医師

出典: meddic

medical doctor, physician
医の倫理?、医師が関与する法律医師の立場届出義務



  • 医師数は人口1000人あたり2.2人とOOECD諸国の中でも少ない方である。(参考1)

統計

  • 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況
  • 平成20年(2008)@平成21年12月17日
[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/08/index.html
  • 平成18年(2006)
[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/06/index.html

参考

  • 1. OECD Health Data 2011 - Frequently Requested Data
[display]http://www.oecd.org/document/16/0,3343,en_2649_37407_2085200_1_1_1_37407,00.html


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/02 21:13:29」(JST)

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和文文献

  • リーダーからの金言(44)50代から作りたい3種類の人間関係 医師・聖路加国際病院精神腫瘍科部長 保坂隆氏
  • 経営写(No.593)FiNC社長CEO 溝口勇児 モバイルヘルスのテクノロジーベンチャーとして日本で成功し、世界を目指す! : 医師、薬剤師、管理栄養士、エンジニアなど、プロフェッショナル集団が一人ひとりに合った健康維持のソリューションを提供します。
  • 知らなかった! 「風邪だと思った時にやること」「ジェネリックは使う?使わない?」「良い病院、良い医者の判別法」 7万人の医師アンケート専用サイトで判明した「患者には教えられない医者の常識」
  • 特別対談 自宅で親を看取って 小池百合子(衆議院議員) : 2年前に肺がんの母を自宅で看取った 久坂部羊(作家・医師) : 2年前に前立腺がんの父を自宅で看取った
  • 小池 百合子,久坂部 羊
  • 週刊朝日 120(28), 35-37, 2015-07-10
  • NAID 40020502922

関連リンク

一般向けに病気・検査の説明、身体に関するクイズコーナー、健康に役立つ情報がある。会員向けに活動報告。
「医師」の職業解説。仕事の内容(村上龍氏編・編集部編)/歴史/働く人の数/収入/やりがい/なり方/何を学ぶか/進学/就職/資格/豆知識/その他・・・。
2年に1度実施される医師調査、歯科医師調査において調査票の提出があった者が検索対象です。医師、歯科医師の名簿に登録されていても提出していない者は表示されません。

関連画像

記事:共同通信社 提供  を推奨する増田忠司獣医師医師の人材紹介サービス医師 (503KB)千葉市医師会会員開業医クラスの医師年収を毎月 医師非常勤 医師 医師 岡庭 豊 医師


★リンクテーブル★
先読み医師が関与する法律」「医師の立場
国試過去問098G011」「108G003」「095A008」「108G007」「101B003」「098E007」「108H017」「102E034」「107B027」「107E003」「098E006」「099D032」「095E002」「097G012」「097G002」「097E050」「102F014」「104C015」「104H012」「108H001
リンク元栄養サポートチーム」「100Cases 13」「心神喪失者等医療観察法」「死亡診断書」「遺伝子治療
拡張検索医師国家試験」「患者医師関係

医師が関与する法律」

  [★]

法令

医師が関与する法律

医師が間接的に関与する法律

コメディカルが関する法律

医師の届出義務

参考

  • 法令データ提供システム

医師の立場」

  [★]

physicians' standpoint


098G011」

  [★]

  • (1) 医師は疾病前の予防と疾病段階の対応とに従事する。
  • (2) 健康増進には変化する環境への適応力をつけることが重要である。
  • (3) 健康増進のプランには栄養、休養、教養の3要素が重要である。
  • (4) 健康教育は知識の普及を目的とし、個人の行動の変容までは求めない。
  • (5) 健康の管理は母子保健学校保健老人保健等の縦割りの管理である。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 098G010]←[国試_098]→[098G012

108G003」

  [★]

  • 医師の対応として正しいのはどれか。
  • a ナイフで刺された患者について警察に通報した。
  • b 患者を診ずに家族と話しただけで処方箋を交付した。
  • c 輸血を拒否している成人患者に予定手術で輸血した。
  • d 患者の意識がなかったので、病状を患者の上司に説明した。
  • e 患者の家族に依頼され、死亡診断書に虚偽の死因を記載した。
[正答]


※国試ナビ4※ 108G002]←[国試_108]→[108G004

095A008」

  [★]

  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 095A007]←[国試_095]→[095A009

108G007」

  [★]

  • a 発しんが消失するまで
  • b 解熱した後 3日を経過するまで
  • c 発症した後 5日を経過するまで
  • d すべての発しんが痂皮化するまで
  • e 病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで


