急性骨髄単球性白血病

出典: meddic

acute myelomonocytic leukemia, acute myelomonocytic leukaemia, AMMoL
M4
急性白血病急性骨髄性白血病


UpToDate Contents

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和文文献

  • Docetaxelを含む多剤併用化学療法後に11q23異常を伴う治療関連白血病を発症した進行前立腺癌の1例
  • 沼倉 一幸,土谷 順彦,羽渕 友則,高橋 直人
  • 日本泌尿器科學會雜誌 100(5), 580-585, 2009-07-20
  • … モン不応性前立腺癌の局所再発および肝転移に対し,docetaxel,リン酸エストラムスチンおよびcarboplatinによる3剤併用化学療法を行った.前立腺癌の進行は認めなかったが,docetaxel開始からわずか10ヵ月後に急性骨髄単球性白血病が出現した.染色体検査で9番染色体短腕と11番染色体長腕の転座を認め,化学療法による治療関連性白血病と診断した.原因薬剤として臨床経過と転座所見の文献的な背景を考えるとdocetaxelの可能性が最 …
  • NAID 110007331313
  • 急性骨髄単球性白血病の犬の1例(臨床病理学)
  • 久末 正晴,西村 知美,根尾 櫻子,長島 奈歩,石川 武史,土屋 亮,山田 隆紹
  • The journal of veterinary medical science 70(6), 619-621, 2008-06-25
  • … 多症,リンパ節腫脹,および下痢を呈した3歳齢の犬において由来不明の未分化な細胞が末梢血に認められ,これら細胞は骨髄中でも増殖していた.これら細胞は特殊染色により顆粒球および単球系細胞,もしくはその双方の性質を持つことが証明され,急性骨髄単球性白血病(M4)と診断された.本症例は多剤併用化学療法によって治療が行なわれたが,第47病日に斃死した.本症例は,本邦において最初に報告されたM4の症例であった. …
  • NAID 110006812741

関連リンク

急性骨髄性(骨髄芽球性、骨髄単球性)白血病 急性骨髄性(骨髄芽球性、骨髄単球性)白血病は、正常な状態では好中球、好塩基球、好酸球、単球に成長する細胞ががん化して、急速に骨髄の正常細胞に取って代わる、命にかかわる ...
M4「急性骨髄単球性白血病」 M5「急性単球性白血病」 M6「赤白血病」 M7「急性巨核芽球性白血病」となります。 M0〜M4までが骨髄の細胞関係、M5は単球関係、M6は赤血球関係、M7は血小板関係となり、 数字が小さい ...
急性骨髄性(骨髄芽球性、骨髄単球性)白血病は、本来なら好中球、好塩基球、好酸球、単球に成長する細胞が癌化して、短期間で骨髄の正常細胞と入れ替わる、命にかかわる病気です。

関連画像

急性骨髄単球性白血病(AML-M4)前単球と単球が主体である.急性骨髄性白血病(M5)ミクロ 急性単球性白血病(M5b)急性 単 芽 球 性 白血病 fab m5a急性骨髄単球性白血病 (AML-M4)


★リンクテーブル★
先読み急性骨髄性白血病
国試過去問097H036」「100B038
リンク元急性白血病」「リゾチーム」「M4」「acute myelomonocytic leukaemia」「AMMoL
拡張検索急性骨髄単球性白血病 with eosinophils
関連記事骨髄」「白血病」「」「単球」「急性

急性骨髄性白血病」

  [★]

acute myeloid leukemia AML, acute myelogenous leukemia, acute myelocytic leukemia
急性骨髄芽球性白血病 acute myeloblastic leukemia
骨髄性白血病白血病急性白血病急性非リンパ性白血病急性非リンパ球性白血病
[show details]
see 白血病まとめ.xls

概念

  • 骨髄で分化に異常をきたした白血球系の腫瘍性増殖により、末梢血に幼弱な細胞(未分化な細胞)が出現する病態である。このため、末梢血で幼弱な白血球と成熟した白血球のみしか観察されない(白血球裂孔)。骨髄では病的な白血球の増加により赤血球系、巨核球系の血球の増殖が抑制される。このような急性白血病の病態の中で、MPO染色において(leukemic blastの)3%以上が陽性の場合に急性骨髄性白血病と呼ばれる。

