ホルマリン、クレゾール
- 関
- 歯科用鎮痛鎮静剤
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- 薬効 2730 歯科用鎮痛鎮静剤(根管及び齲窩消毒剤を含む) 一般名 ホルマリン・クレゾール液 英名 Formcresol FC NEO 剤形 液 薬価 0.00 規格 1mL メーカー ネオ製薬 毒劇区分 (劇)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ホルムクレゾールFC「ネオ」
組成
有効成分(100g中)
添加物
効能または効果
効能・効果
用法・用量
慎重投与
本剤又はホルムアルデヒドに対し過敏症の既往歴のある患者
患歯根端(尖)部に炎症性病巣のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
薬効薬理
- 本剤は界面張力がホルマリンより低いため象牙細管に対する浸透性がよく、脂肪に対する親和性もあるため歯髄の腐敗分解産物中にも浸透する3)。
ホルマリンとクレゾールの配合比については、ホルマリンは40%以上存在すると細菌発育をよく阻止し、エタノールを20%添加したものが最も効力が強い1)。
根管模型に各種消毒剤を入れて家兎の皮下に埋入し、観察したところ、ホルマリンクレゾールは創傷液との界面に凝固体を形成し、根管模型の盲口部にも凝固痂皮を作り、内腔にも樹脂様物質が形成され、これが保護層としての役割をしている2)。
有効成分に関する理化学的知見
ホルマリン8)
一般名
性状
- 本品は無色澄明の液で、そのガスは粘膜を刺激する。本品は水又はエタノール(95)と混和する。本品は長く保存するとき、特に寒冷時に混濁することがある。
クレゾール8)
一般名
分子式
性状
- 本品は無色又は黄色〜黄褐色澄明の液で、フェノールのようなにおいがある。本品はエタノール(95)又はジエチルエーテルと混和する。本品は水にやや溶けにくい。本品は水酸化ナトリウム試液に溶ける。本品の飽和水溶液はブロモクレゾールパープル試液に対して中性である。本品は光を強く屈折させる。本品は光により、また、長く放置するとき、暗褐色となる。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cresol
- 同
- メチルフェノール methylphenol
- 商
- クレゾール石ケン液、ゴナールエフ、パルパックV、ホルモクレゾール、メジコン配合、メゼック配合、歯科用ホルマリンクレゾール
- 関
- クレゾール中毒
- 構造式:置換基は-CH3と-OHの2つでo,m,p位がある。
[★]
レゾール、ホルマリン