[正答]


※国試ナビ4※ 108G006]←[国試_108]→[108G008

101B003」

  [★]

  • 正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101B002]←[国試_101]→[101B004

098E007」

  [★]

  • a. 死因の種類で自殺不慮の外因死に分類される。
  • b. 医師本人が署名した場合は押印は不要である。
  • c. 最終診察後48時間目に死亡した場合は交付できる。
  • d. 記載できない部分は空欄のままにしておく。
  • e. 歯科医師は発行できない。
[正答]


※国試ナビ4※ 098E006]←[国試_098]→[098E008

108H017」

  [★]

  • a 診療科単位で組織する。
  • b 医師はチームに加わらない。
  • c チームは患者に直接は接触しない。
  • d 中心静脈栄養の患者にも関与する。
  • e 栄養投与経路の変更に際して担当医の許諾は不要である。


[正答]


※国試ナビ4※ 108H016]←[国試_108]→[108H018

102E034」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102E033]←[国試_102]→[102E035

107B027」

  [★]

  • a 医師の参加が必要である。
  • b 外来患者が主な対象である。
  • c 診療科を越えて栄養管理を行う。
  • d 院内感染対策チームとも連携する。
  • e 終末期癌患者の栄養管理にも関与する。


[正答]


※国試ナビ4※ 107B026]←[国試_107]→[107B028

107E003」

  [★]

  • 医師の指示が必要でないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107E002]←[国試_107]→[107E004

098E006」

  [★]

  • 診療録について正しいのはどれか。
  • a. 医師以外は記載できない。
  • b. 保存義務は5年間である。
  • c. 処方は記載事項に含まれない。
  • d. 訂正時には修正液で前の記載を抹消する。
  • e. 健康保険法によって記載が義務付けられている。
[正答]


※国試ナビ4※ 098E005]←[国試_098]→[098E007

099D032」

  [★]

  • 産業医について正しいのはどれか。
  • a. 職場巡視を行う。
  • b. 作業場の環境測定を行う。
  • c. 業務上疾病の認定を行う。
  • d. 医師産業医の資格を有する。
  • e. 常時20人以上を雇用している事業所では必要である。
[正答]


※国試ナビ4※ 099D031]←[国試_099]→[099D033

095E002」

  [★]

  • 医師に対する患者の権利でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095E001]←[国試_095]→[095E003

097G012」

  [★]

  • 正しい組合せはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G011]←[国試_097]→[097G013

097G002」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 097G001]←[国試_097]→[097G003

097E050」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 097E049]←[国試_097]→[097F001

102F014」

  [★]

  • 医師の職業倫理としてふさわしくないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102F013]←[国試_102]→[102F015

104C015」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 104C014]←[国試_104]→[104C016

104H012」

  [★]

  • 医師のみが交付できるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104H011]←[国試_104]→[104H013

108H001」

  [★]

  • 就業者数が最も少ないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108G069]←[国試_108]→[108H002

栄養サポートチーム」

  [★]

NST
栄養サポート


栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)とは、職種の壁を越え、栄養サポートを実施する多職種の集団(チーム)である。栄養サポートとは、基本的医療のひとつである栄養管理を、症例個々や各疾患治療に応じて適切に実施することである。<ref name=A>東口高志 『NST完全ガイド』照林社、2005年</ref>

NSTは1960年代の中心静脈栄養(TPN)の開発普及とともに誕生し、欧米を中心に世界各地に広がった。日本ではその普及が容易でなく、1998年のPPM方式の考案が契機となり、全国の医療施設に広がった。2006年4月の診療報酬改定により、多くの病院でNSTが立ち上がることとなった。<ref name=A>東口高志 『NST完全ガイド』照林社、2005年</ref>

この項では日本におけるNSTについて述べる。

NSTの歴史

1968年、米国のダドリック(Dudrick)らによって、中心静脈栄養法(Total Parenteral Nutrition)が開発され、全米に普及した。同時期に、医師・薬剤師・看護師などの栄養管理を専門とするメディカル・スタッフが各施設で求められるようになり、栄養管理チーム構築の始まりとされる。一方、同時期にブラックバーンにより栄養アセスメントが初めて体系化された。

1973年、米国ボストンシティ病院に初のNSTが本格的に誕生した。同時期に、マサチューセッツ総合病院ではフィッシャー教授がNSTをHyperalimentation Unitという名称で構築していた。

