体位性低血圧

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起立性低血圧

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和文文献

  • Autonomic hyperreflexia症例報告と本症における血圧異常の成立機序について
  • 佐久間 久一,三浦 幸雄,小林 清,富岡 洋,安達 真樹,吉永 馨
  • 日本内科学会雑誌 67(11), 1420-1425, 1978
  • … ずれも低値ないし正常範囲内の値であつた.血中エピネフリン濃度および血清dopamine-β-水酸化酵素活性はともに低値を示し,血圧との間に有意の相関は認められなかつた.本例に認められた高血圧発作および体位性低血圧はともに少量のフェノキシベンザミンの投与により著明に抑制された.本症は,交感神経系が中枢性および末梢性機序により,循環機能の維持に重要な役割を担つていることを明示するが,これらの交感神経 …
  • NAID 130000890332

関連リンク

起立性低血圧(きりつせいていけつあつ、英: orthostatic hypotension)は、低血圧の 一種で、安静臥床後起立した際に血圧の急激な低下(一般的には起立後3分以内に 収縮期血圧で20mm Hg以上、拡張期血圧で10mm Hg以上の低下)が見られるもの を いう。
起立性低血圧症とはどんな病気か. 起立性低血圧症は体位変換時、とくに臥位(がい)( 寝た状態)や座位から急に立ち上がった時に血圧が下がり、ふらつきやめまい、易(い) 疲労感(疲れやすい)、動悸(どうき)、視野のかすみ、眼前暗黒感、時には失神などを 伴う ...

関連画像

起立性低血圧 性低血圧――前庭系の関与体位性低血圧postural hypotension 起立 性 低血圧 立ち く らみ表14 起立性低血圧症の原因疾患


★リンクテーブル★
リンク元失神」「起立性低血圧」「postural」「postural hypotension
関連記事血圧」「体位」「低血圧」「体位性」「

失神」

  [★]

syncope, faint


定義

  • 1. 発作的に起こる脳の血流低下による一過性意識消失
  • 2.
  • 一過性の意識消失の結果、姿勢が保持できなくなり、かつ自然に、また完全に意識の回復が見られること(失神の診断・治療ガイドライン)
  • 発症は比較的速やかであり、意識は多くの場合速やかに回復する。「意識障害」のうちで、特異な臨床像を持った1 つの症候である。(失神の診断・治療ガイドライン)
  • 3. 元来、一過性の全脳虚血による一時的な意識消失で、かつ数秒から数分で意識を回復する物を指していたが、現在ではあいまい、より広義となっている。例えば、てんかん発作、低血糖、過換気、一過性脳虚血発作を含んでいる。(IMD.241) ← ホント?誰かが誤用しつづけているだけなんちゃうか?

症状

  • 眼前暗黒感、めまい感、悪心などの前駆症状に引き続き、顔面が蒼白となり、ついに意識が消失

意識消失までの時間経過と症状

  • 脳への血流停止が5-10秒程度で失神、10秒前後で筋弛緩・尿失禁、15秒以上で痙攣を生じる、らしい(参考2)  ← 根拠となる文献を調査中

原因

救急での覚え方
  • SYNCOPE
QB.C345
  • 起立性低血圧
  • 局所的脳血流低下:subclavian steal症候群
  • 血管迷走神経反射
  • 循環血液量の一過性の低下:胸腔内圧の上昇(排尿、咳嗽)
  • 過換気症候群:過換気による動脈血炭酸ガス分圧の低下 → 脳血管収縮 → 脳血流が減少


研修医当直御法度 症例帳 p.36
    (%)
1 血管迷走神経性失神 39.5
2 体位性低血圧による失神 7.6
3 心血管性失神 4.1
4 目撃者なしの痙攣 8.8
5 低血糖 1.8
6 ヒステリー 0.6
7 原因不明 37.6

参考

  • 1. 失神の診断・治療ガイドライン(2007)
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_inoue_h.pdf
  • 2. 失神 国立療養所西札幌病院循環器科 別役徹生
http://www.aurora-net.or.jp/life/heart/saizensen/86/index.html



起立性低血圧」

  [★]

orthostatic hypotension
体位性低血圧 postural hypotension起立性調節障害 orthostatische dysregulation OD
低血圧失神

定義

  • 起立により静脈還流が減少し、心拍出量が減少するために血圧が低下する状態
  • 起立して3分以内に収縮期血圧20mmHg以上、拡張期血圧10mmHg以上低下を来す場合 (BAT.916)

分類

  • 本態性起立性低血圧症
  • 二次性起立性低血圧

病因

  • 起立により静脈系が弛緩することにより低血圧になりやすく、頭部への血液供給のためには血圧を上昇させる必要がある。
  • 種々の原因により、血圧が維持できない時に起立性低血圧を呈する。
  • 自律神経疾患
  • 薬物
  • antihypertensives, diuretics, vasodilators(nitrates, hydralazine), alpha-blocking agents, beta-blocking agents, CNS sedatives(barbiturates, opiates), tricyclic antidepressants, phonothiazines

症状

参考2
脳の低灌流状態、全身脱力、眩暈・ふらつき感、visual blurringや眼前暗黒感、(重症)失神。まれに狭心痛や梗塞もある。

参考

  • 1. 起立性調節障害 - Mymed
[display]http://www.mymed.jp/di/c8i.html
  • 2. Mechanisms, causes, and evaluation of orthostatic and postprandial hypotension - uptodate [1]

診察

  • 10分間 臥位で安静にしてもらい、血圧を測定。その後、起立してもらい、3分以内に血圧を測定する。



postural」

  [★]

  • adj.
  • 姿勢の, 体位の, 体位性の
attitudeorthostaticpositionposture
  • ex.

