- 英
- flutazolam
- 商
- コレミナール
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フルタゾラム
|
IUPAC命名法による物質名 |
10-chloro- 11b-(2-fluorophenyl)- 7-(2-hydroxyethyl)- 3,5-dihydro- 2H-[1,3]oxazolo [3,2-d][1,4]benzodiazepin- 6-one |
臨床データ |
胎児危険度分類 |
? |
法的規制 |
処方せん医薬品 |
投与方法 |
経口 |
薬物動態的データ |
半減期 |
3.5時間 |
識別 |
CAS登録番号 |
27060-91-9 |
ATCコード |
None |
PubChem |
CID 3398 |
KEGG |
D01286 |
別名 |
13-chloro- 2-(2-fluorophenyl)- 9-(2-hydroxyethyl)- 3-oxa- 6,9-diazatricyclo[8.4.0.02,6] tetradeca-1(10),11,13- trien- 8-one |
化学的データ |
化学式 |
C19H18ClFN2O3 |
分子量 |
376.809 |
フルタゾラム (flutazolam) は、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の一種。短時間作用型。 日本国内では、コレミナールという商品名で発売されている。
目次
- 1 適用
- 2 種類
- 3 薬理
- 4 副作用
- 5 参考資料
適用
- 心身症(過敏性腸症候群や十二指腸潰瘍など)および抑うつ、緊張、不安などに作用。
種類
薬理
脳にある神経受容体に結合することにより、神経を活性化させる。
副作用
倦怠感、頭痛、集中力低下、ふらつき、脱力感など
参考資料
- “『コレミナール錠4mg/コレミナール細粒1%』 添付文書(沢井製薬) (PDF)”. 医薬品医療機器総合機構 (2009年6月). 2010年4月1日閲覧。
Japanese Journal
- 舌痛症患者に対する心身医学的検討 とくにFlutazolamの治療効果との関連について
- フルタゾラム(MS‐4101)についての行動薬理学的研究
Related Links
- コレミナールとは?フルタゾラムの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
- 企業系リソース (薬価情報含む) フルタゾラム - QLifeお薬検索 - QLife. Inc. フルタゾラム - 医薬品情報・検索 イ-ファ-マ - Allied Medical Associates Co., Ltd. 管理系リソース flutazolam - 規制物質法(CSA) - DEA, アメリカ合衆国 フルタゾラム ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
コレミナール錠4mg
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖、ヒドロキシプロピルスターチ、リボフラビン、ヒプロメロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、カルナウバロウ
禁忌
- 急性狭隅角緑内障のある患者
[眼圧上昇により症状を悪化させるおそれがある。]
- 重症筋無力症のある患者
[筋弛緩作用により症状を悪化させるおそれがある。]
効能または効果
- 心身症(過敏性腸症候群、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ
- 通常、成人にはフルタゾラムとして1日12mgを3回に分割経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- 心障害のある患者
[症状が悪化するおそれがある。]
- 肝障害のある患者
[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
- 腎障害のある患者
[高い血中濃度が持続するおそれがある。]
- 脳に器質的障害のある患者
[作用が強くあらわれるおそれがある。]
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 衰弱患者
[薬剤に対する感受性が高く、傾眠や運動失調が起こりやすい。]
- 中等度又は重篤な呼吸障害(呼吸不全)のある患者
[症状が悪化するおそれがある。]
薬効薬理
- 中脳網様体−視床下部−大脳辺縁系に抑制的に作用する。馴化作用(ラット及びマウス)及び条件行動抑制作用(ラット)はジアゼパムとほぼ同程度の効力であるが、筋弛緩作用(マウス)はジアゼパムより弱い8〜11)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 10-chloro-11b-(o-fluorophenyl)-2,3,7,11b-tetrahydro-7-(2-hydroxyethyl)-oxazolo[3,2-d][1,4]benzodiazepin-6(5H)-one
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。酢酸(100)、エタノール(95)又はクロロホルムに溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けにくく、水にはほとんど溶けない。本品のメタノール溶液(1→100)は旋光性がない。
★リンクテーブル★
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- 英
- rhm
- 同
- 照射線量率定数 exposure rate constant