NSTは中心静脈栄養法の普及と相まって全米、ヨーロッパ諸国に広がった。 欧米ではNSTは診療部門の一つとして設立されていることが多い。施設内の全ての症例に対して提言・発言する権利を与えられ、中心静脈栄養法の施行にもNSTの承認を必要とするなどの規定が設けられたりしている。NSTが医療の質の向上や医療費の削減に貢献することを全ての医療従事者が認識している。<ref name=B>東口高志、『NSTの運営と栄養療法』医学芸術社、2006年</ref>

日本においても、中心静脈栄養法の普及と同時にNSTが導入されたが、数施設で単科・少数科での活動であったり、全科型でも中心静脈栄養法の管理が中心であった。<ref name=B>東口高志、『NSTの運営と栄養療法』医学芸術社、2006年</ref>栄養管理の有用性が認識されていなかった為、経費のかかる専属チームの設立は考えられていなかった。

全科型のNSTの発足は、PPM(Potluck Party Method)方式によるNSTが、1998年6月に鈴鹿中央総合病院に、2000年7月に尾鷲総合病院に設置されたものが日本初である。<ref name=B>東口高志、『NSTの運営と栄養療法』医学芸術社、2006年</ref>

現在日本でもNST活動の有用性は認識されており、2004年5月に病院機能評価項目Ver5.0の中にNSTの設立が取り上げられ、2005年末には全国で約700施設でNSTが設立されている。また、2006年4月の診療報酬改定に伴い、栄養管理実施加算が新設された。この加算が求めるものは、全科型のNST活動であり、全国の医療施設がNSTを積極的に設立するきっかけとなった。

組織と役割

NSTは職種の壁を越えたチーム医療であり、多職種のメンバーで組織される。主な職種は以下の通りである。

これらのチームによって、患者に対して栄養状態の評価・判定を行い、適正な栄養補給を実施し、さらに経緯を確認しながら栄養を改善することを目的に組織される。

NSTの補助組織

適切な栄養療法を基盤として、より大きな治療効果や予防効果をもたらす補助組織(ワーキングチーム)やコラボレーション組織の育成が必要となる。

  • 褥瘡チーム
  • 摂食・栄養障害チーム
  • 呼吸療法チーム
  • 感染症対策チーム
  • 生活習慣病対策チーム
  • 病院食改善チーム

NSTにおける各職種の役割

医師の役割

看護師の役割

カテーテルの管理、栄養・食事のチェック、身体測定、NST診療録の管理などがあるが、中でも重要な役割は、①患者の身体状況を確認し、正確な情報をチームにアドバイスすること、②患者に栄養状態の実状を把握してもらい、協力してもらうことであろう。

薬剤師の役割

第一に、輸液製剤の無菌的な調製があげられる。また、薬学的見地より栄養状態、処方内容を検討すること。特に輸液製剤、経腸栄養剤と薬剤との相互作用の検討、消毒剤消毒方法の検討と医療従事者及び患者、患者家族への教育がある。<ref name=C>島田慈彦ら 『実践静脈栄養と経腸栄養』エルゼビア・ジャパン、2003年</ref>。

管理栄養士の役割

NSTにおいて管理栄養士は患者の食事摂取量や摂取状況など情報を元に食事量や食事形態の調節を行う

臨床検査技師の役割

リハビリテーションスタッフの役割

その他

日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)、日本病態栄養学会、日本栄養療法推進協議会などがNST認定施設、NST専門療法士などの認定を行っている。

参考文献

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外部リンク


保険点数

  • 2010年4月の診療報酬改定により栄養サポートチーム加算(NST加算)がなされるようになり、患者にNSTを行うことにより診療報酬点数が200点/週/人が加算される。(参考1)

参考

  • 1.
[display]http://www.kondateman-club.com/modules/tinyd2/index.php?id=10
  • 2.
[display]http://www007.upp.so-net.ne.jp/m-m-office/nst.pdf

100Cases 13」

  [★]

