上腕骨顆上骨折

出典: meddic

supracondylar humeral fracture, supracondylar fracture
fractura supracondylica humeri
上腕骨外側上顆上腕骨内側上顆

概念

  • 上腕骨遠位の内・外上顆のやや中枢での骨折であり、小児、5-10歳に多い。肘関節を伸展させたまま転倒した時に起こる。

検査

合併症



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/01/10 20:41:00」(JST)

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和文文献

  • 小児上腕骨顆上骨折の疫学的検討
  • 玉井 孝司,五谷 寛之,山本 研,寺浦 英俊,坂中 秀樹,山野 慶樹
  • 中部日本整形外科災害外科学会雑誌. 中部日本整形外科災害外科学会抄録 54(3), 595-596, 2011-05-01
  • NAID 10029072549
  • 小児上腕骨顆上骨折に対する創外固定法
  • 西井 幸信,衣笠 清人,西田 一也,道中 泰典,上田 英輝,宮澤 慎一
  • 中部日本整形外科災害外科学会雑誌. 中部日本整形外科災害外科学会抄録 54(3), 593-594, 2011-05-01
  • NAID 10029072544
  • 神経・血管障害を合併した小児上腕骨顆上骨折の治療成績
  • 北野 直,大植 睦,森本 法生,篠原 和幸,藤城 高志
  • 中部日本整形外科災害外科学会雑誌. 中部日本整形外科災害外科学会抄録 54(3), 435-436, 2011-05-01
  • NAID 10029072098

関連リンク

上腕骨顆上骨折。上腕骨顆上骨折とはどんな外傷か 小児に最も多い骨折のひとつで、 肘周辺の骨折の60%を占めます。幼稚園児と小学生に多く、男女比は2対1です。鉄棒 やうんていなどから転倒して肘を伸ばした状態で手をついた時に gooヘルスケア 家庭 ...
子供さんが、うんていや鉄棒などの高い所から転んで手をつき、 肘関節を骨折したとき よくおこるのがこの上腕骨顆上骨折です。 この骨折が判明した場合、手術をするケース も見られますが、 当院では手術をせずに骨折を治すような方法に取り組んでおります。

関連画像

上腕骨顆上骨折上腕骨顆上骨折写真 の 通り 上腕骨 顆 上 骨折 上腕骨顆上骨折の治療上腕骨顆上骨折の例>上腕骨顆上骨折の原因


★リンクテーブル★
先読み上腕骨外側上顆」「上腕骨内側上顆
国試過去問099A046」「108D054」「104B046」「107I018
リンク元小児骨折」「フォルクマン拘縮
関連記事骨折」「上腕骨」「上腕骨顆」「腕骨」「上腕

上腕骨外側上顆」

  [★]

lateral epicondyle (N), lateral humeral epicondyle
epicondylus lateralis humeri
上腕骨の外側上顆
上腕骨内側上顆外側上顆内側上顆上腕骨上肢の筋
  • 図:N.403,404(筋の付着)

筋の付着

  • 起始(橈側から順に)
  1. 短橈側手根伸筋
  2. 指伸筋
  3. 小指伸筋指伸筋から分岐する
  4. 尺側手根伸筋


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


上腕骨内側上顆」

  [★]

medial epicondyle of humerus
epicondylus medialis humeri
内側上顆
上腕骨


099A046」

  [★]

  • 14歳の男子。右肘部痛を主訴に来院した。8歳から野球のリトルリーグに所属し、1日4時間の投球練習を毎日行ってきた。6か月前からボールを投げる動作時に右肘部の痛みを自覚していた。疼痛が改善しないため近医を受診し、右肘関節エックス線単純写真で異常陰影を指摘されていた。身長165cm、体重64kg。右肘関節外側に軽度の腫脹と圧痛とを認める。関節可動域は、屈曲105°、伸展-20°である。屈曲伸展運動で、ひっかかり感がある。右肘関節エックス線単純写真正面像 を以下に示す。最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 099A045]←[国試_099]→[099A047

108D054」

  [★]

  • 6歳の男児。左肘の痛みと腫れを主訴に母親に連れられて来院した。遊具から転落し左肘をついて受傷したとのことである。来院時、右手で左肘を支え、動かそうとしない。左肘部に開放創はないが、肘部全体に高度な腫脹を認める。手指の感覚障害は本人の協力が得られず不明だが、手指の自動運動は可能で、橈骨動脈の拍動は手関節部で良好に触知する。肘関節のエックス線写真 (別冊 No.25A、B)を別に示す。
  • 考えられるのはどれか。2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 108D053]←[国試_108]→[108D055

104B046」

  [★]

