反回神経

出典: meddic

recurrent nerve (B,KH), recurrent laryngeal nerve (M,N,B), laryngeal recurrent nerve (KH)
nervus laryngeus recurrens
下咽頭神経
迷走神経


由来

  • 迷走神経核の疑核

支配

走行

  • 気管枝
  • 食道枝
  • 下喉頭神経

臨床関連


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/07/30 14:13:26」(JST)

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和文文献

  • 気管分岐部まで二股状に伸展した縦隔内甲状腺腫の1切除例
  • 阿部 勇人,池田 晋悟,日野 春秋,星野 竜広,横田 俊也,羽田 圓城
  • 日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery 25(5), 518-521, 2011-07-15
  • … 腺腫と診断できたため,手術は左頸部襟状切開に胸骨正中切開を加え甲状腺左葉とともに切除した.腫瘍は15.5×7.5cmであり,気管を食道とともに右側へ圧排し二股状に分かれ,一方は気管背側に回り込んで気管分岐部まで達していた.本症例では術前CTとMRIによる正確な局所評価を行い,左頸部襟状切開に胸骨正中切開を追加し反回神経麻痺などの合併症なく安全に切除しえたので,若干の文献的考察を加え報告する. …
  • NAID 10029125737
  • PS-075-7 気管切除再建・反回神経切除再建を伴った甲状腺癌切除症例の検討(PS-075 ポスターセッション(75)甲状腺,第111回日本外科学会定期学術集会)
  • 河野 文彰,和田 俊介,仙波 速見,水野 隆之,根本 学,清水 哲哉,中村 都英,鬼塚 敏男
  • 日本外科学会雑誌 112(臨時増刊号_1・2), 635, 2011-05-25
  • NAID 110008684834
  • 披裂軟骨内転術と併用術式の発声機能評価
  • 兒玉 成博,讃岐 徹治,東家 完,湯本 英二
  • 音声言語医学 52(2), 149-157, 2011-04-20
  • … 今回, 内転術を単独で行った症例 (内転群) , 内転術に甲状軟骨形成術I型 (以下, I型) を加えた症例 (内転+I型群) , 内転術に頸神経ワナ−反回神経吻合術 (以下, Ansa吻合術) を加えた症例 (内転+Ansa吻合群) について治療前後の発声機能を, 空気力学的検査, 音響分析, 声域を用いて検討した. …
  • NAID 10028169964

関連リンク

反回神経(はんかいしんけい、laryngeal recurrent nerve)(羅名 N. laryngeus recurrens)は、胸腔内で迷走神経から分枝した神経で、右は鎖骨下動脈、左は大動脈 弓(正確には動脈管索)を前方から後方へ回り、気管と食道の間の溝を通って喉頭へ 行く。
反回神経麻痺とはどんな病気か. 発声時には左右の声帯が中央方向に近寄って気道が 狭まるので、呼気により声帯が振動して声が出ます。また嚥下(えんげ)時には、嚥下した ものが気管に入り込まないように左右の声帯は強く接触して気道を完全に閉鎖します ...

関連画像

① 一過性 麻痺 反 回 神経 自体  の 構図 反 回 神経 の 働きこの 反 回 神経 その 走行 が 上頚心臓枝, 反回神経 反回神経の走行路新 耳鼻咽喉科 学 南山堂 より


★リンクテーブル★
国試過去問098G032」「099B011
リンク元甲状腺」「鰓弓」「内喉頭筋」「喉頭筋」「後輪状披裂筋
拡張検索反回神経麻痺」「一側性反回神経麻痺」「両側反回神経麻痺
関連記事神経」「反回

098G032」

  [★]

  • 咳反射の構成で正しい組合せはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G031]←[国試_098]→[098G033

099B011」

  [★]

  • 障害されると嗄声をきたすのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099B010]←[国試_099]→[099B012

甲状腺」

  [★]

thyroid gland
glandula thyroidea
甲状腺ホルモン副甲状腺(上皮小体)
喉頭
  • 図:N.24(全面の筋),25(全面の筋),70(血管),71(血管)

解剖学

部位

性状

  • 成人の正常重量15-25g、女性の方が少し重い。妊娠中や性周期で重量が変化する。分泌期初期(early secretary phase排卵後2-5日目)には50%も重量が増加する。

大きさ

よくわかる甲状腺疾患のすべて 永井書店 (2004/01) ISBN 481591673X
単位はmm?
  n 峡部 横断厚 横径 縦経(右) 縦経(左)
男性 34 1.8±0.6 18±3.0 48±4.8 49±3.7 49±3.8
女性 16 1.3±0.8 16±2.2 46±3.6 45±6.0 46±3.0

血管

動脈

静脈

神経

声帯を支配する神経が甲状腺の裏側を通過 N.71

画像

  • 超音波検査
  • (高エコー)筋肉>甲状腺>気道(低エコー)  ← 要確認

組織学

濾胞上皮細胞 follicular cell

  • 甲状腺ホルモンを産生、分泌。

C細胞 C cell

  • 成人甲状腺全体の0.1%を占める
  • カルシトニン産生細胞、HEでは判別困難。
  • 銀染色(Glimerius)、免疫組織化学(chromogranin A、synaprophysin, carcitoninなど)により明らかとなる。
  • 電顕では、electron dense な顆粒を有する(神経内分泌顆粒)。