☆case13 手の筋力の低下
glossary
brisk adj. (人・態度が)活発な、元気のよい、きびきびした。ぶっきらぼうな、素っ気ない。(商売が)活況の(⇔dull)。小気味のよい、(大気など)爽快な、気持ちのよい。(味などが)ピリッとする。鋭い。(飲料が)盛んに泡立つ
dysarthria n. difficulty in articulating words due to disease of the central nervous system 構音障害
dysphasia n. loss of or deficiency in the power to use or understand language as a result of injury to or disease of the brain 失語症言語障害
multidisciplinary adj. 集学的
gastrostomy 胃瘻造設術
feeding gastrostomy n. Surgery A procedure in which an opening is created in the anterior wall of the stomach to allow suction decompression and improved respiratory function by eliminating the need for a nasogastric feeding tube
症例
67歳、男性 元大学講師(retired university lecturer)
主訴左手筋力低下と筋萎縮
現病歴左手を使った労作後に左手筋力が低下する(例えば、ドライバーを使った後など)。前腕の筋に疝痛をみとめる。発話はわずかに流暢であり(slight slurred)、水を飲んだあとで窒息しだす。服用薬はシンバスタチンアスピリンアテノロール喫煙はしない。飲酒は週にワインのボトルを1本あける。
既往歴高血圧が15年間続いている。3年前に心筋梗塞
家族歴:妻と暮らしている。大きくなった2人の子供がいる。
診察 examination
 血圧:146/88 mmHg心血管系呼吸器系腹部に異常を認めない。上肢萎縮を認める。特に左手に著しい萎縮を認める。両側上腕の筋にいくらか線維性筋攣縮を認める。筋力は左で全般的に低下(globaly reduced)、右手でわずかに低下。筋緊張正常上腕二頭筋反射上腕三頭筋反射両側ともに活発に認められる(brisk)。感覚喪失(sensory loss)は認めない。わずかに構音障害を認める
キーワード着目するポイント
 筋萎縮、線維性筋攣縮、感覚喪失なし
解説
(第1パラグラフ) 疫学
・この男は運動ニューロン疾患
・この疾患原因不明疾患で、脊髄脳神経核運動皮質に影響を及ぼす。
・この病気普通50-70歳で出現する。
(第2パラグラフ) 症状
筋力低下と筋萎縮一側の手か腕にあらわれるのが一般的 ← 両側性でないということか。
筋力低下は運動後に最も顕著に表れる
前腕疝痛疾患初期一般的である。
患者下肢筋力低下あるいは構音障害言語障害を訴えてやってくることがある。
・この病態特徴的な生理的徴候は線維性攣縮(筋束不規則で早い収縮。下位運動ニューロン障害示唆) → 下肢運動ニューロン損傷による筋肉脱神経原因
反射著明 → 皮質運動ニューロン喪失による。
・感覚喪失はない
(第3パラグラフ) 鑑別
進行例では診断容易だが、初期ではmore problematic
疲労悪化する四肢筋力低下は「重症筋無力症」と混乱する。
老人における失語症構音障害原因は、「脳血管障害による偽性球麻痺」であることがより一般的
上肢に感覚障害を伴わない筋萎縮線維束攣縮を呈する他の疾患として「頚髄症」がある。
・「外傷」や「心尖部肺癌(パンコースト腫瘍)」による腕神経叢損傷で腕に症状があらわれるかもしれない。
・末梢運動神経優位のニューロパチー対側性筋力低下と反射の低下というパターンを起こす。 ← ?
(第4パラグラフ) 症状経過
運動ニューロン疾患進行性不治病態
・足の痙性麻痺発現する傾向がある
球麻痺失語症構音障害を起こす
肛門括約筋普通影響を受けない
知能一般的影響を受けない
(第5パラグラフ) 治療管理
・この病態に対して治癒的治療法はない
発症から平均生存期間は2-4年
医師診断予後について患者家族に説明しなければならない。
集学的チームサポート提供しなければいけない。
病気進行して発話が悪くなったとき、コンピュータの使用で会話は補助されうる。
feeding gastrostomy十分カロリー摂取可能するために必要かもしれない。
非侵襲的呼吸器呼吸不全補助するために使われうる
普通気管支肺炎死亡する
運動ニューロン疾患とは?
運動ニューロン疾患 motor neuron disease MND
参考文献
HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
IMD = 内科診断学第2版

心神喪失者等医療観察法」

  [★]

精神喪失者等医療観察法?、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律、医療観察法、心神喪失者医療観察法
法令

概念

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(しんしんそうしつとうのじょうたいでじゅうだいなたがいこういをおこなったもののいりょうおよびかんさつとうにかんするほうりつ)は、日本の法律。制定は2003年(平成15年)、施行は2005年。

