幽門側胃切除術

出典: meddic

distal gastrectomy
幽門側胃切除 distal partial gastrectomy DPG
胃切除術

再建法

  • ビルロートI法:残胃が十分に大きい場合。
  • ビルロートII法:胃空腸吻合術。残胃が小さい場合。食物が十二指腸を通らないため鉄吸収障害。輸入脚症候群を起こしうる。本方法とビルロートI法は十二指腸液逆流による残胃炎、残胃深成岩、逆流性食道炎を引き起こしうる。
  • Roux-en-Y法
  • 空腸間置法
  • 空腸嚢間置法


UpToDate Contents

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和文文献

  • 肝膿瘍の発症により診断し得た胃癌の1例
  • 花園 忠相,野口 哲央,森 健治,坂井田 功
  • 山口医学 62(1), 49-53, 2013-02-01
  • … 投与を行い,膿瘍の縮小が得られた.膿瘍の培養ではSt. milleri Grpが検出され,細胞診はclassⅠであった.また,上部消化管内視鏡検査を施行し,胃角部前壁に2型進行胃癌が発見されたため,当院外科転科となり幽門側胃切除術が施行された.大腸癌に合併した肝膿瘍の報告は散見されるが,胃癌との合併の報告は比較的稀である.大腸癌に肝膿瘍が合併する機序としてはmucosal barrierの破壊が原因による経門脈性感染と考えられてい …
  • NAID 120005246297
  • 症例 幽門側胃切除術後に発症し術前に診断しえた胃石イレウスの1例
  • 奥本 龍夫,丸山 修一郎,高尾 智也 [他]
  • 外科 75(1), 91-94, 2013-01-00
  • NAID 40019542379
  • 医療訴訟事例から学ぶ(69) : 胃癌摘出手術を受け,十二指腸断端部付近に生じた穿孔から多臓器不全になり死亡したが,医師の過失が否定された事例(会員のための企画)
  • 浅田 眞弓,桑原 博道,本多 ゆみえ,墨岡 亮,蒔田 覚,岡部 真勝,川崎 志保理,小林 弘幸
  • 日本外科学会雑誌 113(6), 525-526, 2012-11-01
  • NAID 110009554108
  • 開腹幽門側胃切除術 (特集 食道癌・胃癌切除後の再建法を見直す : 達人の選択) -- (達人が勧める再建法 : 胃癌)
  • 寺島 雅典
  • 臨床外科 = Journal of clinical surgery 67(12), 1416-1419, 2012-11-00
  • NAID 40019502671

関連リンク

日本においては1897年に東京大学の近藤繁次が日本初の幽門側胃切除術に成功し、 1918年は同大三宅秀夫によって胃全摘出術の成功が報告 ... また、1994年には大分 大学の北野正剛らによって腹腔鏡補助下幽門側胃切除術が発表されてきた。
幽門側胃切除術の適応は術前診断でN0(リンパ節転移なし)のStageⅠAで胃の中部( M)下部(L)に存在する胃癌が適応となる。 正中切開にて上腹部開腹し、転移の有無を 確認するため、膀胱直腸窩、左横隔膜下にて洗浄細胞診。 横行結腸中央部から大網を ...

関連画像

図:幽門側胃切除の場合の場合 幽門側胃切除術とよくある再建 図7 幽門側胃切除術幽門側胃切除術の手順図1 幽門側胃切除術(定型手術


★リンクテーブル★
先読みDPG」「distal partial gastrectomy
国試過去問108I065」「105A045」「095D056
リンク元ビルロートII法」「ビルロート胃切除術」「ビルロートI法
関連記事胃切除術」「切除」「幽門」「切除術」「

DPG」

  [★] 幽門側胃切除 distal partial gastrectomy

distal partial gastrectomy」

  [★] 幽門側胃切除 DPG


108I065」

  [★]

  • 58歳の男性。腹部CTで異常を指摘され来院した。 55歳時に自宅近くの医療機関で早期胃癌に対し幽門側胃切除術を受け、その後の定期検査の腹部 CTで異常を指摘され、紹介されて受診した。自覚症状はない。体温 36.2℃。脈拍 88/分、整。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 415万、 Hb 13.6 g/dl、Ht 42%、白血球 5,800、血小板 22万。血液生化学所見:総ビリルビン 0.8 mg/dl、AST24 IU/l、ALT 32 IU/l、ALP 246 IU/l(基準 115~359)、 γ -GTP 44 IU/l(基準 8~50)、アミラーゼ 155 IU/l(基準 37~160)、 CEA 2.2 ng/ml(基準 5以下 )、 CA19-9 32 U/ml(基準 37以下 )。 CRP 0.1 mg/dl。MRCP(別冊 No. 26)を別に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108I064]←[国試_108]→[108I066

