仮性憩室

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pseudodiverticululm
偽憩室憩室様膨隆 sacculation
大腸憩室大腸憩室
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-偽憩室


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和文文献

  • 上部空腸憩室穿孔による急性汎発性腹膜炎を起こした1例
  • 小泉 大,佐田 尚宏,濱田 徹,安田 是和
  • 日本消化器外科学会雑誌 42(8), 1430-1435, 2009-08-01
  • … 炎の診断で緊急手術を施行した.胃十二指腸には穿孔部を認めず,Treitz靱帯から30cm肛門側で腸間膜付着部近傍の憩室穿孔を認めた.穿孔部を含めた空腸部分切除術を施行した.病理組織学的検査所見は長径15mmの仮性憩室の穿孔だった.術後4日目に急性心筋梗塞を起こしたが軽快し,18日目に退院した.上部消化管穿孔による腹膜炎はよく経験するが,上部空腸憩室穿孔はまれである.本疾患は緊急手術の絶対適応で,上部消化管穿孔 …
  • NAID 110007340402
  • P-3-132 小腸造影後に穿孔した回腸仮性憩室の1例(小腸穿孔,一般演題(ポスター),第64回日本消化器外科学会総会)
  • 横井 一樹,薮崎 紀充,末永 雅也,鳥居 康二,石山 聡治,森 俊明,鈴木 祐一,木村 次郎
  • 日本消化器外科学会雑誌 42(7), 1311, 2009-07-01
  • NAID 110007720576

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憩室壁が腸壁の全層からなる真性(先天性)憩室と、筋層を欠く仮性(後天性)憩室に 分けられますが、大腸憩室の大部分は仮性憩室で、比較的高齢者に多い病気です。 従来、欧米では左側の大腸(S状結腸)に好発するのに対し、日本では右側結腸に多い と ...
腸壁そのものがとび出す真性憩室と腸壁の筋層のすきまから腸粘膜がとび出す仮性 憩室の2種類ありますが、大腸憩室症の場合にはほとんど後者の仮性憩室です。腸管 の内圧の上昇に伴い大腸壁の筋肉層の弱い部分(たとえば血管などが腸壁を貫いて筋 層 ...

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大腸憩室出血 水城 啓 先生 大腸憩室症 - 山陽新聞社 - 岡山  左側 の 憩 室 が 増えて います食道憩室のタイプ - 医療の


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大腸憩室」

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diverticulum of the colon (SSUR)
結腸憩室憩室

概念

  • 大腸壁の脆弱な部分が腸管内圧の上昇により壁外に袋状に突出した状態。 → 多発している場合大腸憩室症 (消化器疾患ビジュアルブック p.131)

原因

  • 低残渣食などによる過剰な分節異常により慢性的な腸管内圧の異常を来し、これにより結腸壁の脆弱な直動脈貫通部の筋層を貫いて粘膜が脱出して形成される(後天性の仮性憩室)。(SSUR.531)

疫学

  • アジアでは右側結腸に多く、また若年にみられる。S状結腸に好発するのは欧米人や老人。(SSUR.531)

症状

  • 多くは無症状 (SSUR.531)
  • 腹痛、腹部不快感、膨満感、便秘・下痢

合併症

  • 憩室炎、膿瘍、穿孔、腹膜炎、狭窄、瘻孔形成、消化管出血(憩室出血)
  • 約80%は無症状で経過するが、20%の例で症状を呈する。有症状例の2/3が憩室炎、1/3が憩室出血。有症状例の30%が再発性。 (消化器疾患ビジュアルブック p.132)

診断

  • 注腸造影:(最も有用)病変の部位・範囲の特定

  • 下部消化管内視鏡検査:出血部位の同定、癌・ポリープ等の合併病変の有無の確認
  • 腹部超音波検査、腹部CT、腹部MRI:膿瘍などの評価
  • 腹部血管造影、出血シンチグラフィ:大量出血。出血部位の同定

鑑別診断

  • アジアでみられる右側結腸の大腸憩室では、虫垂炎が鑑別となる。(SSUR.531)

治療

SSUR.531
症状がない場合は治療対象とならない。
  • 保存療法:
  • (腸管運動異常)繊維食、下剤
  • (憩室炎)鎮痛薬、鎮痙薬、抗菌薬
  • (憩室出血)内視鏡的止血、動脈塞栓術
  • (膿瘍)絶食、抗菌薬、CT下穿刺ドレナージ
  • 手術療法:腸管穿孔による腹膜炎、保存的治療に反応しない多量出血

参考

  • 1. [charged] 結腸憩室症の疫学および病態生理 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 結腸憩室症の臨床症状および診断 - uptodate [2]

国試

ツェンカー憩室」

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Zenker's diverticulum、Zenker's diverticula、Zenker diverticulum、Zenker diverticula
ツェンケル憩室 Zenker憩室咽頭食道憩室 pharyngoesophageal diverticulum咽頭憩室
憩室仮性憩室食道憩室
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  • 図:RNT.199

まとめ

  • 圧出性憩室、仮性憩室:上部食道括約筋である輪状喉頭筋の弛緩と咽頭の収縮の協調不全の結果、食道入口部の内圧が上昇し粘膜が脱出。

概念

  • 咽頭食道移行部後壁の食道筋層の抵抗減弱部から圧出して生じた憩室(圧出性憩室)。筋層を欠く(仮性憩室)。(SSUR.449)
  • 成因:上部食道括約筋である輪状咽頭筋の弛緩と喉頭の弛緩の強調不全の結果、食道入口部の内圧が上昇し粘膜が脱出する。(SSUR.449)
  • Killian三角とよばれる筋層が薄い部分から粘膜が圧出される。

症状

SSUR.449
Zenker憩室は入口の狭い嚢状の構造のため、飲食物が貯留しやすいうえ、咽頭や喉頭に近いため、他の憩室に比べて症状が出やすい。
  • 咽頭部の違和感、咳、逆流など。

診断

  • 食道X線写真造影検査:側面像で食道の背側に突出する嚢状構造。(SSUR.449)

治療

SSUR.449
  • 憩室切除
  • 憩室のつり上げ固定
  • 輪状咽頭筋切開術:食道入口部の内圧を下げるため。



憩室」

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diverticulum



室」

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ventricleventriculusventriculiventricular
心室心室性脳室

仮性」

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falsepseudospurious
偽性ニセ




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