FAB分類

  免疫組織化学 電子顕微鏡 Auer小体 特徴
MPO α-naphtol acetate esterase PAS MPO
AML 微分化型急性骨髄性白血病 M0   CD13, CD33が少なくとも一つ陽性。一見無顆粒
未分化型急性骨髄芽球性白血病 M1   1 芽球の3%以上MPO陰性、前骨髄球以降の分化無し
分化型急性骨髄芽球性白血病 M2   1 前骨髄球以降の分化
急性前骨髄球性白血病 M3   多数 異型前骨髄球。ファゴット細胞陽性
骨髄単球性白血病 M4     (骨髄)>30%芽球、>20%単球系細胞
単球性白血病 M5     (骨髄)単芽球、前単球、単球>80%
赤白血病 M6     (骨髄)>30%芽球、>50%赤芽球。グリコホリン陽性
巨核芽球性白血病 M7   CD41陽性, CD42陽性
ALL      

治療

M3とそれ以外で異なる。

M3以外

化学療法

  • 多剤併用化学療法による白血病細胞の完全な消失を目指す。寛解導入療法、地固め療法、維持療法/維持強化療法の段階に分けて治療を勧める。

造血幹細胞移植療法

  • 予後不良例など

対症療法

  • 輸血(赤血球、血小板)、G-CSF、利尿薬、アロプリノール、ヘパリン、アンチトロンビン

M3

参考

  • 1.
[display]http://www.sysmex-tmc.co.jp/cd/rinsyou/demo/VI/HTML/6_2130.HTM
  • 2. がん情報サービス
[display]http://ganjoho.jp/public/cancer/data/AML.html




097H036」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 097H035]←[国試_097]→[097H037

100B038」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 100B037]←[国試_100]→[100B039

急性白血病」

  [★]

acute leukemia, AL
白血病FAB分類


概念

  • 未分化の白血球の腫瘍性増殖

分類

FAB分類

M0   minimally differentiated acute myeloblastic leukemia AML
M1   acute myeloblastic leukemia, without maturation
M2   acute myeloblastic leukemia, with granulocytic maturation
M3   promyelocytic, or acute promyelocytic leukemia APL
M4   急性骨髄単球性白血病 acute myelomonocytic leukemia AMMoL
M4eo   myelomonocytic together with bone marrow eosinophilia
M5 M5a 急性単芽球性白血病 acute monoblastic leukemia AMoL
M5b 急性単球性白血病 acute monocytic leukemia
M6 M6a 赤白血病 acute erythroid leukemias, including erythroleukemia  
M6b and very rare pure erythroid leukemia  
M7 急性巨核芽球性白血病 acute megakaryoblastic leukemia  
M8 急性好塩基球性白血病 acute basophilic leukemia  
L1 小細胞型    
L2 大細胞型    
L3 Burkitt型    

病態

  • 白血球系芽球の腫瘍性増殖
  • 骨髄機能障害
  • 腫瘍細胞の臓器浸潤
  • 腫瘍細胞の破壊亢進

徴候

  • 全身:息切れ、全身倦怠感、発熱(免疫力低下による感染症、腫瘍細胞の崩壊)
  • 皮膚:点状出血、紫斑
  • 口腔内:歯肉出血
  • 骨・関節:骨痛、関節痛  ← 腫瘍細胞の関節への浸潤
  • 肝臓・脾臓:肝脾腫
  • リンパ節:腫脹(頚部リンパ節、鼡径リンパ節)
  • 唾液腺:顎下唾液腺腫大

