UpToDate Contents
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- 1. 高トリグリセリド血症患者に対するアプローチ approach to the patient with hypertriglyceridemia
- 2. 水溶性ビタミンの概要 overview of water soluble vitamins
- 3. スタチン系およびフィブラート系以外の薬剤による脂質低下 lipid lowering with drugs other than statins and fibrates
- 4. HDLコレステロール：異常値の臨床的側面 hdl cholesterol clinical aspects of abnormal values
- 5. 成人の顔面紅潮に対するアプローチ approach to flushing in adults
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 経皮鎮痛消炎剤
販売名
- ハイシップスプレー
組成
成分・含量（1缶100ｍＬ中）
- サリチル酸メチル 2,000ｍｇ
サリチル酸グリコール 2,000ｍｇ
ニコチン酸ベンジルエステル 40ｍｇ
l-メントール 3,000ｍｇ
dl-カンフル 3,000ｍｇ
ジフェンヒドラミン 400ｍｇ
添加物
- トコフェロール、スクワラン、ジメチルエーテル、液化石油ガス
禁忌
- 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 損傷皮膚及び粘膜
〔刺激が強すぎることがある。〕 - 湿疹又は発疹
〔増悪するおそれがある。〕
効能または効果
- 下記における鎮痛・消炎
関節痛、打撲、捻挫、筋肉痛、骨折痛 - 通常、1日1〜数回、適量を患部に噴霧する。
（注：本剤は4秒で約1ｍＬ噴出する。）
慎重投与
- 乳幼児〔４．小児等への投与の項参照〕
薬効薬理
- ラットを用いて、本剤を局所皮膚に噴霧（原液として0.02ｍＬあるいは0.08ｍＬ）により、血管透過性亢進、カラゲニン浮腫及び打撲浮腫に対し抑制作用を示した。また、アジュバント関節炎抑制作用については、浮腫抑制作用は示さなかったが、軽度の疼痛閾値上昇をもたらした1）。
有効成分に関する理化学的知見
- サリチル酸メチル
一般名
- サリチル酸メチル
Methyl Salicylate
化学名
- Methyl 2-hydroxybenzoate
分子式
- C8H8O3
分子量
- 152.15
性状
- 無色〜微黄色の液で、強い特異なにおいがある。エタノール（95）又はジエチルエ一テルと混和する。水に極めて溶けにくい。
沸点
- 219〜224℃
- サリチル酸グリコール
一般名
- サリチル酸グリコール
Glycol Salicylate
化学名
- 2-Hydroxyethyl salicylate
分子式
- C9H10O4
分子量
- 182.18
性状
- 無色澄明の粘性の液で、においはない。メタノール、エタノール（95）、ジエチルエーテル又はクロロホルムと混和する。水にほとんど溶けない。
- ニコチン酸ベンジルエステル
一般名
- ニコチン酸ベンジルエステル
Benzyl Nicotinate
化学名
- 3-Pyridinecarboxylic acid phenylmethyl ester
分子式
- C13H11NO2
分子量
- 213.24
性状
- 淡黄色〜褐色の粘性の液で、わずかに特異なにおいがある。皮膚や粘膜を強く刺激する。メタノール、エタノール（95）、ジエチルエ一テル又はクロロホルムと混和し、水にほとんど溶けない。希塩酸又は希硫酸に溶ける。
- l-メントール
一般名
- l-メントール
l-Menthol
化学名
- (1R,2S,5R)-5-Methyl-2-(1-methylethyl) cyclohexanol
分子式
- C10H20O
分子量
- 156.27
性状
- 無色の結晶で、特異でそう快な芳香があり、味は初め舌をやくようで、後に清涼となる。エタノール（95）又はジエチルエ一テルに極めて溶けやすく、水に極めて溶けにくい。室温で徐々に昇華する。
融点
- 42〜44℃
- dｌ-カンフル
一般名
- dl-カンフル
dl-Camphor
化学名
- (1RS,4RS)-1,7,7-Trimethylbicyclo[2,2,1]heptan-2-ol
分子式
- C10H16O
分子量
- 152.23
性状
- 無色又は白色半透明の結晶、結晶性の粉末又は塊で、特異な芳香があり、味はわずかに苦く、清涼味がある。エタノール（95）、ジエチルエーテル又は二硫化炭素に溶けやすく、水に溶けにくい。室温で徐々に揮散する。
融点
- 175〜180℃
- ジフェンヒドラミン
一般名
- ジフェンヒドラミン
Diphenhydramine
化学名
- 2-(Diphenylmethoxy)-N,N-dimethyleyhylamine
分子式
- C17H21NO
分子量
- 255.35
性状
- 淡黄色〜黄色澄明の液で、特異なにおいがあり、味は初め舌をやくようであり、後にわずかに舌を麻ひする。無水酢酸、酢酸（100）、エタノール（95）又はジエチルエ一テルと混和する。水に極めて溶けにくい。光によって徐々に変化する。
★リンクテーブル★
| リンク元 | 「benzyl nicotinate」「ニコチン酸ベンジル」 |
| 関連記事 | 「ニコチン酸」「エス」「ニコチン」「酸」「ベンジル」 |
「benzyl nicotinate」
「ニコチン酸ベンジル」
「ニコチン酸」
- 英
- nicotinic acid nicotinate NiA
- 同
- ナイアシン niacin、ビタミンB3、3-ピリジンカルボン酸 3-pyridinecarboxylic acid
- 商
- ナイクリン
- 関
- NAD、ペラグラ、ビタミン
概念
- ビタミンの一つ。
- ビタミンB複合体の一つで、ビタミンB3。別名、ナイアシン(和文ではニコチン酸、英文ではナイアシンという記載をよく見かける、気がする)
臨床関連
- ペラグラを来す
参考
- 構造
- wiki ja
- wiki en
「エス」
- フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック（Georg・Groddeck)の『エスとの対話』（"Gesellschaft"）などで使われた用語で、彼と交流があったジークムント・フロイトが採用した精神分析学用語ともなった。（なお、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、エスはイド（ラテン語）と訳されアメリカ系の精神分析学で流布された。）自我参照。(wikipedia jaより)
参考
「ニコチン」
作用
- 喫煙などにより体内に取り込まれたニコチンはニコチン性受容体に作用する。 → アセチルコリン受容体
- 自律神経節に作用、、、結果として血圧を上昇させる。
臨床関連
「酸」