アセチルサリチル酸

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acetyl salicylic acid, ASA, acetylsalicylate
アスピリン
アスピリン


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/05/16 22:54:26」(JST)

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和文文献

  • P148 好塩基球に対するアセチルサリチル酸の作用の検討(肥満細胞,好塩基球,ポスターセッション,第24回日本アレルギー学会春季臨床大会)
  • 中瀬 裕子,田中 祐輔,杉本 直也,戸田 貴子,神山 麻恵,吉原 久直,倉持 美知雄,田下 浩之,新井 秀宜,長瀬 洋之,鈴木 直仁,山口 正雄,大田 健
  • アレルギー 61(3・4), 543, 2012-04-10
  • NAID 110009483016
  • B1 種々の溶媒下でのアセチルサリチル酸のハイドロタルサイトへの層間導入(口頭発表,一般講演)
  • 亀島 欣一,清水 貴史,西本 俊介,三宅 通博
  • 粘土科学討論会講演要旨集 (55), 84-85, 2011-09-14
  • NAID 110008756756

関連リンク

スピリン(アセチルサリチル酸)の特徴や効果などを解説しています。 ... 商品名及び発売元 1回の飲用で摂取する成分と量 バファリンA(ライオン) アセチルサリチル酸660mg ダイバッファーHT200mg
アセチルサリチル酸は世界で初めて人工合成された医薬品である。1899年 3月6日にバイエル社によって「アスピリン」の商標が登録され発売された。翌1900年には粉末を錠剤化。発売してからわずかな年月で鎮痛薬の一大ブランドに成長 ...
[医療]アスピリンとアセチルサリチル酸 患者さんに説明する際に、時に混乱を招きやすいなーと感じることに「アスピリンとアセチルサリチル酸」の問題があります。 アスピリンとアセチルサリチル酸は同じものなのですが、混乱を ...

関連画像

アセチルサリチル酸アセチルサリチル酸 化 → アセチルサリチル酸アスピリン構造式アセチルサリチル酸の合成の アセチルサリチル酸』の画像

添付文書

薬効分類名

  • 解熱鎮痛消炎剤

販売名

アスピリン「メタル」

組成

  • 本品1g中に日本薬局方アスピリン1gを含む。

禁忌

  • 川崎病を除く効能・効果に使用する場合
  • 本剤又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 消化性潰瘍のある患者〔胃出血の発現又は消化性潰瘍が悪化するおそれがある。〕(ただし、「慎重投与(13)」 の項参照)
  • 重篤な血液の異常のある患者〔血液の異常を悪化させるおそれがある。〕
  • 重篤な肝障害のある患者〔肝障害を悪化させるおそれがある。〕
  • 重篤な腎障害のある患者〔腎障害を悪化させるおそれがある。〕
  • 重篤な心機能不全のある患者〔心機能を悪化させるおそれがある。〕
  • アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者〔喘息発作を誘発するおそれがある。〕
  • 出産予定日12週以内の妊婦(「6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
  • 川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)に使用する場合
  • 本剤又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 消化性潰瘍のある患者〔胃出血の発現又は消化性潰瘍が悪化するおそれがある。〕(ただし、「慎重投与(13)」 の項参照)
  • 出血傾向のある患者〔出血を増強するおそれがある。〕
  • アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者〔喘息発作を誘発するおそれがある。〕
  • 出産予定日12週以内の妊婦〔海外での大規模な疫学調査では、妊娠中のアスピリン服用と先天異常児出産の因果関係は否定的であるが、長期連用した場合は、母体の貧血、産前産後の出血、分娩時間の延長、難産、死産、新生児の体重減少・死亡などの危険が高くなるおそれを否定できない。〕


効能または効果


    効能・効果 用法・用量
    1、*関節リウマチ、リウマチ熱、変形性関節症、強直性脊椎炎、関節周囲炎、結合織炎、術後疼痛、歯痛、症候性神経痛、関節痛、腰痛症、筋肉痛、捻挫痛、打撲痛、痛風による痛み、頭痛、月経痛 1、通常、成人にはアスピリンとして、1回0.5〜1.5g、1日1.0〜4.5gを経口投与する。


    なお、年齢、疾患、症状により適宜増減する。


    ただし、上記の最高量までとする。
    2、下記疾患の解熱・鎮痛
     急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
    2、通常、成人にはアスピリンとして、1回0.5〜1.5gを頓用する。