WordNet   license wordnet

「of or relating to or involving posture; "postural exercises"」


postural hypotension」

  [★] 起立性低血圧 orthostatic hypotension体位性低血圧


血圧」

  [★]

blood pressure, BP
動脈圧 arterial pressure AP
血圧測定

成人の血圧(日本高血圧学会 2004年版ガイドライン)

  • 至適血圧:120mmHg かつ 80mmHg
  • 正常血圧:130mmHg かつ 85mmHg
  • 正常高値血圧:130~139mmHg または 85~89mmHg
  • 軽症高血圧:140~159mmHg または 90~99mmHg
  • 中等症高血圧:160~179mmHg または 100~109mmHg
  • 重症高血圧:≧180mmHg または ≧110mmHg
  • 収縮期高血圧:≧140mmHg かつ <90mmHg

糖尿病性腎症

  • 管理目標: 130/80 mmHg
  • 尿蛋白1g/日以上:125/75 mmHg

冠血管と血圧

  • In the normal state, autoregulatory mechanisms adjust coronary tone tomatch myocardial oxygen supply with oxygen requirements. In the absence of obstructive coronary disease, thesemechanisms maintain fairly constant rate of coronary flow, as long as the aortic perfusion pressure is approximately 60 mmHg or greater.

血圧の異常

血圧の上肢における左右差

  • 大動脈炎症候群:腕頭動脈、鎖骨下動脈の狭窄・閉塞を生じる
  • 動脈硬化:鎖骨下動脈領域の病変があるとき、左右の脈拍差や皮膚温の違いを生じる

血圧の上下肢の差(下肢>上肢)

  • 大動脈炎症候群:大動脈弓部が冒されやすいが、鎖骨下動脈が冒された場合に上肢の血圧が低下。
  • 解離性大動脈瘤:解離腔に生じた血腫が鎖骨下動脈を圧迫すると、上肢の血圧が低下
  • 大動脈閉鎖不全症Hill徴候

収縮期血圧のみ高い。拡張期血圧は高くない

拡張期に動脈血流が減少する病態(血流が体循環に押し出されないか、心収縮力のみ上昇している状態?(体循環の血管抵抗が上がっていない?))
脈圧が上昇する
  • 1. 大動脈基部の血流が逆流やシャントにより減少する場合
  • 3. その他

ショック

  • 収縮期血圧 90 mmHg以下

非侵襲的な血圧測定法による血圧の上肢・下肢の差

  • 血圧を測定するために駆血帯で血流を遮断する必要がある。このとき、下肢の動脈の方が深部を走行しているため上肢より強く駆血帯で圧迫する必要がある。強く圧迫を要する分だけ下肢の血圧が高く測定されてしまう。


心血管とその周囲の血圧 YN.C-29

see also PHD.61
中心静脈   肺動脈楔入圧
4~8 8~20
右心房 左心房
1~4 8~20
右心室 左心室
8~20 120~20
肺動脈 大動脈
8~20 120~70

臓器移植における脳死判定の除外

脳死判定、臓器の移植に関する法律施行規則#第二条第四項
  • 収縮期血圧が以下で定められる数値未満の場合には脳死判定ができない。
  • 1歳未満の者 65
  • 1歳以上13歳未満の者 年齢x2+65
  • 13歳以上の者 90

国試




体位」

  [★]

position
姿勢
仰臥位 = 背臥位 = 仰向け
ギョウガイ = ハイガイ = アオムけ
supine position
dorsal position : 背中を伏せるから
伏臥位 = 腹臥位 = うつ伏せ
フクガイ = フクガイ = うつブせ
prone position
abdominal position: 腹を伏せるから
臥: ふす。うつぶせになる
仰: あおぐ。 ⇔伏




低血圧」

  [★]

hypotension, hypotonia
血圧降下 pressure reduction
  • 診断基準はない
  • 収縮期血圧100mmHg未満を低血圧とするのが一般的らしい

低血圧+徐脈

研修医当直御法度 第5版 p.70
  • 循環器:完全房室ブロック、大動脈解離
  • 電解質:高カリウム血症、高カルシウム血症
  • 内分泌:粘液水腫、副腎不全
  • 環境 :偶発性低体温症
  • 外傷 :頚髄損傷、腹腔内出血



体位性」

  [★]

posturalorthostatic
起立性姿勢体位


圧」

  [★]

pressure
圧力




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