- 英
- Mondor disease, Mondor's disease
- 同
- 胸部血管性静脈炎、Mondor病
- 関
- 皮下血栓性静脈炎、血栓性静脈炎
概念
- 乳房及びその周囲の前胸壁に有痛性の索状物が形成される疾患であり、自然経過で消退する良性の疾患である。
- Mondor disease is a rare condition consisting of thrombophlebitis developing in the breast and manifesting as a nodular cord in the thoracic wall.
疫学
- 男女差はなく成人に多いとされる。乳房のモンドール病は中年女性に多い。
病因
症状
- 索状物を触知し、疼痛を自覚する。
- 皮膚の発赤はほとんど認められない。
治療
予後
参考
- http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm040419
- http://blog.goo.ne.jp/ikpc/c/b9e4d02108167be71b513b7fbdbe9707/1
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/16 19:09:38」(JST)
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モンドール病(モンドールびょう)とは、乳房や前胸壁の浅静脈の血栓性静脈炎のこと。[1]中年女性にみられ、皮膚の索状物として触れることができる。治療を必要としないことが多い。この症例は時には腕や陰茎にも発症する。
モンドール病の名は、1939年に最初にこの症例について記述したフランスの外科医アンリ・モンドール(1885年~1962年)の名に由来する。
検査
- 超音波断層法 -- 痛みを伴う線状の硬結病変に一致する皮膚直下の細長い低エコーの脈管構造が観察される。
脚注
- ^ http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1313969
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Japanese Journal
- 4.遷延したモンドール病に柱枝茯苓丸が奏効した一例(一般演題I,第16回(2007年度)日本東洋医学会群馬県部会学術講演会演題抄録)
- 星野 綾美,巽 武司,佐藤 浩子,小暮 敏明,奥 裕子,田村 遵一,伊藤 克彦
- The KITAKANTO medical journal 58(2), 258, 2008-05-01
- NAID 110006668568
- 乳腺炎の診断と治療--産褥性以外の慢性乳腺炎 (特集 産婦人科医に必要な乳腺疾患の知識--良性疾患と乳がんの鑑別診断を中心に)
- 医療今昔物語--学説・診療の変遷-86-モンド-ル病
Related Links
- 乳房や胸郭前璧に見られる静脈炎に伴い、細長い脈管構造として描出される。 描出される脈管構造の周囲は高エコーを示す事が多い。 モンドール病は皮下に腺状の硬結が触れる事が多いが、触診の印象と違い
- Q.43歳・女性。左の乳房の下から脇腹にかけて痛みが続くので内科を受診したら、モンドール病と言われました。診断した医師からは、静脈の炎症が原因と説明され、心配ないと言われたのですが、血管の病気と聞いて不安です。
- 女性の胸にみられる“亜急性皮下静脈炎(あきゅうせいひかじょうみゃくえん)”は、別名“モンドール病”と呼ばれ、湿布だけで自然に改善します。 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- breast lump, breast mass
- 関
- 乳房
- 2008/12/16 内分泌 病理 (breast_patology.ppt)
- 表:IMD 427(乳房のしこりをきたす疾患)
腫瘍様病変
炎症
[★]
- 英
- disease、sickness
- 関
- 疾病、不調、病害、病気、疾患