  • 8歳の男児。本日、右上腕骨顆上骨折で入院した。直達牽引を行っていたが、夜間に激しい疼痛を訴えた。右前腕は水疱形成を伴って腫脹し、手指は蒼白で前腕と指とに錯感覚運動麻痺とを認める。
  • 対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104B045]←[国試_104]→[104B047

107I018」

  [★]

  • 男児の左肘のエックス線写真(別冊No.4A、B)を別に示す。診断として正しいのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107I017]←[国試_107]→[107I019

小児骨折」

  [★]

骨折
  • 小児は成人に比べ骨折の頻度が高い。
  • 骨膜は厚く骨形成が旺盛、骨癒合が早い、骨膜が厚いために不完全骨折となることが多い(若木骨折)、自家矯正能が高い(屈曲変形は5歳までは30°、8歳までは20°の屈曲があっても完全に矯正されるが、回旋変形に対しては自家矯正力はほとんど働かない。長骨の短縮に対しても矯正能力があるが、過成長が長じやすい。骨幹端部の方が骨幹部よりも自家矯正能が高い)、靭帯損傷脱臼はまれである(SOR.641改変)。
  • ほとんどの骨折では保存的治療でよい。
  • 骨折のうち多いものは上腕骨顆上骨折である。この骨折では骨片が回旋転位するため手術を行う。


フォルクマン拘縮」

  [★]

Volkmann contracture, Volkmann's contracture
阻血性拘縮 ischemic contracture貧血性拘縮 anemic contracture

原因

  • 上腕骨顆上骨折
  • 局所の出血、蘇結語の腫脹、長期の上肢圧迫、熱傷。コンパートメント症候群の最終的な結果

病態

  • 壊死に陥った筋組織が繊維組織で弛緩され、筋間を走行する神経に阻血性、圧迫性の麻痺を発生させる。

症状

  • 前腕部屈筋群の非可逆性結合組織性変化による筋拘縮

参考

  • 1. Volkmann拘縮の説明。但し英語


骨折」

  [★]

fracture

高齢者における骨折の好発部位

参考1

多い

  • 上腕骨頚部:転倒して手を伸ばしてついた、直接方外側を打った場合に外科頚骨折しやすい。特に高齢者、特に女性に多い。
  • 橈骨遠位部:コーレス骨折(Colles骨折)は10歳前後の小児と骨粗鬆症を有する老人に多い。
  • 椎骨(椎体圧迫骨折):骨粗鬆症を生じている女性に多い。
  • 大腿骨頚部

やや多い

  • 肋骨
  • 上腕骨遠位部
  • 坐骨?
  • 大腿骨遠位部
  • 脛骨近位部
  • 脛骨位部

小児の骨折

小児骨折

骨折による骨癒合しにくい部位

血流が乏しいことによる
  • 大腿骨頚部内側骨折、手根骨舟状骨骨折、脛骨中下1/3骨折、距骨骨折

骨折による出血量

SOR.631
  • 開放骨折の場合には2倍の出血量が予想される。
骨盤骨折 1000-5000ml
大腿骨骨折 500-1000ml
脛骨骨折 500ml
上腕骨骨折 350ml

診察

  • 1. 皮下骨折/開放骨折
  • 2. 血管損傷の有無
  • 3. 末梢神経損傷の有無
  • 4. 軟部組織の損傷
  • 5. 受傷部位周辺臓器の損傷
  • 6. 受傷後の時間経過

参考

  • 1. 高齢者の転倒障害
http://www.biomech.mech.nagoya-u.ac.jp/iplweb/impact_bio/pdf/1st/Harada.pdf




上腕骨」

  [★]

humerus (N)
上肢上腕




構造

関節

筋肉

etc.

臨床関連

骨折

  • 上腕骨顆上骨折
  • anterior fat pad:sail sign
  • posterior fat pad



上腕骨顆」

  [★]

humeral condyle
condylus humeri
上腕骨


腕骨」

  [★]

arm bone, carpal bones
手根骨

上腕」

  [★]

arm
brachium
上肢




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11高齢者リハビリテーションに詳しい日本医科大学の竹内教授は「つまり、リハビリテーションとは、病気や障害によってそれまでの生活を継続する事が不可能になった人々に対して、治療、訓練、社会的・経済的な各種援助などによって、再び元の生活あるいはそれに近い生活に戻す事を目的にしています。言い換えると、病気や障害によって失われた生活をもう一度立て直すものと言ってよいでしょう」と述べており、とかく機能訓練というイメージが先行しがちなリハビリテーションではあるが、まとめると「人間が人間らしい生活を送れるようにする事」となる。 8
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