出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/11/24 20:19:41」(JST)
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壊変毎分 | |
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記号 | dpm |
系 | 非SI単位 |
量 | 放射能・壊変率 |
SI | (1/60) Bq = 約 0.0167 Bq |
定義 | 放射性核種の壊変数が1分間に1の割合である放射能 |
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壊変毎分(かいへんまいふん、英語:disintegrations per minute、dpm)は、放射能・壊変率の単位である。
1壊変毎分は、放射性核種の壊変数が1分間に1の割合である放射能と定義される。国際単位系(SI)の放射能の単位であるベクレル(Bq)は壊変数が1秒間に1の割合と定義されているので、1 ベクレル = 60 壊変毎分、1 壊変毎分 = (1/60) ベクレル = 約 0.0167 ベクレル となる。
ガイガー=ミュラー計数管、シンチレーション検出器などの放射線測定器では、放射能はカウント毎分(cpm; counts per minute)で測定される。カウント毎分は、壊変によって放出される放射線を放射線測定器が1分あたりどれだけ検出したか(計数率)を示すものである。計数値は計数率にかかわりなくポアソン分布に従い、計数値(カウントした値)が十分大きい場合は平均=分散とおいたガウス分布で近似計算することができる。
基本的には壊変と放出される放射線とは1対1に対応するものであるが、放射線測定器で全ての放射線が検出されないことや、核種によっては1回の壊変で必ずしも観測可能な1つの放射線が放出されるとか限らないことなどにより、計数率と壊変率とは通常は一致しない。計数率と壊変率との比率を計数効率という。核種によっては計数効率が10%程度にまでなることもある。計数効率がどのくらいなのかをもとめておけば、cpmでしか測れなくてもベクレルなどの壊変数を間接測定することができる[1]。
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リンク元 | 「dpm」「d.p.m.」「disintegration per minute」 |
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