急性化膿性髄膜炎

出典: meddic

acute purulent meningitis
meningitis purulenta acuta
化膿性髄膜炎
  • 病原体による分類:細菌性髄膜炎 ← 但し、結核菌が気炎菌となる結核性髄膜炎は除く
  • 病態による分類:化膿性髄膜炎
  • 化膿性髄膜炎のなかで急性の経過をたどるもの?:急性化膿性髄膜炎

UpToDate Contents

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和文文献

  • ガッセル神経節の高周波熱凝固後に急性化膿性髄膜炎を発症した1例
  • 橋本 孝太郎,中川 雅之,中野 裕子,佐藤 薫,村川 雅洋
  • The journal of the Japan Society of Pain Clinicians = 日本ペインクリニック学会誌 18(4), 392-394, 2011-09-25
  • … われわれはがん性痛に対してガッセル神経節の高周波熱凝固を行った後に急性化膿性髄膜炎が生じた症例を報告する.50歳の男性で,右下顎の歯肉癌による痛みに対してガッセル神経節の高周波熱凝固を行った.右下顎の痛みは軽減したが,同日の深夜より強い頭痛と39°Cの発熱が起こった.明らかな髄膜刺激徴候はなかったが,4日後の脳脊髄液検査で細胞数増加,蛋白濃度の上昇,糖濃度の低下があり,細菌性髄膜炎 …
  • NAID 10029809654
  • 病例1 : 急性化膿性髄膜炎 : 臨床検査技師の立場から
  • 急性化膿性髄膜炎を発症した遺伝性出血性末梢血管拡張症 (Osler-Weber-Rendu 病) の1例

関連リンク

急性細菌性髄膜炎は、くも膜下腔(脳と脊髄を覆う組織層の中にある空間)で急速に発症する炎症で、細菌によって起こります。
(新生児髄膜炎については,新生児における感染症: 新生児髄膜炎を参照 。) 急性細菌性髄膜炎は劇症型で,しばしば致死的な,髄膜で始まる化膿性感染症である。症状には,頭痛,発熱,項部硬直などがある。早急に治療を ...
症状 急性細菌性髄膜炎(きゅうせいさいきんせいずいまくえん)では前兆として咳などを出現させることもあり、発症初期段階では発熱や頭痛、嘔吐、咽頭痛など示します。また出血を伴った炎症が毛細血管などに生じて、これが発疹 ...

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リンク元化膿性髄膜炎」「acute purulent meningitis
関連記事髄膜炎」「髄膜」「化膿」「化膿性」「

化膿性髄膜炎」

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purulent
purulent meningitis
meningitis purulenta
化膿性脳脊髄膜炎化膿性脳膜炎細菌性髄膜炎 bacterial meningitis。(ここでは急性化膿性髄膜炎細菌性髄膜炎を同義として扱う)
  • 病原体による分類:細菌性髄膜炎 ← 但し、結核菌が気炎菌となる結核性髄膜炎は除く
  • 病態による分類:化膿性髄膜炎
  • 化膿性髄膜炎のなかで急性の経過をたどるもの?:急性化膿性髄膜炎


acute purulent meningitis」

  [★] 急性化膿性髄膜炎


髄膜炎」

  [★]

meningitis
脳脊髄膜炎
蛋白細胞解離


病因

  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌など)、悪性腫瘍の浸潤 → 髄膜の炎症

分類

病原体

  • 菌血症→脳脈絡叢→髄腔
  • 菌体成分(LPSなど)→BBB, 上衣細胞、脳細胞の障害。神経膠細胞による炎症サイトカインの分泌
  • 血行性、あるいは神経軸索によりウイルスが髄腔に波及。

臨床経過

宿主要因と髄膜炎に関わる病原体

頻度・年齢階層が資料によって異なるため混乱しないように注意。

YN.J-137改変

4ヶ月未満 B群溶連菌(50%) 大腸菌(25%) インフルエンザ菌(20%) リステリア菌(1%)  
4ヶ月~6歳未満 インフルエンザ菌(70%) 肺炎球菌(25%)      
6歳~50歳未満 肺炎球菌(65%) インフルエンザ菌(10%) 髄膜炎菌  
50歳以上 肺炎球菌(80%) 黄色ブドウ球菌      
免疫不全者 クレブシエラ 連鎖球菌 緑膿菌 黄色ブドウ球菌 真菌

first aid step1 2006 p.161

Newborn (0–6 mos) Children (6 mos–6 yrs) 6–60 yrs 60 yrs +
Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae Neisseria meningitidis Streptococcus pneumoniae
Escherichia coli Neisseria meningitidis Enteroviruses Gram-negative rods
Listeria Haemophilus influenzae type B Streptococcus pneumoniae Listeria
  Enteroviruses HSV  
incidence of H. influenzae meningitis has ↓ greatly with introduction of H. influenzae vaccine in last 10–15 years.

CBT QB vol2 p.562

  1位 2位 3位
新生児 大腸菌 B群溶連菌 リステリア菌
小児期(6歳以下) インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  

IMD.1042

年齢 病原体
3ヶ月未満 B群溶連菌 大腸菌 リステリア菌
3ヶ月以上の乳小児 インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  
高齢者 肺炎球菌 グラム陰性桿菌 リステリア菌

小児細菌性髄膜炎起炎菌(PED.606)

<3か月 3か月≦
グラム陽性 球菌 Streptococcus agalactiae
Streptococcus pneumoniae
Staphylococcus
Enterococcus faecalis
Streptococcus pneumoniae(PSSP/PISP/PRSP)
桿菌 Listeria monocytogenes Listeria monocytogenes
グラム陰性 球菌 Neisseria meningitidis Neisseria meningitidis
桿菌 Escherichia coli
Enterobacter cloacae
Serratia marcescens
Haemophilus influenzae type b

新生児

  • Streptococcus agalactiaeは産道感染
  • Escherichia coliもおそらく産道感染

新生児と老人

  • Listeria monocytogenesは産道感染するので新生児に多い。新生児と老人に多いのは通性細胞内寄生菌で細胞性免疫の弱い宿主に感染やすいため?

乳児~幼児

  • Haemophilus influenzae type B

乳児~大人

  • Enteroviruses
  • Neisseria meningitidis

小児~大人

  • Herpes simplex virus

乳児~老人

  • Streptococcus pneumoniae

老人

  • グラム陰性桿菌は老人

髄膜炎の鑑別

  細菌性髄膜炎 ウイルス性髄膜炎 結核性髄膜炎 真菌性髄膜炎 癌性髄膜炎
外観 混濁 clear 水様~
キサントクロミー
日光微塵
clear~
日光微塵
clear~
キサントクロミー

70-180
(mmH2O)
↑↑
200~800以上

200~300

200~800

200~800

200~300
細胞
0-5
(/mm3)
500~数百万 10~1,000 25~1,000 25~1,000 25~500
好中球 リンパ球 リンパ球 リンパ球 好中球
タンパク
15-45
mg/dl
↑↑
50~1,500

正常~100

50~500

100~500

50~500

50-80
mg/dl
↓↓
0~40

正常
↓↓
~40
↓↓
~40

~40

予後不良因子

  • 入院時の状態に依存する:痙攣、意識レベルの変化、低血圧 (IRE.407)

国試




髄膜」

  [★]

meninx, meninges (M)
脳脊髄膜



化膿」

  [★]

purulence, suppuration
purulenta
化膿性炎 purulent inflammation


化膿性」

  [★]

purulentsuppurativepyogenicpyogenes
化膿膿性


炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症




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