  • 目的は、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に対し、その適切な処遇を決定するための手続等を定めることにより、継続的かつ適切な医療並びにその確保のために必要な観察及び指導を行うことによって、その病状の改善及びこれに伴う同様の行為の再発の防止を図り、もってその社会復帰を促進することにある(1条1項)。

立法の経緯

  • 重大な他害行為(殺人、重大な傷害、強盗、強姦放火)を行い、心神喪失により不起訴または無罪判決となった場合、従来は措置入院制度の適用が検討されてきた。しかし、措置入院制度は、症状によって他害のおそれがなくなった場合には、ただちに症状消退の届出をすることが義務づけられており、症状が出現してはすぐに消えるといった場合には対応できていなかった。附属池田小事件の元死刑囚に措置入院歴があったこともきっかけとなり、心神喪失で重大な他害行為を行った者については、裁判官と精神科医師による合議で審判を行い、処遇を決定するという制度および法律がつくられた。なお、この制度は日本で初めての参審制ともいわれる。
→ 犯罪を犯した全ての精神障害者が対象とならない。

審判手続

検察官は、以下の場合は、明らかに医療を受けさせる必要がない場合を除いて、申立てをしなければならない。

  • 被疑者が対象行為を行ったが、心神喪失ないし心神耗弱を理由に不起訴処分としたとき
  • 心神喪失を理由に無罪となる確定裁判があったとき
  • 心神耗弱を理由に刑が減軽された確定裁判があったとき(執行すべき刑期がある実刑判決は除く)

裁判所での手続は、裁判官と精神保健審判員(精神医療の学識経験者)各1名の合議体で取り扱う(11条)。対象者には、弁護士である付添人が必ず付けられる(35条)。

裁判所は、申立てがあった場合、明らかに医療を受けさせる必要がない場合を除き、鑑定や医療観察のための入院を命じなければならない(34条、鑑定入院命令)。そして、裁判所は、明らかに不要な場合を除き、医療を受けさせるために必要か否かを鑑定しなければならない(37条)。

裁判所は、対象者に、対象行為を行ったこと、心神喪失者ないし心神耗弱者であること、対象行為を行った際の精神障害を改善しこれに伴って同様の行為を行うことなく社会に復帰することを促進するため医療を受けさせる必要性があることのいずれもが認められれば、入院決定、通院決定を行い、そうでない場合は医療を行わない決定を行う(42条1項)。このほか、対象行為を行っていない場合、心神喪失者や心神耗弱者ではない場合、申立て自体が不適法である場合は、却下決定がなされる(40条、42条2項)。決定の裁判は、合議体2名の一致により行われる(14条)。

処遇

処遇は、入院と通院に分けられており、保護観察所に配置された社会復帰調整官(精神保健福祉士)を中心に、医療観察を行う枠組みがつくられた。ただ、この制度によっても、精神障害者の犯罪では、十分に責任能力が検討されないままであるという問題が本質的に解決されたわけではない。また精神障害者が裁判を受ける権利(訴訟事実について争う権利)を奪うものだとの批判もある。

参考

  • 1. wiki ja
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E7%A5%9E%E5%96%AA%E5%A4%B1%E7%AD%89%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%85%8B%E3%81%A7%E9%87%8D%E5%A4%A7%E3%81%AA%E4%BB%96%E5%AE%B3%E8%A1%8C%E7%82%BA%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%80%85%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%8F%8A%E3%81%B3%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E7%AD%89%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B
  • 2. 法令
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H15/H15HO110.html
  • 3. 厚生労働省:障害者福祉:心神喪失者等医療観察法
[show details]
  • 概要
[display]http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sinsin/gaiyo.html

死亡診断書」

  [★]

certificate
death certificate, certificate of death
死体検案書死因


死亡診断書・死体検案書(SLE. 303-305)

  • 人の死を証明する医学的証明書
書類名 発行できる者 条件
死亡診断書 医師歯科医 ・医師が生前その患者を診察治療し、確定診断を付け、その患者が同一診断名で死亡した場合が、病死体となり死亡診断書を交付する。
・「無診察治療などの禁止」の例外:「診察中の患者が受診後24時間以内に死亡した場合に交付する診断書については、この限りでない」。異状がない限り、改めて死語診察をしなくても死亡診断書を交付することを認める。
・(24時間を超えても)診療継続中の患者が、診察にかかる疾患で死亡したことが予期できる場合には、改めて死語診察を行い、生前に診察していた疾病が死因と判定できれば、求めに応じて死亡診断書を発行できる。
死体検案書 医師 上記以外

