出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/14 20:56:21」(JST)
| モノクローナル抗体 | |
|---|---|
| 種類 | 全長抗体 |
| 原料 | ヒト化 (ラットより) |
| 抗原 | CD52 |
| 臨床データ | |
| 商品名 | マブキャンパス, Campath, MabCampath, Lemtrada |
| AHFS/Drugs.com | monograph |
| MedlinePlus | a608053 |
| 胎児危険度分類 |
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| 法的規制 |
|
| 投与方法 | 経静脈投与 |
| 薬物動態的データ | |
| 半減期 | 288時間 |
| 識別 | |
| CAS番号 | 216503-57-0 |
| ATCコード | L01XC04 |
| DrugBank | DB00087 |
| UNII | 3A189DH42V |
| ChEMBL | CHEMBL1201587 |
| 化学的データ | |
| 化学式 | C6468H10066N1732O2005S40 |
| 分子量 | 145453.8 g/mol |
アレムツズマブ(alemtuzumab)は、分子標的治療薬であるモノクローナル抗体医薬品のひとつ。日本での製品名は「マブキャンパス点滴静注30mg」(サノフィ製造販売)。米国では製品名「Campath」、欧州では「MabCampath」。
B細胞性リンパ球の95%以上にはCD52が発現している。アレムツズマブは、CD52に対するモノクローナル抗体医薬品である。腫瘍リンパ球細胞膜上に発現するCD52抗原に結合し、抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)および補体依存性細胞傷害活性を介して細胞溶解を引き起こし、抗腫瘍効果を示す。
通常、成人にはアレムツズマブとして、1日1回3mgから開始する。その後、1日1回10mg連日、30mg隔日投与と増量する。
アレムツズマブ投与で発現し得る重大な副作用は、顆粒球減少症、無顆粒球症、単球減少、汎血球減少、好中球減少、白血球減少、血小板減少、貧血、骨髄機能不全、アナフィラキシー反応、感染症、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、再生不良性貧血、ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、輸血後移植片対宿主病、腫瘍崩壊症候群、鬱血性心不全、心筋症、駆出率低下、出血、進行性多巣性白質脳症(PML)、B型肝炎ウイルスによる劇症肝炎、肝炎の増悪 である[2]。
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| リンク元 | 「マブキャンパス」 |
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