105A045」

  [★]

  • 75歳の女性。体重減少を主訴に来院した。 4か月前から時々心窩部痛があり、体重が約10kg減少した。身長153cm、体重38kg。眼瞼結膜に貧血を認める。腹部は平坦、軟で、腫瘤を触知しない。血液所見:赤血球 295万、Hb 6.9g/dl、Ht 26%。血液生化学所見:総蛋白 6.0g/dl、アルブミン 3.3g/dl、 AST 30IU/l、ALT 32IU/l。LD 326IU/l(基準176-353)。 CEA 12ng/ml(基準5以下)。上部消化管内視鏡検査を施行し、生検で印環細胞癌Helicobacter pylori陽性と診断された。上部消化管内視鏡写真(別冊No.15A)と腹部造影CTの冠状断像(別冊No.15B、C)とを別に示す。
  • 対応として適切なのはどれか。




[正答]


※国試ナビ4※ 105A044]←[国試_105]→[105A046

095D056」

  [★]

  • 67歳の男性。胃潰瘍の診断でヒスタミンH2受容体薬拮抗の投与中に胃癌の診断がなされ、幽門側胃切除術が施行された。術後5日目から頻回の水様性下痢が出現した。便の細菌培養検査からMRSAが検出されたので、感受性のある抗菌薬の投与を開始した。血液所見:赤血球550万、Hb 15.0 g/dl、Ht 52 %、白血球13,600。血清生化学所見:総蛋白6.5 g/dl、尿素窒素38 mg/dl、クレアチニン1.3mg/dl、Na145mEq/l、K4.8mEq/l、CRP6.2mg/dl(基準0.3以下)。
  • 更に行うべき処置はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095D055]←[国試_095]→[095D057

ビルロートII法」

  [★]

Billroth II operation
ビルロート胃切除術幽門側胃切除術ビルロートI法

[1]より引用


  • 胃空腸吻合術
  • ビルロースI法が施行できない場合や吻合口を適度な大きさにできない場合に選択される。


ビルロート胃切除術」

  [★]

Billroth gastrectomy, Billroth's operation
幽門側胃切除術ビルロートI法 Billroth I operation、ビルロートII法 Billroth II operation


ビルロートI法」

  [★]

Billroth I operation
Billroth I法
ビルロート胃切除術幽門側胃切除術ビルロートII法
  • 食物が生理的に通過


胃切除術」

  [★]

gastrectomy, gastric resection
胃切除
  • 図:(幽門側胃切除後)SSUR.501

胃切除後の再建法

噴門側胃切除後

  • 食道胃吻合法
  • 食道胃間空腸間置法

幽門側胃切除後

  • ビルロートI法 Billroth I法 Billroth I operation  :十二指腸断端と残胃を吻合
  • ビルロートII法 Billroth II法 Billroth II operation:十二指腸断端を盲端とし、残胃と空腸を端側吻合。輸入脚症候群リスクがある。
  • Rou-en-Y法/吻合 ルーワイ法 ルー・アンワイ法/吻合:十二指腸断端を盲端とし、持ち上げた空腸と残胃を端々吻合、十二指腸側は持ち上げた空腸と端側吻合。輸入脚症候群のリスクが少ない。また、十二指腸液逆流による残胃炎、残胃新生癌、逆流性食道炎に対し、本法が採用されている(SSUR.501)
  • 空腸間置法
  • 空腸嚢間置法

胃全摘術後

参考


切除」

  [★]

横切横切開横断横断面消失切除術切除法切断摘出摘出術摘除摘除術離断アブレーション切り取る焼灼焼灼術


幽門」

  [★]

pylorus (KA,Z)
噴門幽門括約筋


  • 胃の出口で、十二指腸との移行部。
  • およそ第1腰椎の高さ。


切除術」

  [★]

excision, resection
捻除術 exeresis
切除切除法摘出摘出術摘除摘除術


術」

  [★]

surgery
外科外科学手術外科術外科手術




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