子宮内膜症
- endo metr
- 英
- endometriosis
- 同
- 異所性子宮内膜症, heterotopic endometriosis, endometriosis heteropica、骨盤内子宮内膜症, pelvic endometriosis、エンドメトリオーシス
- 関
- 子宮腺筋症
概念
- 子宮内膜組織(子宮内膜様組織)が異所性に存在するもの。
病型
- 1. 内性子宮内膜症 endometriosis interna = 子宮腺筋症:子宮筋層内に存在
- 2. 外性子宮内膜症 endometriosis externa
疫学
- 婦人科で、新規外来患者の5%、開腹手術の5-15%程度、。腹腔鏡施行令では、不妊症の30%、原因不明の不妊症の50%、月経困難症の50%、腹痛・腰痛などの15%。 (NGY.195)
- 好発年齢
- 子宮腺筋症:30代後半-40代
- 骨盤子宮内膜症:20代後半-30代
病態
症状
- 骨盤子宮内膜症:疼痛、不妊
-
- 性交時痛、排便時痛:Douglas窩周辺の病変がひどくなると癒着してDouglas窩が閉鎖するため、月経痛以外にも性交痛や排便痛を生じる。
- 症状の特徴は、以前より明らかに強くなっている痛みと不妊である。
診断
臨床的子宮内膜症
確定診断
- 直接観察:腹腔鏡検査・手術 → 組織診断
治療
内科的治療
外科的治療
- 保存的手術:嚢胞開放切開・嚢胞壁焼灼、嚢胞摘出・病巣摘出、癒着剥離
- 根治手術:子宮摘出、両側卵巣摘出
症例
- 33歳女性。不妊と昨年よりも増強する月経痛のため来院した。最近では夫婦生活の時に痛みを感じるようになった。内診では、子宮は鶏卵大だが可動性はやや不良で、Douglas窩に圧痛を認めた。血中CA125は上昇していた。