参考

  • 1. 平成23年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル
[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/manual

国試

  • 102E041100E007095C003
  • 103E044:到着時心肺停止状態であり、死亡は確認されていない。画像診断および諸検査によって診断がつき、搬入1時間後に死亡している(内因死)。これは「診療継続中の患者が、その診療に関する傷病で死亡した」とみなせる。
  • (在宅での死亡)101E009098B002:診療継続中でも、原疾患の死亡と考えられなければ異状死となる


遺伝子治療」

  [★]

gene therapy
遺伝子療法
[[]]

遺伝子治療臨床研究に関する指針

第2章 被検者の人権保護

第1 被検者の選定

  • 被験者の選定に当たっては、人権保護の観点から、病状、年齢、同意能力等を考慮し、慎重に検討しなければならない。

第2 被験者の同意

  • 一 総括責任者又は総括責任者の指示を受けた医師である研究者(以下「総括責任者等」という。)は、遺伝子治療臨床研究の実施に際し、第三に掲げる説明事項を被験者に説明し、文書により自由意思による同意を得なければならない。
  • 二 同意能力を欠く等被験者本人の同意を得ることが困難であるが、遺伝子治療臨床研究を実施することが被験者にとって有用であることが十分に予測される場合には、審査委員会の審査を受けた上で、当該被験者の法定代理人等被験者の意思及び利益を代弁できると考えられる者(以下「代諾者」という。)の文書による同意を得るものとする。この場合においては、当該同意に関する記録及び同意者と当該被験者の関係を示す記録を残さなければならない

参考

  • 1. 遺伝子治療臨床研究に関する指針
[display]http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/seisaku/kojin/dl/161228idennsi.pdf



医師国家試験」

  [★]

National Medical Licensure Examination
国試
1日10問国試過去問
103C001
  • 組合せで誤っているのはどれか。

[正答]


※国試ナビ4※ 103B062]←[国試_103]→[103C002

104B060
  • 次の文を読み、59-61の問いに答えよ。
  • 78歳の男性。意識障害のため搬入された。
  • 現病歴   普段どおり起床し、特に変わった様子はなかった。8時ころ外出した妻が昼過ぎに帰宅し、床に倒れている患者を発見した。意識がもうろうとしており、救急車を要請し救命救急センターに搬入された。
  • 既往歴   75歳で慢性心不全心房細動高血圧
  • 生活歴   2世帯住宅で1階に妻と二人暮らし。
  • 現 症   意識レベルはJCS II-10。体温37.1℃。脈拍72/分、不整。血圧182/94mmHg。心尖部に3/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。神経学的所見で顔面を含む重度の左片麻痺を認める。
  • 検査所見   心電図で心房細動を認める。頭部MRIの拡散強調像で右中大脳動脈(MCA)領域の高信号域を認める。
  • 経過    妻の話から、発症から受診までの時間経過は不明と判断した。t-PAは使用せず、保存的治療を行った。入院後4日に意識状態は徐々に改善し、意識レベルはJCS I-3 全身状態も落ち着いていたため一般病棟に移動となった。脳梗塞再発予防の目的でワルファリン投与が開始された。1週後に2度日の家族面談が予定されている。



  • a ADLの最終確認を行う。
  • b 診療情報提供書を作成する。
  • c 身体障害者診断書を作成する。
  • d ソーシャルワーカーに転院時の家族支援を依頼する。
  • e 本人と家族へリハビリテーションの最終ゴールを説明する。


[正答]


※国試ナビ4※ 104B059]←[国試_104]→[104B061

108B043
  • 67歳の女性。腹痛を主訴に来院した。本日、自宅近くの診療所で大腸の内視鏡的ポリープ切除術を受けた。帰宅後、深夜に突然左下腹部痛が出現し、 2時間ほどしても軽快しないため救急外来を受診した。意識は清明。体温 36.2 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 112/70 mmHg。呼吸数 14/分。腹部は平坦で、左下腹部に圧痛を認める。筋性防御と反跳痛とは認めない。
  • 血液検査に加え、まず行うべきなのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108B042]←[国試_108]→[108B044

100E038

[正答]


※国試ナビ4※ 100E037]←[国試_100]→[100E039

100G024

[正答]


※国試ナビ4※ 100G023]←[国試_100]→[100G025

107C015


  • a 48時間ごと
  • b 96時間ごと
  • c 1週間ごと
  • d 2週間ごと
  • e 定期的な入れ替えは不要


[正答]


