インジウム
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- 薬効 4300 放射性医薬品 一般名 ジエチレントリアミン五酢酸インジウム(111In)注射液 英名 Indium(111In) DTPA 剤形 注射液 薬価 5518.00 規格 10MBq メーカー 日本メジフィジックス 毒劇区分
- 脳脊髄液腔シンチグラムによる脳脊髄液腔病変の診断に使用します。 ジエチレントリアミン五酢酸インジウム( 111 In) 注射液 脳脊髄液腔シンチグラムによる脳脊髄液腔病変の診断 通常、成人にはインジウム-111として18.5~37MBqを ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
インジウムDTPA(111In)注
組成
- 本剤は,水性の注射剤で,インジウム-111をジエチレントリアミン五酢酸インジウムの形で含む。
1mL中
ジエチレントリアミン五酢酸インジウム(111In)(検定日時において) 37MBq
- ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA) 51.6μg
添加物
添加物
添加物
禁忌
(1) 頭蓋内圧が著明な亢進を示しており,乳頭浮腫が認められる患者
(2) 後頭蓋窩の腫瘍が疑われる患者(乳頭浮腫の有無にかかわらず)
[いずれも,脳ヘルニアを起こすおそれがある。]
効能または効果
- 脳脊髄液腔シンチグラムによる脳脊髄液腔病変の診断
- 通常,成人にはインジウム-111として18.5〜37MBqを脳脊髄液腔内に投与し,シンチカメラ又はシンチスキャンナにより,経時的にシンチグラムをとる。
なお,年齢,体重により適宜増減する。
慎重投与
- (1) 感染症を有する患者
- (2) 穿刺部位に湿疹・かぶれ・床ずれなどを有する患者
- (3) 極度に細菌感染抵抗性の低下していると思われる患者
- [いずれも,穿刺部位からの細菌感染のおそれがある。]
薬効薬理
- 脳脊髄液は,その大部分が脳室系の脈絡叢から絶えず分泌され,脳室内を循環した後,Magendie孔及びLuschka孔より流出してくも膜絨毛から吸収され,脳静脈洞に還流する。
脳脊髄液と生理的に類似した本剤をくも膜下腔に注入すると,生理的な脳脊髄液の流れに従い循環し吸収されるため1),本剤を用いることにより,脳脊髄液の動態,脊髄くも膜下腔の形態を経時的に観察することができる。
有効成分に関する理化学的知見
1.放射性核種の特性(111Inとして)
- 物理的半減期:2.805日
主γ線エネルギー:171keV(90.2%),245keV(94.0%)
★リンクテーブル★
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- 英
- indium、In
- 商
- インジウム(111In)オキシン、インジウムDTPA(111In)、ゼヴァリンインジウム(111In)、塩化インジウム(111In)
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- 関
- 放射性医薬品
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ジエチレントリアミン五酢酸 diethylenetriamine pentaacetic acid