三尖弁

出典: meddic

tricuspid valve (Z), TV
valva tricuspidalis
右房室弁 right atrioventricular valve valva atrioventricularis dextra
房室弁





臨床関連


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/02/29 15:35:53」(JST)

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和文文献

  • 高度縦隔偏位を伴った左肺全摘術後症例に対する僧帽弁置換術
  • 内田 徹郎,皆川 忠徳,金 哲樹,前川 慶之,水本 雅弘,山下 淳,中村 健,吉村 幸浩,貞弘 光章
  • 山形大学紀要. 医学 : 山形医学 31(1), 9-12, 2013-02-15
  • … 呼吸困難と動悸を認め、僧帽弁閉鎖不全症、三尖弁閉鎖不全症および心房細動と診断された。 … 大腿動静脈と上大静脈から体外循環を確立し、経心房中隔アプローチで僧帽弁置換術と三尖弁形成術を施行した。 …
  • NAID 110009552265
  • 冠動脈瘤切除術および三尖弁切除術の麻酔管理
  • 富野 美紀子,宮田 和人,益本 憲太郎
  • 麻酔 61(11), 1273-1276, 2012-11
  • NAID 40019480831
  • 症例報告 ペースメーカーリードによる三尖弁穿孔の1治療経験
  • 槇田 俊生,川島 理,阿部 秀樹
  • 日本心臓病学会誌 : Journal of cardiology. Japanese edition 7(3), 206-212, 2012-10
  • NAID 40019462739

関連リンク

概要 三尖弁とは、心臓の4つの部屋のうち右心房と右心室の間にある弁です。血液が全身→右心房→(三尖弁)→右心室→肺→左心房→左心室→全身と循環する中で、三尖弁は右心室から肺に血液が送り出される際、右心房に血液が ...
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 三尖弁の用語解説 - 心臓内の弁。右心房と右心室の間にある房室弁をいう。この弁膜は前尖,後尖,内側尖 (中隔尖) の3弁から成り,それぞれ腱索によって乳頭筋に連なって,血液の逆流を防止 ...
三尖弁逆流(三尖弁閉鎖不全)は、右心室が収縮するたびに三尖弁から血液が漏出(逆流)する状態です。 ... 医師は診察所見から三尖弁逆流を疑い、心エコー検査を実施して診断を確定します。

関連画像

三尖弁閉鎖症 |国立成育医療 みんなのどうぶつ手帳 | みんな 三尖弁の弁膜症 の 弁膜 から なる 三尖弁 に弁 疾患 僧帽弁 疾患 三尖弁 大静脈三尖弁三尖弁


★リンクテーブル★
国試過去問106B013」「096H063」「096G037
リンク元リウマチ熱」「三尖弁閉鎖症」「僧帽弁」「tricuspid」「右房圧
拡張検索三尖弁閉鎖不全症」「三尖弁狭窄症」「三尖弁縫縮術

106B013」

  [★]

  • 心臓の弁について正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106B012]←[国試_106]→[106B014

096H063」

  [★]

  • (1) A群溶連菌感染が原因となる。
  • (2) 弁膜症三尖弁に好発する。
  • (3) 心電図でQT時間の延長がみられる。
  • (4) CRPは高値となる。
  • (5) ASOは高値となる。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096H062]←[国試_096]→[096H064

096G037」

  [★]

  • 弁が閉鎖している状態で最も高い圧を受けるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G036]←[国試_096]→[096G038

リウマチ熱」

  [★]

rheumatic fever, RF
急性関節リウマチ
[[]]
http://mymed.jp/di/ucm.html?PHPSESSID=2cc03d17984266cc113974b772d3934f

概念

  • 自己免疫性炎症性疾患
  • A群β溶連菌
  • 関節と心臓を冒す

病因

  • A群β溶連菌の急性咽頭炎後 → (3-4週潜伏期) → A群β溶連菌との交差抗原性(M蛋白、多糖体 VS 心内膜、血管内皮細胞、脳細胞)  ← II型アレルギーの機序によると考えられている

疫学

  • 日本:著しく減少したが。開発途上国:主なリウマチ性疾患
  • 5-15歳に好発。学童期に多い

病理

症状

Jonesは森(心炎)林(輪状紅斑)で大きな(四肢の大関節から始まる)ブ(舞踏病)タ(多発性関節炎)に引っかけ(皮下結節)られた
pancarditis, arthritis, chorea minor, erythema marginatum, subcutaneous nodule: PACES
  • 心筋炎 :房室伝導障害
  • 心内膜炎:僧帽弁閉鎖不全症、三尖弁閉鎖不全症
  • 心膜炎 :→心膜摩擦音(friction rub)聴取、心嚢液貯留
  • 視床下部/尾状核ニューロンの障害

