠕動運動、逆移送
  • 3. 糜粥排出

受け入れ弛緩

  • 迷走神経反射。胃近位部伸展受容器→迷走神経→脳幹→迷走神経

臨床関連




A型胃炎」

  [★]

type A gastritis
萎縮性胃炎慢性胃炎


  A型胃炎 B型胃炎
胃体部胃炎 著名 なし~軽度
前庭部胃炎 なし~軽度 著名
酸分泌 無酸症  
ガストリン 高値 正常
壁細胞抗体 高値 正常
鉄欠乏性貧血 合併  
悪性貧血 合併  
頻度   99%

萎縮性胃炎」

  [★]

atrophic gastritis
慢性胃炎
  • 慢性胃炎に含まれる疾患概念。
  • 胃粘膜の萎縮、固有胃腺の萎縮を伴う。
  • 胃粘膜の菲薄化により、内視鏡的には血管が透見される。
  • 胃酸分泌能:低下 ← 固有胃腺の萎縮による
  • 検査:


シドニー分類」

  [★]

Sydney system
慢性胃炎
  • 1990年の世界消化器病学会で検討された胃炎の分類
  • I. 組織診断部門
  • 1. 病因
  • a) Type A胃炎:自己免疫性 autoimmune
  • b) Type B胃炎:H.pylori Bacteria
  • c) Type C胃炎:非ステロイド系抗炎症薬、アスピリン、エタノールetc. Chemical
  • 2. 局在
  • 急性胃炎/慢性胃炎/特殊型
  • 汎胃炎/前庭部胃炎/体部胃炎
  • 3. 形態
  • 炎症性
  • 活動性
  • 萎縮性
  • 腸上皮化生
  • H.pylori
  • II. 内視鏡診断部門



腸上皮化生」

  [★]

intestinal metaplasia
化生胃腺消化器系#上皮の移行



Stomach intestinal_metaplasia_CBT_QB_vol2.jpg:胞体が白く抜けているのが杯細胞。腺の基底には赤色で染まるパネート細胞が存在する。


胃炎」

  [★]

gastritis
胃カタル gastric catarrh
シドニー分類

分類

経過

病態

  • A型胃炎:壁細胞に対する自己抗体により破壊され、胃体部を中心とした萎縮性胃炎を来す。
  • B型胃炎



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症

慢性」

  [★]

chronicity
慢性的慢性型





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