- 72歳の女性。早朝に大量の新鮮血下血を認めたため来院した。顔面蒼白で眼瞼結膜に貧血を認めた。腹部は平坦、軟で、腸雑音は正常であった。脈拍120/分、整。血圧112/70mmHg。緊急大腸内視鏡検査で多数の憩室を認めたが、多量の新鮮血のため出血源は不明であった。Hb7.2g/dlであったため赤血球濃厚液輸血を行った。しかし、血圧が70/30mmHgまで低下したため腹部血管造影を行った。上腸間膜動脈から分岐する右結腸動脈の選択的造影写真動脈相と毛細血管相とを以下に示す。
- 引き続いて行う最も適切な経動脈的治療法はどれか。
[正答]
D
- 動脈相の矢印で認められた出血が毛細血管相で拡散して認められる。出血の拡散を意味する。
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★リンクテーブル★
[★]
- 24歳の男性。リハビリテーションを目的に来院した。3か月前に高所での作業中、転落して頭部を強打したため救急車で搬入された。搬入時、骨折や胸腹部臓器損傷はなかったが、JCS10の意識障害を認めた。意識障害は2日間で消退した。現在、運動麻痺と起立・歩行障害とはない。身の回りのことは自分でできるが、集中力困難と自発性低下とがあり、家でゴロゴロした生活を送っている。
- 社会復帰のために必要なのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 60歳の男性。昨日からの飛蚊症と視野異常とを訴えて来院した。眼底検査によって網膜剥離が認められたため、局所麻酔で手術を予定した。麻酔直後から著しい眼球突出をきたし、手術は不可能であった。この麻酔法の刺入時の写真と刺入後の写真とを以下に示す。
- この患者の麻酔合併症はどれか。
[正答]
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