出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/24 03:49:41」(JST)
足場タンパク質(あしばタンパクしつ、scaffold protein)とは、複数のタンパク質に同時に結合する事により、それらのタンパク質の細胞内局在や、シグナル伝達の効率を変化させるタンパク質を指す。多くの場合PDZドメインやSH3ドメインといった、タンパク質結合ドメインを持つ一方、それ自身には酵素活性は無い事が多い。
特に中枢神経シナプスにおいて、その生物学的意義と機能が詳細に調べられている。シナプスにおける代表的な足場タンパク質としてはPSD-95、Shank、AKAP、Homerなどが存在する[1]。これらの働きにより、シナプス表面の受容体がシナプスに局在するとともに、その下流のタンパク質が受容体直下に分布する。
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
リンク元 | 「scaffold protein」「裏打ちタンパク質」「スカフォールドタンパク質」 |
関連記事 | 「足場」「足場タンパク」「場」「質」 |
裏打ちタンパク質、足場タンパク質、スカフォールドタンパク質、足場タンパク
.