    なお、年齢、疾患、症状により適宜増減する。


    ただし、原則として1日2回までとし、1日最大4.5gを限度とする。また、空腹時の投与は避けることが望ましい。
    3、川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む) 3、急性期有熱期間は、アスピリンとして1日体重1kgあたり30〜50mgを3回に分けて経口投与する。解熱後の回復期から慢性期は、アスピリンとして1日体重1kgあたり3〜5mgを1回経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。
    • ・原則として川崎病の診断がつき次第、投与を開始することが望ましい1)
    • ・川崎病では発症後数ヵ月間、血小板凝集能が亢進しているので、川崎病の回復期において、本剤を発症後2〜3ヵ月間投与し、その後断層心エコー図等の冠動脈検査で冠動脈障害が認められない場合には、本剤の投与を中止すること。冠動脈瘤を形成した症例では、冠動脈瘤の退縮が確認される時期まで投与を継続することが望ましい1)、2)
    • ・川崎病の治療において、低用量では十分な血小板機能の抑制が認められない場合もあるため、適宜、血小板凝集能の測定等を考慮すること。

    慎重投与

    • 消化性潰瘍の既往歴のある患者〔消化性潰瘍が再発するおそれがある。〕
    • 血液の異常又はその既往歴のある患者〔血液の異常を悪化又は再発させるおそれがある。〕
    • 出血傾向のある患者(効能・効果 1 及び 2 の場合)〔血小板機能異常が起こることがある。〕
    • 肝障害又はその既往歴のある患者〔肝障害を悪化又は再発させるおそれがある。〕
    • 腎障害又はその既往歴のある患者〔腎障害を悪化又は再発させるおそれがある。〕
    • 心機能異常のある患者〔心機能を悪化させるおそれがある。〕
    • 過敏症の既往歴のある患者
    • 気管支喘息のある患者〔アスピリン喘息を誘発するおそれがある。〕
    • 高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
    • 妊婦(ただし、出産予定日12週以内の妊婦は禁忌)又は妊娠している可能性のある婦人(「6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
    • 小児(「2.重要な基本的注意」、「7.小児等への投与」の項参照)
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者〔ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。〕
    • アルコール常飲者[消化管出血を誘発又は増強することがある。(「3.相互作用」の項参照)]
    • 手術、心臓カテーテル検査又は抜歯前1週間以内の患者〔手術、心臓カテーテル検査又は抜歯時の失血量を増加させるおそれがある。〕(「2.重要な基本的注意」の項参照)

    重大な副作用

    ショック、アナフィラキシー

    頻度不明

    • ショックやアナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    出血

    頻度不明

    • 脳出血等の頭蓋内出血:脳出血等の頭蓋内出血(初期症状:頭痛、悪心・嘔吐、意識障害、片麻痺等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
      肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血等:肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剥脱性皮膚炎

    0.1%未満

    • 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    再生不良性貧血、血小板減少、白血球減少

    0.1%未満

    • 再生不良性貧血、血小板減少、白血球減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    喘息発作の誘発

    頻度不明

    • 喘息発作を誘発することがある。

    肝機能障害、黄疸

    頻度不明

    • AST(GOT),ALT(GPT)、γ-GTP等の著しい上昇を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

    消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍

    頻度不明

    • 下血(メレナ)を伴う胃潰瘍・十二指腸潰瘍等の消化性潰瘍があらわれることがある。また、消化管出血、腸管穿孔を伴う小腸・大腸潰瘍があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    薬効薬理

    • 痛覚刺激によるインパルス発生の抑制、発痛物質の活性抑制、プロスタグランジン生合成抑制などの末梢作用と中枢神経系(おそらく視床下部)の抑制による中枢作用とによって鎮痛作用を現すとされている。また、視床下部の体温調節中枢に作用し、末梢血管の血流量を増加させて熱放散をたかめること、及びプロスタグランジン生合成抑制などにより解熱作用を現すとされている。抗炎症(抗リウマチ)作用は、プロスタグランジン生合成抑制や生体内高分子との相互作用(蛋白質分解酵素の活性抑制、リボゾーム膜の安定化、肥満細胞からの化学伝達物質の遊離抑制、ムコ多糖類生合成抑制など)に基因すると考えられている。他に胆汁分泌促進による利胆作用や尿酸の尿中排泄の増大による抗痛風作用がある。川崎病には抗炎症、解熱及び血栓形成の抑制を目的として使用される。