検査

  • 血算
  • 血液生化学
  • LDH↑
  • ビタミンB12↑
  • 尿酸↑

治療

小児

  • 化学療法:小児のALLでは著効する
  • 骨髄移植:小児のALLでは再発例に行う

成人

急性骨髄性白血病

急性前骨髄球性白血病

急性リンパ性白血病

VACAP

予後

小児急性白血病の予後不良因子

YN.G-44改変

小児急性白血病の予後不良因子

  • 1. 年齢:1歳以下、10歳以上
  • 2. 男児
  • 3. FAB分類L2, L3
  • 4. 非リンパ球性
  • 5. WBC:2万以上
  • 6. Ph染色体 t(9;22) (小児のALLの数%)

成人急性白血病の予後不良因子

YN.G-44改変

AMLの予後不良因子

  • 染色体核型、年齢、初発時白血球数、FAB分類、3系統の形態異常、二次性白血病
  • 染色体核型:最大の予後因子

NCCNガイドラインに基づくAMLの予後分類

参考1
  染色体核型 遺伝子異常
予後良好群 inv(16), t(8;21), t(15;17)(付加的染色体異常の有無を問わない) 正常核型におけるNPM1のみの異常
中間群 正常核型, +8, t(9;11),その他の予後良好にも不良にも属さない染色体異常 t(8;21), inv(16)患者におけるc-kit異常
予後不良群 複雑核型(3以上の異常), -5, -7, 5q-, 7q-,11q23異常(t(9;11)を除く), inv(3), t(3;3),t(6;9), t(9;22) 正常核型におけるFLT3-ITDのみの異常

参考

  • 1. 造血細胞移植ガイドライン - 急性骨髄性白血病
http://www.jshct.com/guideline/pdf/2009AML.pdf



リゾチーム」

  [★]

lysozyme
塩化リゾチーム リゾチーム塩酸塩 lysozyme hydrochloride
アクディームエリチームエンリゾスカノーゼリンノイチームミタチームムコゾームリゾティアリチームリフラップレフトーゼ
ムラミダーゼ
酵素製剤


  • 14kDa/18-20kDa(LAB.491), 129 a.a.
  • pIは7.4より大きい → 生理的条件で正に荷電 → 酸性色素エオジンで赤く染まる
  • 生体内では単球が有しており、単球が大量に崩壊する病態では末梢血リゾチーム濃度が上昇する;サルコイドーシス

局在

  • 涙液、唾液、喀痰、鼻汁

機能

  • 抗細菌作用、ウイルス作用、白血球貪食脳の増強、好手様作用

解釈

血中リゾチーム上昇

尿中リゾチーム上昇

便中リゾチーム上昇

血中リゾチーム低下

参考

  • 1.
[display]http://www.srl.info/srlinfo/kensa_ref_CD/KENSA/SRL0430.htm


M4」

  [★] 急性骨髄単球性白血病 acute myelomonocytic leukemia AMMoL

acute myelomonocytic leukaemia」

  [★]

急性骨髄単球性白血病

acute myelomonocytic leukemia

AMMoL」

  [★] 急性骨髄単球性白血病 acute myelomonocytic leukemia

急性骨髄単球性白血病 with eosinophils」

  [★]

急性骨髄単球性白血病, M4 with eosinophilia M4Eo

骨髄」

  [★]

bone marrow (Z)
medulla ossium
骨髄組織
  • 髄腔を埋めるように存在

分類

性状

細胞成分の過少

  • 過形成
  • 正形成
  • 低形成

造血

加齢変化

  • 6歳以後は加齢とともに脂肪化が進み、黄色骨髄が増加
  • 長管骨の末端から黄色骨髄に置換されていく。成人では脊椎骨、胸骨、肋骨などで造血が起こる
  • 乏血、低酸素状態では黄色骨髄が赤色骨髄に置換され、造血ができるようになる。


白血病」

  [★]

leukemia
造血器腫瘍
see 白血病まとめ.xls, 造血器腫瘍マップ.ppt

疫学

  • 小児:ALL > AML >>> CML, CLL(小児では無)  ← 急性型が多い

分類



病」

  [★]

diseasesickness
疾病不調病害病気疾患

単球」

  [★]

monocyte (Z), monocytes
マクロファージ



急性」

  [★]

acute
急性的鋭い鋭形急性型



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