※国試ナビ4※ 107C014]←[国試_107]→[107C016

107I032
  • 四肢の脱力感覚障害とを訴える患者の頸椎MRIのT2強調矢状断像(別冊No.6)を別に示す。
  • 考えられるのはどれか。2つ選べ。




[正答]


※国試ナビ4※ 107I031]←[国試_107]→[107I033

108E048
  • 45歳の女性。職場の定期健康診断の胸部エックス線写真で胸部の腫瘤影を指摘され、精密検査が必要との通知を受けた。 3か月経過したが、いまだに受診していない。
  • 産業医の対応として最も適切なのはどれか。


  • a 胸部CTの予約をとる。
  • b 直接本人に受診を勧める。
  • c 半年後に再検査を予定する。
  • d 職場の上司に説得を依頼する。
  • e 職場の安全衛生委員会で対応を協議する。


[正答]


※国試ナビ4※ 108E047]←[国試_108]→[108E049

104B051
  • 次の文を読み、50-52の問いに答えよ。
  • 34歳の1回経産婦。妊娠31週5日に周産期管理目的で紹介され来院した。
  • 現病歴:   半年前に無月経を主訴として自宅近くの診療所を受診し、妊娠7週と診断された。診療所で健診を受けていたが、妊娠10週時に胎児頭殿長 CRLから分娩予定日が補正された。補正後の妊娠16週ころから尿糖陽性が時々認められていたが、27週時から尿糖強陽性(定性試験で3+)が出現したため29週時に75g経口ブドウ糖負荷試験 OGTTが施行された。負荷前値: 110mg/dl、1時間値: 204mg/dl、2時間値 168mg/dlであった。
  • 既往歴:   特記すべきことはない。耐糖能低下を指摘されたことはない。
  • 月経歴:   初経11歳。月経周期28日、整。持続5-6日。月経障害なし。
  • 妊娠・分娩歴:  25歳時に正常経腟分娩(妊娠39週、3,790g)。
  • 家族歴:   母が糖尿病。
  • 現 症:   意識は清明。身長156cm、体重76kg(妊娠前体重62.5kg、BMI 25.7)。体温37℃。脈拍88/分、整。血圧136/86mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿浮腫を認めない。内診で胎児先進部は児頭で子宮口は閉鎖。超音波検査で子宮頚管長は4.2cmで胎児推定体重は2,200g(+1.8SD)、明らかな奇形は認めない。Biophysical profile scoreは10点である。
  • 検査所見   尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球 305万、Hb 10.2 g/dl、Ht 31%、白血球 6,900、血小板 11万。血液生化学所見:血糖 148mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.2g/dl、尿素窒素 16mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl、尿酸 7.8mg/dl、総コレステロール 240mg/dl、トリグリセリド 130mg/dl、総ビリルビン 0.8mg/dl、直接ビリルビン 0.5 mg/dl、AST 40IU/l、ALT 48IU/l、LD 320IU/l(基準176-353)、ALP 270IU/l(基準115-359)。


  • 入院後の検査項目として重要でないのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 104B050]←[国試_104]→[104B052

105H036
  • 次の文を読み、35、36の同いに答えよ。
  • 27歳の男性。突然の胸背部痛のため搬入された。
  • 現病歴  車の運転中、激烈な胸痛を突然自覚し、その後、背部にも痛みを伴うようになった。症状が改善しなかったため直ちに救急車を要請した。
  • 既往歴  18歳時に気胸。
  • 家族歴  母親が38歳時に突然死。
  • 現症   意識は清明。身長183cm、体重62kg。呼吸数20/分。脈拍96/分、整。血圧102/60 mmHg。頚静脈の怒張を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、拍動性腫瘤を触知しない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 490万、Hb 14.2g/dl、Ht 40%、白血球 9,900,血小板 22万。血液生化学所見:血糖 96mg/dl、総蛋白 7.4g/dl、アルブミン 3.8g/dl、尿素窒素 14mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、AST 24IU/l、ALT 17IU/l。心電図で異常を認めない。内頚静脈から中心静脈カテーテルを挿入した後に撮影した胸部造影CT(別冊No.5)を別に示す。


  • 適切な治療はどれか。




[正答]


※国試ナビ4※ 105H035]←[国試_105]→[105H037


患者医師関係」

  [★]

clinician-patient relationship




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