    有効成分に関する理化学的知見

    一般名

    • アスピリン(Aspirin)

    化学名

    • 2-Acetoxybenzoic acid

    分子式

    • C9H8O4

    分子量

    • 180.16

    性状

    • 本品は白色の結晶、粒又は粉末で、においはなく、わずかに酸味がある。


    本品はエタノール(95)又はアセトンに溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けやすく、水に溶けにくい。
    本品は水酸化ナトリウム試液又は炭酸ナトリウム試液に溶ける。
    本品は湿った空気中で徐々に加水分解してサリチル酸及び酢酸になる。

    融点

    • 約136℃


    ★リンクテーブル★
    国試過去問101G056
    リンク元アスピリン」「acetylsalicylate」「ASA
    拡張検索アセチルサリチル酸三徴症候群」「アセチルサリチル酸塩
    関連記事」「アセチル

    101G056」

      [★]

    • 78歳の男性。高熱を主訴に来院した。正月明けから鼻汁と咽頭痛とが出現し、3日後の今朝から悪寒・戦慄と39℃台の発熱、頭痛、全身倦怠感および筋肉痛を訴え、食事が摂取できなくなった。介護老人福祉施設に入所中であり、同様の症状を呈する者が周囲にいる。意識は清明。疲弊顔貌を呈している。脈拍92/分、整。血圧128/84mmHg。呼吸音に異常はない。鼻腔粘膜病原微生物抗原検査を行った。
    • この患者への対応として適切なのはどれか。
    [正答]


    ※国試ナビ4※ 101G055]←[国試_101]→[101G057

    アスピリン」

      [★]

    aspirin
    アスファネート配合イスキア配合サリチゾンゼンアスピリンニチアスピリンニトギス配合バイアスピリンバッサミン配合バファリン配合ファモター配合
    アスピリン喘息アセチルサリチル酸 acetylsalicylic acid ASAアスピリン中毒

    構造

    • アセチルサリチル酸の酢酸エステル

    分類

    • 酸性
    • サリチル酸系
    • 抗炎症薬
    • 抗血栓薬

    薬理作用

    抗炎症薬

    • 脳の体温調整中枢を抑制して解熱。感覚中枢の興奮を抑制? → 鎮痛 1.5g/day
    • 少量で血小板凝集を低下。血栓、塞栓を予防 → 40-100mg/day
    • 関節リウマチにおける抗炎症には → 3g/day

    動態

    • アスピリンは弱酸性。胃でプロトンを放出。大部分は回腸で吸収される。
    • アスピリンは組織、血漿、特に肝臓に存在するエステラーゼにより30分以内にサリチル酸塩となり抗炎症作用を呈する。25%は酸性?、抱合されて排出される。25%は未変化のまま排泄される。アルカリ尿で排泄されやすい。Cox抑制作用は不可逆的アセチル化反応による。持続時間は血漿半減期に関係しない。半減期は短いが、作用は持続することに注意する。

    作用機序

    注意

    禁忌

    バイアスピリン錠100mg
    • 1. 本剤の成分又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
    • 2. 消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制作用により,胃の血流量が減少し,消化性潰瘍を悪化させることがある.(ただし,「慎重投与」の項参照)]
    • 3. 出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがあるため,出血傾向を助長するおそれがある.]
    • 4. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重篤なアスピリン喘息発作を誘発させることがある.]
    • 5. 出産予定日12週以内の妊婦[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
    • 6. 低出生体重児,新生児又は乳児[「小児等への投与」の項参照]
    YN.D-34

    添付文書

    • バイアスピリン錠100mg
    [display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3399007H1021_1_13/3399007H1021_1_13?view=body



    acetylsalicylate」

      [★]

    アセチルサリチル酸アセチルサリチル酸塩

    acetylsalicylic acid

    ASA」

      [★] アセチルサリチル酸 acetyl salicylic acid


    アセチルサリチル酸三徴症候群」

      [★]

    acetylsalicylic acid triad syndrome
    ASA三徴症候群 ASA triad syndrome


    アセチルサリチル酸塩」

      [★]

    acetylsalicylate
    アセチルサリチル酸

    酸」

      [★]

    acid
    塩基


    ブランステッド-ローリーの定義

    ルイスの定義

    アセチル」

      [★]

    acetylAc
    アクチニウム




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