シデナム舞踏病、皮下結節、有縁性紅斑を認める。

http://www.aafp.org/afp//AFPprinter/20050515/1949.html

症候スペクトル

病態 レイノー現象 抗核抗体 リウマトイド因子 抗好中球細胞質抗体 皮疹 皮下結節 関節炎 筋炎 漿膜炎 自己抗体
                   
 
病理 壊死性血管炎 糸球体腎炎 間質性肺炎 心炎 唾液腺炎 オニオンスキン病変 ワイヤーループ病変 ヘマトキシリン体 LE細胞  
                 

診断

  1 2 3 4 5
主症状 心炎 多関節炎 小舞踏病 輪状紅斑 皮下結節
副症状 臨床症状 関節痛 発熟 リウマチ熱
あるいはリウマチ性疾患の既往
 
検査査所見 急性期反応
ESR↑、CRP↑、WBC↑
PR時間↑  
先行するA群レンサ球菌感染の証拠 (関連抗体の高値または上昇、咽頭培養陽性または迅速反応陽性)
  • 診断:先行するレンサ球薗感染が証明され、かつ主症状2項目以上または主症状1項目+副症状2項目以上

検査

治療

  • 溶連菌治療にペニシリン、リウマチ性炎症抑制にサリチル酸剤ないし副腎皮質ステロイド剤、心炎抑制に副腎皮質ステロイド剤を用いる。
  • 〔治療〕 急性期は安静臥床としサリチル酸剤を用い、心炎合併時には副腎皮質ホルモン剤を併用する。
  • また、A群溶連菌に対し十分量のペニシリンを用い、治癒後も再発を防ぐために長期間予防的化学療法を行う。

予後

  • 良好
  • 急性の心炎(弁膜症)が生じると心不全につながる

予防

一次予防

  • 抗菌薬による溶連菌性扁桃炎の治療(10日間のペニシリン内服)
  • 心炎合併例ではステロイド

二次予防

  • 再発予防、弁膜症重症化の予防
  • 再発から5年間経口ペニシリンの内服




三尖弁閉鎖症」

  [★]

tricuspid atresia TA
三尖弁閉鎖
先天性心疾患三尖弁単心室

まとめ

  • 先天的に三尖弁が閉鎖している疾患であり、大血管転位の有無、肺動脈狭窄/閉塞などのバリエーションがあるが、共通して言えることは肺循環、体循環の血流が左心室のみから駆出されることにより、左室肥大、チアノーゼを呈する疾患ということである。治療は肺動脈血流量のコントロール(BAS/Blalock-Hanlon手術, PA banding)をした後に、根治的にFontan手術を行う。(YN.C-126 SSUR.372)

概念

  • 心房心室中隔の整列異常により、三尖弁口が心室中隔により閉鎖されている先天性心疾患

病型

  • I型:大血管転位なし
  • a:VSD(-)、肺動脈閉鎖。RA→ASD→LA→LV→A.Aorta→arterial canal→PA。動静脈血混合。
  • b:VSD(小)、肺動脈狭窄。RA→ASD→LA→LV→小さいVSD→狭窄したPA。動静脈血混合。肺動脈血流量が少ない。
  • c:VSD(大)、肺動脈正常。
  • II型:大血管転位あり
  • VSD(大)体が存在し体循環まかなう

病態

  • 肺血流減少群(肺動脈閉鎖あるいは狭窄合併例。Ia型、Ib型):生下時より高度チアノーゼ、体重増加不良、低酸素発作。
  • 肺血流増加群(心室中隔欠損孔が大きく、肺動脈狭窄の合併はない。Ic型):軽度チアノーゼ。うっ血性心不全。

症状

  • チアノーゼ
  • Ibでは無酸素発作

検査

胸部単純X線写真

治療

心房間短絡狭小例:balloon atrio-septostomy(BAS)

予後

国試


僧帽弁」

  [★]

mitral valve (Z), MV
左房室弁 left atrioventricular valve, 二尖弁 bicuspid valve
三尖弁僧帽弁閉鎖不全
  • 左心房左心室の間の弁
  • 左心房と左心室の間の左房室口に存在する弁で、血液の左心室から左心房への逆流を防止する機能がある。
  • 正常弁口面積 4cm2以上 ← 弁口面積<1.5cm2で僧帽弁狭窄症を発症


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



臨床関連

疾患
異常所見
  • 僧帽弁収縮期異常後方運動(Mモードにおける拡張後期の僧帽弁の後方への偏位):僧帽弁逸脱症の所見とされたが非特異的である。


tricuspid」

  [★]

三尖弁右房室弁

tricuspid valve

WordNet   license wordnet

「having three cusps or points (especially a molar tooth); "tricuspid molar"; "tricuspid valve"」
tricuspidate

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「(歯が)三尖の / (歯の)三尖頭」

右房圧」

  [★]

right atrial pressure, RAP
中心静脈圧上大静脈圧



三尖弁閉鎖不全症」

  [★]

tricuspid insufficiency tricuspid incompetence TI
三尖弁逆流症 tricuspid regurgitation TR 三尖弁逆流 tricuspid valve regurgitation
三尖弁閉鎖不全 三尖弁閉鎖不全症
三尖弁先天性三尖弁閉鎖不全症

概念

  • 三尖弁位で収縮期に右室から右房へ血液の逆流が生じる疾患。

病因

身体所見

  • 聴診



三尖弁狭窄症」

  [★]

tricuspid stenosis, TS, tricuspid valve stenosis
三尖弁狭窄相対的三尖弁狭窄雑音



三尖弁縫縮術」

  [★]

tricuspid valve plication
ハーディ手術




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