機能

発生

神経支配

  • 上頚部交感神経節、中頚部交感神経節。交感神経神経線維は濾胞近傍に終末し、分泌に影響を及ぼす。

臨床関連

非腫瘍性疾患

  • 1. 遺伝疾患、発達傷害
  • mynocyclineによるblack thyroid:消耗性色素リポフスチンと他の物質(lipid-drug complexによりlysosomeに色素が沈着する)。
  • 4. 感染
  • 5. 自己免疫性甲状腺疾患

腫瘍性疾患 (甲状腺腫瘍)

  • 1. 良性腫瘍
  • a) 濾胞腺腫 follicular adenoma
  • 2. 悪性腫瘍 悪性腫瘍中の頻度)
  • a) 乳頭癌 papillary carcinoma 88%
  • b) 濾胞癌 follicular carcinoma 4.2% 甲状腺濾胞癌 thyroid follicular carcinoma
  • c) 低分化癌 poorly differentiated carcinoma
  • d) 未分化癌 undifferentiated carcinoma 1.5%
  • e) 髄様癌(C細胞癌) medullary carcinoma, C-cell carcinoma 1.4%
  • f) 悪性リンパ腫 malignant lymphoma 3.5%


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

分類






鰓弓」

  [★]

branchial arch
咽頭弓 pharyngeal arch
鰓嚢咽頭嚢


first aid step1 2006 p.122
  • 鰓弓由来の構造とその神経支配.xls
# 鰓弓 神経 骨格 動脈*
1 顎弓(上顎隆起下顎隆起) CN V
三叉神経: 上顎枝、下顎枝(第一鰓弓の筋を支配)
咀嚼筋(側頭筋咬筋内側翼突筋外側翼突筋)、顎舌骨筋顎二腹筋前腹、口蓋帆張筋鼓膜張筋 上顎突起(顎前骨上顎骨頬骨側頭骨の一部)、メッケル軟骨(下顎骨キヌタ骨ツチ骨、前ツチ骨靱帯、蝶下顎靱帯) 消失し一部残存(顎動脈)
2 舌骨弓 CN VII
顔面神経
顔面表情筋(頬筋耳介筋前頭筋広頚筋口輪筋および眼輪筋)、顎二腹筋後腹、茎突舌骨筋アブミ骨筋 アブミ骨茎状突起、茎突舌骨靱帯、舌骨小角と舌骨体の上部 消失し一部残存(舌骨動脈、アブミ骨動脈)
3   CN IX
舌咽神経
茎突咽頭筋 舌骨大角と舌骨体の下部 総頚動脈、内頚動脈の基部。外頚動脈が出芽
4   CN X
迷走神経
輪状甲状筋口蓋帆挙筋 喉頭軟骨(甲状軟骨輪状軟骨披裂軟骨小角軟骨、および楔状軟骨 大動脈弓の一部
5 上喉頭神経(第四鰓弓支配神経) 咽頭収縮筋 消失
6 反回神経(下喉頭神経)(第六鰓弓支配神経) 喉頭内の筋 動脈管と肺動脈の基部





内喉頭筋」

  [★]

instrinsic muscle
喉頭喉頭筋外喉頭筋
  • 咽頭内にある固有の筋肉
起始 停止 神経支配 主な作用 別名
輪状甲状筋 輪状軟骨の前外側面 甲状軟骨の下縁と下角 上喉頭神経の外枝 声帯ヒダを引っ張り緊張させる 声門緊張筋
後輪状披裂筋 輪状軟骨板の後面 披裂軟骨の筋突起 反回神経 声帯ヒダを外転 声門開大筋
外側輪状披裂筋 輪状軟骨披裂軟骨の筋突起 声帯ヒダを内転 声門閉鎖筋
甲状披裂筋 甲状軟骨の後面 披裂軟骨の筋突起 声帯ヒダを弛緩 声帯弛緩筋?
 声帯筋 甲状軟骨の後面 披裂軟骨の声帯突起
声帯靱帯
声帯ヒダを弛緩
声帯ヒダを内転
声帯弛緩筋?
声帯閉鎖筋
横披裂筋 披裂軟骨 対側の披裂軟骨 声門裂の靱帯間部を閉じる 声門閉鎖筋
斜披裂筋


喉頭筋」

  [★]

laryngeal muscle (KL), laryngeal muscles
musculi laryngis
喉頭
  • 喉頭筋 (KL.617)



後輪状披裂筋」

  [★]

posterior cricoarytenoid muscle
内喉頭筋喉頭筋


起始 停止 神経支配 主な作用 別名
後輪状披裂筋 輪状軟骨板の後面 披裂軟骨の筋突起 反回神経 声帯ヒダを外転 声門開大筋


反回神経麻痺」

  [★]

recurrent nerve paralysis
声帯麻痺 vocal cord paralysis
嗄声




一側性反回神経麻痺」

  [★]

unilateral recurrent laryngeal nerve paralysis
反回神経麻痺


両側反回神経麻痺」

  [★]

bilateral vocal cord paralysis
反回神経麻痺


神経」

  [★]

nerve
nervus
ニューロン


解剖で分類

情報で分類

機能で分類



反回」

  [★]

recurrence
回帰再発




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