ループ利尿薬
概念
- Henleループに作用する強力な利尿薬の一群
種類 (SP.790)
作用機序
- 太いヘンレの上行脚において、Na+-K+-2Cl-共輸送体を抑制→ 同部位におけるNaCl再吸収の抑制
血清電解質の変化
| Na | K | Cl | H | Ca | Mg | |
| 血清 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
副作用
- GOO.752
- Na喪失 → K+,H+喪失:
- Mg,Ca喪失
- 骨粗鬆症を呈する閉経女性への投与は、骨代謝を悪化させうる。
禁忌
- 低カリウム血症を伴う高血圧:高アルドステロン血症
所属するループ利尿薬
等価量
臨床関連
- 代謝性アシドーシス:ループ利尿薬乱用 → (利尿薬)Cl喪失によるHCO3-の増加、およびK+喪失による血漿中H+の細胞内への移動による (QB.D-349 ICU.493 代謝性アルカローシス#原因による分類 ICU.493)
- バーター症候群:Na+-K+-2Cl-共輸送体の異常により、常にループ利尿薬が作用している病態をとる。