- 英
- cefteram
- 化
- セフテラムピボキシル cefteram pivoxil CFTM-PI
- 商
- セトラート、ソマトロン、テラセフロン、テラミロン、トミロン、ボキシロン
- 関
- 抗菌薬
第三世代セフェム系抗生物質
Japanese Journal
- 薬剤の臨床 A群β溶連菌感染症に対するセフテラムピボキシルの効果
- プロドラッグ型経口用セフェム薬cefteram pivoxilの高齢者における体内動態
- 稲松 孝思,深山 牧子,KATO Akihiko,NISHINAGA Masanori
- 日本化学療法学会雜誌 = Japanese journal of chemotherapy 43(3), 366-370, 1995-03-25
- NAID 10005861945
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- トミロンとは?セフテラムの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テラセフロン細粒100mg小児用
組成
テラセフロン細粒100mg小児用
1g中セフテラム ピボキシル100mg(力価)を含有する。
添加物として白糖,ショ糖脂肪酸エステル,セルロース,カルメロースナトリウム,サッカリンナトリウム,無水ケイ酸,ジメチルポリシロキサン(内服用),黄色5号,香料を含有する。
禁忌
効能または効果
○小児
<適応菌種
- セフテラムに感性のレンサ球菌属,肺炎球菌,大腸菌,クレブシエラ属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌
<適応症
- 咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,膀胱炎,腎盂腎炎,中耳炎,副鼻腔炎,猩紅熱
○成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)
<適応菌種
- セフテラムに感性のレンサ球菌属,肺炎球菌,淋菌,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属
<適応症
- 咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,尿道炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,中耳炎,副鼻腔炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,顎炎
○小児
- 通常,小児に対しては,セフテラム ピボキシルとして1日量9〜18mg(力価)/kgを3回に分割して経口投与する。
○成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)
[咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,膀胱炎,腎盂腎炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎の場合]
- 通常,セフテラム ピボキシルとして成人1日150〜300mg(力価)を3回に分割して食後経口投与する。
[肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,尿道炎,中耳炎,副鼻腔炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,顎炎の場合]
- 通常,セフテラム ピボキシルとして成人1日300〜600mg(力価)を3回に分割して食後経口投与する。
なお,年齢及び症状に応じて適宜増減する。
- 高度の腎障害のある患者には,投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与すること。
- 本剤の使用にあたっては,耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
- 本剤は小児用製剤であるが,嚥下困難等により錠剤の服用が困難な場合には成人に使用することができる。
慎重投与
- ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者[ショックがあらわれるおそれがあるので,十分な問診を行うこと。]
- 本人又は両親,兄弟に気管支喘息,発疹,蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者[アレルギー素因を有する患者は過敏症を起こしやすいので,十分な問診を行うこと。]
- 高度の腎障害のある患者[高い血中濃度が持続することがある。]
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,全身状態の悪い患者[食事摂取によりビタミンKを補給できない患者では,ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。(「副作用 その他の副作用」の項参照)]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難等)(頻度不明)
- ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難等)を起こすことがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死症(Lyell症候群),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
- 中毒性表皮壊死症(Lyell症候群),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
急性腎不全等の重篤な腎障害(頻度不明)
- 急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛,頻回の下痢があらわれた場合には,直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
肝機能障害,黄疸(頻度不明)
- 肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
無顆粒球症,血小板減少(頻度不明)
- 無顆粒球症,血小板減少があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
低カルニチン血症に伴う低血糖(頻度不明)
- 低カルニチン血症に伴う低血糖が,幼児に対してピボキシル基を有する抗生物質を長期投与した症例で報告されているので,痙攣,意識障害等の低血糖症状が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。(「重要な基本的注意」の項参照)
薬効薬理
- 好気性及び嫌気性のグラム陽性菌・グラム陰性菌に対して広範囲で強い抗菌力を示すが,腸球菌には活性を示さず,緑膿菌に対する抗菌力は弱い。β-ラクタマーゼを産生する耐性菌にもすぐれた活性を示し,肺炎球菌,レンサ球菌属,プロテウス・ミラビリス,インフルエンザ菌などの臨床分離株の80%を2μg/mL以下の濃度で阻止する。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- セフテラム ピボキシル(Cefteram Pivoxil)
略号
化学名
- 2,2-Dimethylpropanoyloxymethyl(6R,7R)-7-[(Z)-2-(2-aminothiazol-4-yl)-2-(methoxyimino)acetylamino]-3-(5-methyl-2H-tetrazol-2-ylmethyl)-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylate
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分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄白色の粉末である。
アセトニトリルに極めて溶けやすく,メタノール,エタノール(95)又はクロロホルムに溶けやすく,水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
セフテラム セフテラムピボキシル cefteram pivoxil
[★]
セフテラム。セフテラムピボキシル
[★]
- 英
- rhm
- 同
- 照射線量率定数 exposure rate constant